*《モザイク・マンティコア》 [#b6b848bf]
*《モザイク・マンティコア/Mosaic Manticore》 [#top]
 効果モンスター
 星8/地属性/獣族/攻2800/守2500
 このカードが生け贄召喚に成功した場合、
 次の自分ターンのスタンバイフェイズ時に、
 このカードの生け贄召喚に使用した墓地に存在するモンスターを
 自分フィールド上に特殊召喚する。
 この効果で特殊召喚されたモンスターは攻撃宣言をする事ができない。
 この方法で特殊召喚されたモンスターのモンスター効果は無効化される。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除
 (1):このカードがアドバンス召喚に成功した場合、
 次の自分ターンのスタンバイフェイズに発動する。
 このカードのアドバンス召喚のためにリリースしたモンスターを
 墓地から可能な限り自分フィールドに特殊召喚する。
 この効果で特殊召喚したモンスターは攻撃宣言できず、効果は無効化される。

 [[書籍付属カード]]で登場した、[[生け贄]]にした[[モンスター]]を制限付きで次の[[ターン]]に[[蘇生]]する[[最上級モンスター]]。~
 [[週刊少年ジャンプ(2007年2号) 付属カード>書籍付属カード#WJ]]で登場した[[地属性]]・[[獣族]]の[[最上級モンスター]]。~
 [[アドバンス召喚に成功した]]場合、次の[[自分]]の[[スタンバイフェイズ]]に[[リリース]]した[[モンスター]]を[[蘇生]]する[[誘発効果]]を持つ。

 [[蘇生]]した[[モンスター]]は[[攻撃宣言]]と[[効果]]が[[無効]]化されるので、[[《百獣王 ベヒーモス》]]などの[[最上級モンスター]]の[[召喚]]サポートに使ってもいい。~
 また、[[《カタパルト・タートル》]]等で[[射出]]したり、[[デメリット]]の消えた[[《ビッグ・シールド・ガードナー》]]や[[《D−HERO ディフェンドガイ》]]で防御を固めたりもできる。
 2体の[[リリース]]がそのまま戻ってくるため、[[最上級モンスター]]を多用する[[【冥界軸最上級多用】]]との相性は抜群。~
 [[蘇生]]したモンスターは、[[効果]]が[[無効]]となり[[攻撃宣言]]も行えないが、[[《ゴブリンゾンビ》]]などの[[効果]]を繰り返し[[発動]]させたり、各種素材としてならば活用できる。~
 ただし、[[アドバンス召喚]]した次の[[スタンバイフェイズ]]にまでこの[[カード]]が存在していないと[[効果]]が[[発動]]しないという致命的な欠点がある。~
 [[耐性]]の無いこの[[カード]]を[[相手]]がむざむざと1[[ターン]]放置してくれる事は考えにくいので、[[《オーバーウェルム》]]や[[《進撃の帝王》]]との併用は必須となる。~

 確かに、[[生け贄召喚]]に用いた[[モンスター]]が戻ってくるため、数の上で[[アドバンテージ]]を得ることが可能。~
 しかし、逆に言えば「[[アドバンテージ]]獲得のためには『[[モンスター]]による[[生け贄召喚]]』を強いられる」のが難点。~
 つまり以下のような、よく[[最上級モンスター]]の[[召喚]]サポートに使われる各種手段で場に出した場合は、実質[[効果]]なし[[モンスター]]となる。
+[[《死皇帝の陵墓》]]による[[通常召喚]]~
+[[《D−HERO ダッシュガイ》]][[《名推理》]][[《リビングデッドの呼び声》]]などによる[[特殊召喚]]~
+[[メタルデビル・トークン]]や[[綿毛トークン]]など[[トークン]]からの[[生け贄召喚]]~
+[[《メタル・リフレクト・スライム》]][[《死霊ゾーマ》]]など[[罠モンスター]]からの[[生け贄召喚]]
 [[《ハードアームドラゴン》]]とは相性がよく、この[[カード]]に[[耐性]]を付与して生存率を上げられる上、この[[カード]]の[[効果]]で[[蘇生]]しても[[リリース]]された際の[[効果]]は[[無効]]にならない。~
 [[《連撃の帝王》]]で[[相手]]の出方を見ながら[[アドバンス召喚]]したり、[[《帝王の烈旋》]]と合せて疑似[[コントロール奪取]]にするのも有効だろう。~

 なお、[[蘇生]][[効果]]の確定は「次の[[自分]][[スタンバイフェイズ]]」であり、「[[生け贄召喚]]成功時」ではない。~
 そのため、1[[ターン]]生き延びる必要があるので[[《大寒波》]]と併用したい。~
 つまり、[[効果]][[発動]]のタイミングは「[[帝]]」よりも[[《D−HERO ドグマガイ》]]に近い。
-[[相手]]の[[モンスター]]を[[リリース]]した場合でも、[[自分]]の[[フィールド]]に[[特殊召喚]]する。

-[[蘇生]][[効果]]は「[[対象を取る効果>対象をとる(指定する)効果]]ではない、[[誘発効果]]」。~
[[相手]]の[[モンスター]]を[[生け贄]]にした場合でも、[[自分]]の[[フィールド]]上に[[特殊召喚]]する。
-この[[効果]]で[[特殊召喚]]した[[モンスター]]の[[効果]]が[[無効]]化される範囲については[[《ジャンク・シンクロン》>《ジャンク・シンクロン》#Negate]]を参照。~

-[[無効]]化の範囲は[[《スキルドレイン》]]と似ているが、微妙に違っている点は注意したい。
--[[フィールド]]で起動する[[効果]]であるため、[[《ならず者傭兵部隊》]]は[[効果]][[発動]]できるが、[[無効]]になる。~
--[[墓地]]で[[発動]]する[[効果]]であるため、[[《巨大ネズミ》]]を[[蘇生]]させた場合、その[[《巨大ネズミ》]]が[[戦闘破壊]]されたならば[[効果]]を[[発動]]できる。
-「マンティコア(Manticore)」に関しては[[《暗黒のマンティコア》]]を参照。~
「モザイク(Mosaic)」とは、美術では「小さいパーツを寄せ集め創り上げた作品及びその技法名」である。~
//紀元前2600年から紀元前2400年頃には既に存在していたことが知られている。~
一方、生物学では「ある生物一個体の体内に、異なる遺伝情報を持つ細胞が入り交じった状態になる事」を指す。~
出自を考えると、モザイクの意味は後者だろう。

-原作・アニメにおいて―~
Rで海馬が使用した&ruby(オートマティック・ユニット){自動合体};[[モンスター]]。~
《マテリアル・バット》《マテリアル・ライオン》《マテリアル・スコーピオン》の合体した[[モンスター]]であり、[[破壊]]されても2体のマテリアルを残せる。~
夜行は《クロニック・デジャヴュ》でこの[[モンスター]]を場にコピーし、上記[[効果]]で[[生け贄]]を確保し[[レベル]]7[[モンスター]][[《闇の侯爵ベリアル》]]を[[召喚]]した。~
結果、[[レベル]]7以下の[[モンスター]]の[[攻撃]]を[[無効]]化する能力を持つ[[《闇の侯爵ベリアル》]]によりこの[[モンスター]]は[[攻撃]]を封じられてしまった。~
(漫画では、「[[レベル]]4[[モンスター]]の集合体」という設定であるため)~
しかし「構成体のうち任意で[[モンスター]]を選択し[[生け贄]]にできる[[効果]]」を発揮し、[[《青眼の白龍》]]の[[生け贄]]として海馬の戦術に貢献した。~
[[攻撃]]名は「ブレス・ファイア」
遊戯王Rにおける「海馬vs天馬夜行」戦にて海馬が使用した&ruby(オートマティック・ユニット){自動合体};[[モンスター]]。~
《マテリアル・バット》・《マテリアル・ライオン》・《マテリアル・スコーピオン》の合体した[[モンスター]]であり、[[破壊]]されても2体の「マテリアル」[[モンスター]]を[[フィールド]]に残す事ができる。~
上記3体を[[フィールド]]に揃えて[[召喚]]されるが、夜行は[[罠カード]]《クロニック・デジャヴュ》でこの[[モンスター]]を自身の[[フィールド]]に[[コピー]]する。~
海馬は[[ウイルスカード>ウイルス]]《α波の放散》と、[[ウイルス]]の影響を無効にする[[装備魔法]]《ワクチンの摂取》の[[コンボ]]により夜行の《モザイク・マンティコア》のみを[[弱体化]]させ、一方的に[[戦闘破壊]]した。~
これに対し夜行は上記[[効果]]で残った2体を[[生け贄]]に[[《闇の侯爵ベリアル》]]を[[召喚]]。~
結果、[[レベル]]7以下の[[モンスター]]の[[攻撃]]を[[無効]]化する能力を持つ[[《闇の侯爵ベリアル》]]により、「[[レベル]]4[[モンスター]]の集合体」であるこの[[モンスター]]は[[攻撃]]を封じられてしまった。~
このため、海馬は構成体のうち《マテリアル・バット》《マテリアル・スコーピオン》を[[生け贄]]とし、[[《青眼の白龍》]]を[[召喚]]した。~
[[攻撃]]名は「ブレス・ファイア」。~

-神話・伝承において―~
[[《暗黒のマンティコア》]]参照。~
なお「モザイク」とは芸術の世界だと「小さいパーツを寄せ集め創り上げた作品およびその手法名」である。~
また、生物学では「ある一個体の体内に、異なる遺伝情報を持つ細胞が入り交じった状態になる事」をさす。~
その出自を考えるに、生物学での「モザイク」が命名の由来だろう。
--アニメZEXAL&ruby(セカンド){II};の「遊馬vs片桐大介」戦で大介が[[《熱血指導王ジャイアントレーナー》]]の[[効果]]で2枚目に[[ドロー]]したのがこの[[カード]]だった。~

**関連カード [#h4c895b6]
//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[《暗黒のマンティコア》]]
-[[《百獣王 ベヒーモス》]]
-[[《陽炎獣 メコレオス》]]

-[[《死霊操りしパペットマスター》]]
-[[《ガーディアン・トライス》]]
-[[《墓守の長》]]
-[[《スパウン・アリゲーター》]]

**収録パック等 [#ie1e2011]
-[[週刊少年ジャンプ(2007年2号) 付属カード>書籍付属カード#ba88fac6]] WJMP-JP007 &size(10){[[Ultra]]};
//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**FAQ [#g732b50d]
Q:[[相手]]の[[モンスター]]を[[コントロール奪取]]して[[生け贄]]にした場合、どうなりますか?~
A:この場合は、その[[モンスター]]を[[相手]]の[[墓地]]から[[自分]]の[[フィールド]]上に[[特殊召喚]]します。
**収録パック等 [#pack]
-[[週刊少年ジャンプ(2007年2号) 付属カード>書籍付属カード#WJ]] WJMP-JP007 &size(10){[[Ultra]]};
-[[決闘者の栄光−記憶の断片− side:闇遊戯]] 15AX-JPY11 &size(10){[[Normal]],[[Millennium>Parallel#MR]]};

Q:次の[[自分]][[ターン]]の[[スタンバイフェイズ]]時にこのカードが[[フィールド]]に存在しない場合、[[効果]]は発生しますか?~
A:いいえ。[[発動]]しません。
**FAQ [#faq]
Q:[[相手]]の[[モンスター]]を[[コントロール奪取]]して[[リリース]]した場合、どうなりますか?~
A:その[[モンスター]]を[[相手]]の[[墓地]]から[[自分]][[フィールド]]に[[特殊召喚]]します。

Q:このカードによって[[特殊召喚]]された[[モンスター]]は、[[《月の書》]]や[[《亜空間物質転送装置》]]で制約を解除できますか?~
A:はい。できます。
Q:次の[[自分]][[ターン]]の[[スタンバイフェイズ]]にこの[[カード]]が[[フィールド]]に存在しない場合、[[効果]]は[[発動]]しますか?~
A:いいえ、[[発動]]しません。(14/08/19)

Q:このカードによって[[《巨大ネズミ》]]を[[蘇生]]させたとき、[[《巨大ネズミ》]]が[[戦闘破壊]]されたらその[[効果]]を使えますか?~
Q:この[[カード]]によって[[特殊召喚]]された[[モンスター]]は、[[《月の書》]]や[[《亜空間物質転送装置》]]で制約を[[リセット]]できますか?~
A:はい、できます。

Q:この[[カード]]によって[[《巨大ネズミ》]]を[[蘇生]]させたとき、[[《巨大ネズミ》]]が[[戦闘破壊]]されたらその[[効果]]を使えますか?~
A:はい、使えます。
 
Q:この[[カードの効果]]で[[モンスター]]を[[特殊召喚]]した後に[[《スキルドレイン》]]を[[発動]]した場合、その[[モンスター]]は[[攻撃]]できるようになりますか?~
A:いいえ、なりません。(08/09/10)

Q:この[[カードの効果]]で[[モンスター]]を[[特殊召喚]]した後に[[《スキルドレイン》]]を[[発動]]した場合、その[[モンスター]]が[[攻撃]]可能になりますか?~
A:いいえ、なりません。
Q:この[[カードの効果]]で[[モンスター]]を[[特殊召喚]]した後に[[《スキルドレイン》]]を[[発動]]しました。~
  その後[[《スキルドレイン》]]を[[破壊]]した場合、その[[モンスター]]は[[効果]]を使用できるようになりますか?~
A:いいえ、なりません。(08/09/10)

Q:[[生け贄]]に捧げた[[モンスター]]の内、1体が[[墓地]]から[[特殊召喚]]できない[[モンスター]]、もう1体が[[墓地]]から[[特殊召喚]]できる[[モンスター]]でした。~
  この場合、その[[特殊召喚]]できる[[モンスター]]だけが[[特殊召喚]]されますか?それとも[[特殊召喚]][[効果]]自体が[[不発]]になりますか?~
Q:[[リリース]]した[[モンスター]]の内、1体が[[墓地]]から[[特殊召喚]]できない[[モンスター]]、もう1体が[[墓地]]から[[特殊召喚]]できる[[モンスター]]でした。~
  この場合、その[[特殊召喚]]できる[[モンスター]]だけが[[特殊召喚]]されますか?~
  それとも[[特殊召喚]][[効果]]自体が[[不発]]になりますか?~
A:[[特殊召喚]]できる[[モンスター]]だけを[[特殊召喚]]します。~
  なお、[[蘇生]]のタイミングで[[モンスターカードゾーン]]に1体分しか空きのない場合や[[生け贄]]の片方が[[墓地]]から離れていた場合も同様です。~
  [[蘇生]]可能な1体だけを[[蘇生]]します。
  なお、[[蘇生]]のタイミングで[[モンスターゾーン]]に1体分しか空きのない場合や[[リリース]]の片方が[[墓地]]から離れていた場合も同様に、[[蘇生]]可能な1体だけを[[蘇生]]します。

Q:[[無効]]化の範囲はどこまでですか?~
A:「[[フィールド]]の[[永続効果]]」「[[フィールド]]で[[発動]]した[[起動効果]]・[[誘発効果]]・[[誘発即時効果]](''[[効果処理時]]に[[フィールド]]に存在しているか否かは問わない'')」まで[[無効]]化されます。~
  [[フィールド]]を離れた後、新たに[[発動]]する[[効果]](例:[[《クリッター》]])については[[無効]]化されません。(08/11/05)

Q:[[アドバンス召喚に成功した]]この[[モンスター]]を[[《亜空間物質転送装置》]]で[[除外]]しました。~
  [[スタンバイフェイズ]]に[[アドバンス召喚]]に使用した[[モンスター]]を[[特殊召喚]]できますか?~
A:できます。(09/04/09)

Q:前の[[ターン]]に[[アドバンス召喚]]した《モザイク・マンティコア》を[[対象]]に[[《霞鳥クラウソラス》]]の[[効果]]を[[発動]]し、そのまま[[ターン]]を終了しました。~
  次の[[ターン]]の[[スタンバイフェイズ]]に《モザイク・マンティコア》の[[効果]]は[[発動]]しますか?~
A:この場合、《モザイク・マンティコア》の[[効果]]は[[発動]]します。(17/06/10) 

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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