*《モリンフェン/Morinphen》 [#top] 通常モンスター 星5/闇属性/悪魔族/攻1550/守1300 長い腕とかぎづめが特徴の奇妙な姿をした悪魔。 [[Vol.4]]で登場した[[闇属性]]・[[悪魔族]]の[[上級モンスター]]。~ [[レベル]]5の[[悪魔族]]・[[闇属性]]の[[通常モンスター]]としては、[[《闇魔界の覇王》]]や[[《ダーク・キメラ》]]に[[攻撃力]]・[[守備力]]共に劣っている。~ また、その微妙な[[攻撃力]]から、[[《奈落の落とし穴》]]の[[効果]]を受けてしまう上に、[[《キラー・トマト》]]からの[[リクルート]]すらできない。~ 一応、[[《カオスエンドマスター》]]で[[リクルート]]することは可能だが、[[手札事故]]は必至であり、敢えてこの[[カード]]を使う必要も全く無い。~ -この[[カード]]の[[ステータス]]の合計値(2850)は、第1期における[[レベル]]基準の[[下級]](2800以下)と[[上級]](2900以上)のちょうど境にあたる。~ 第1期でこれと同じ「境の合計値」を持つ[[モンスター]]として、他に[[《アックス・レイダー》]]・[[《ケンタウロス》]]・[[《闇晦ましの城》]]・[[《幻影の壁》]]が存在する。~ しかし、上記の4体は全て[[レベル]]4[[モンスター]]であり、何故かこの[[カード]]のみ[[レベル]]5、つまり[[上級モンスター]]にされてしまっている。~ 特に[[《ケンタウロス》]]はこの[[カード]]と攻守が逆なだけで[[下級モンスター]]なので、この点はこの[[カード]]の不遇さを感じざるを得ない部分と言える。~ --このため、この[[カード]]は[[《レオ・ウィザード》]]などと共に、最弱[[上級モンスター]]の1体として認識されていた。~ 現在では各種[[サポートカード]]の増加から一概に最弱とは言えなくなったものの、未だに一部では知名度や人気は高い。~ その普通ではない弱さからか、はたまた独特な[[イラスト]]からか、一部では[[ネタ]]を通り越して熱狂的に信仰するファンも存在する。~ ---公式Twitterでの[[レベル]]または[[ランク]]が5の[[OCG]][[カード]]の紹介ツイートでも、殆どがアニメ登場[[カード]]などで占められる中、何故かこの[[カード]]が選ばれている。~ ---[[ショップデュエル]]の参加申し込みの際にこの[[カード]]を3枚持参せよというミッションまで用意した事もある。~ //http://www.yugioh-card.com/japan/event/shop_duel/mission/ ---2017年9月8日〜9月22日に催された「デュエリストカードプロテクター『カードイラスト大投票』」ではこの[[カード]]は第3位にランクインした。~ //https://twitter.com/YuGiOh_OCG_INFO/status/912225437891174400 当初は第2位までを商品化するとしていたが、その後この[[カード]]も商品化の対象に加わる事が発表された。~ (曰く、「皆様からの熱いご要望にお応えして」とのこと)~ //https://twitter.com/YuGiOh_OCG_INFO/status/916271851797540865 //一時は投票数が1位だったことあった。~ //https://twitter.com/YuGiOh_OCG_INFO/status/910473622661341186 さらに、公式から「モリンフェン+[[イグナイト]]」の[[デッキ]]レシピが公開されるまでに至っている。~ この[[デッキ]]レシピでは《モリンフェン》は勿論[[《エンゼル・イヤーズ》]]・[[《ディサイシブの影霊衣》]]([[《高等儀式術》]])・[[《カオスエンドマスター》]]などが3積みされており、[[レベル]]5[[通常モンスター]]であることを活かし各種素材とする戦略となっている。 --同じく「境の合計値」を持ち、かつ高い方の[[レベル]]に設定されてしまっている第1期の[[モンスター]]として[[《魚ギョ戦士》]]が存在する。~ また、本来の[[レベル]]より高い[[レベル]]にされてしまっている[[《魂を狩る者》]]と[[《月の使者》]]もいるが、いずれもそれでも[[下級]]であることに変わりはない。~ なお本来より高い[[レベル]]にされてしまったことで[[上級モンスター]]になっているのは、上記の[[《レオ・ウィザード》]]のみである。~ --[[《レオ・ウィザード》]](2550)とこの[[カード]](2850)に次ぐ「貧弱な[[上級モンスター]]」の合計値は2900([[上級モンスター]]の本来の最低合計値)になる。~ 該当[[モンスター]]には[[《アサシン》]]や[[《ラムーン》]]のほか、基準がほぼ無くなった第2期でも[[《シェイプ・スナッチ》]]等が登場している。~ -正体不明のこの[[モンスター]]だが、モデルは元祖TCG・MTGのクリーチャー「モリンフェン/Morinfen」だと思われる(ただし関連性があるのは名前だけである)。~ 「弱い」という点以外に特徴のないこちらと異なり、あちらはストーリーラインでの活躍と確固たる個性を持った悪魔の固有名称である。~ -原作・アニメにおいて―~ アニメDMオリジナル「デュエルクエスト編」の第45話に登場。~ [[《エンゼル・イヤーズ》]]・[[《ウィップテイル・ガーゴイル》]]等と集団で、[[《F・G・D》]]の復活を阻止せんとする遊戯たちに襲いかかった。~ 劇場版『光のピラミッド』では冒頭で表遊戯に襲いかかろうとしたが、闇遊戯に鎮圧されている。~ --アニメGX第83話に登場したヘルカイザー亮の対戦[[相手]]のプロデュエリストが使用している。~ 彼はその他にも[[《復讐のソード・ストーカー》]]や[[《ウィップテイル・ガーゴイル》]]等、あまりプロデュエリストに似つかわしくない[[カード]]を使用している。~ 扱いにくい[[カード]]も使いこなしてこそのプロ、という事なのだろうか。~ --アニメARC-Vでは、第3話で「[[クズ>紙]][[カード]]」として沢渡がばら撒いた[[カード]]の中に確認できる。~ -コナミのゲーム作品において―~ 真DM2でデッキリーダーにすると、なぜかラテン語を話す。~ //**関連カード [#card] //**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck] //-[[【】]] **収録パック等 [#pack] -[[Vol.4]] -[[暗黒魔竜復活−REVIVAL OF BLACK DEMONS DRAGON−]] RB-43 ---- &tag(《モリンフェン》,モンスター,通常モンスター,星5/闇属性/悪魔族/攻1550/守1300,);