効果モンスター 星10/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0 このカードは戦闘では破壊されず、 このカードの戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは0になる。 フィールド上に表側攻撃表示で存在する このカードが相手モンスターに攻撃された場合、 そのダメージ計算前に攻撃モンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。 また、自分のエンドフェイズ時、 このカード以外の自分フィールド上のモンスター1体をリリースするか、このカードを破壊する。 この効果以外でこのカードが破壊された時、自分の手札・デッキ・墓地から 「ユベル−Das Abscheulich Ritter」1体を特殊召喚できる。
PHANTOM DARKNESSで登場した闇属性・悪魔族の最上級モンスター。
戦闘破壊耐性・コントローラーへの戦闘ダメージを0にする2種類の永続効果、自壊・戦闘ダメージ反射・破壊時に進化する3種類の誘発効果を持つ。
ダメージ反射の効果は誘発効果であり、チェーンブロックを作る。
またエンドフェイズ時のリリースを要求するのは強制発動の誘発効果で、効果解決時にリリースか破壊かを選択する対象をとらない効果。
戦闘破壊されないのは永続効果であり、《ユベル−Das Abscheulich Ritter》の特殊召喚は「破壊された」後で発動する誘発効果である。
攻撃モンスターの攻撃力と同値のダメージを相手プレイヤーに反射させるという、《魔法の筒》と同様の効果を持つモンスター。
表側攻撃表示でなければ反射効果は発動しないが、戦闘によって破壊されない上に戦闘ダメージも受けないので特に問題はない。
とはいえ、わざわざ相手が攻撃してくれる事はまずないため、この効果は相手に攻撃を躊躇わせる抑止力としての意味合いが大きい。
自身から効果を使いたいのであれば、低ステータスのサイクル・リバースモンスターを囮に《立ちはだかる強敵》を使用するといいだろう。
上位種を素早く出したいなら、《リミット・リバース》で蘇生したこのカードを守備表示にし、すぐに《ユベル−Das Abscheulich Ritter》を特殊召喚してしまおう。
《サベージ・コロシアム》なども有効な手段。
また、《デブリ・ドラゴン》で蘇生させるのも非常に効果的な戦術である。
戦闘破壊耐性のみが無効になり、墓地で発動する進化効果は無効にならないので、反射ダメージに目をつぶれば自爆特攻によって簡単に進化できる。
また、《黄泉ガエル》や《サクリファイス・ロータス》などのリリース要員を用意することでフィールドにとどめることも可能。
このモンスターをフィールド上に召喚するには、《死皇帝の陵墓》等の一般的な最上級モンスターの召喚方法に加え、《キラー・トマト》や《ダメージ・コンデンサー》等でデッキからピンポイントにサーチし、特殊召喚することができる。
また、《魔族召喚師》の効果により特殊召喚し、自身の維持コストとして《魔族召喚師》をリリースすることで、簡単に進化できる。
召喚制限や蘇生制限がないことも利点の一つと言えるだろう。
進化が難しい際は、2体を並べてランク10のエクシーズモンスターにも繋げられる。
《悪夢再び》や《ダーク・バースト》等で簡単に手札に回収できる点も見逃せない。
精霊ユベルの正体は、前世の十代を守る役目を与えられた人間の少年であり、覇王の力を持つ者を破滅の光の波動から守るため、強化のための手術を行い、今の姿になった。
前世では十代を守るためという使命感が、時が経つにつれて歪んだ愛情へと変化していってしまったが、最後は前世の記憶を思い出した十代と和解し、《超融合》により魂の融合を果たす。
精霊としては早くから登場していたが、デュエルの中で召喚されたのは131話が初めてである。
初登場は十代の幼少期の回想の中。
《オシロ・ヒーロー》と《ルイーズ》を生け贄に生け贄召喚されたが、カウンター罠《パーフェクト・カウンター・コード 123》によって召喚を無効にされてしまった。
2度目は「ヨハン(ユベル)vsアモン」戦に登場。
トーチトークン2体を生け贄に召喚され、《トーチ・ゴーレム》に攻撃し、その効果でアモンのライフポイントを0にした。
3度目は「十代vsユベル」戦にて登場。
《サクリファイス・ロータス》を自身の維持コストに使用し、フィールドに残り続け、《ゼロ・スプライト》を装備して十代にダメージを与え続けた。
バウンスを狙おうとした十代の《N・グラン・モール》と共に《ヘイト・バスター》で破壊され、《ユベル−Das Abscheulich Ritter》になった。
十代の所有カードとなった後は「十代vsダークネス」戦にて登場。
《ダークネス・アウトサイダー》により十代のデッキからダークネスの場に特殊召喚され、《E・HERO ネオス》に攻撃するが《アストラルシフト》で十代に攻撃対象が変更され、十代は敗北を免れる。
この時、何故かエンドフェイズ時の効果が発動していない。
次のターンには《超融合》により《ネオス・ワイズマン》となり、最終的には《ネオス・ワイズマン》(アニメ効果)の効果で除外された。
この時ダークネスの影響か、除外された後はいったん消失してしまった。
効果名は「ナイトメア・ペイン」。
Q:このカードの「自分のエンドフェイズ時に自分フィールド上のモンスター1体をリリースしなければ破壊される。」のは維持コストですか?モンスター効果ですか?
A:モンスター効果で誘発効果になります。(07/11/24)
Q:自壊誘発効果は《スキルドレイン》で無効化されますか?
A:無効化されます。(09/01/27)
Q:エンドフェイズに《光と闇の竜》が存在する場合はどのように処理しますか?
A:《光と闇の竜》の特殊ルールを適用、《光と闇の竜》の攻撃力または守備力が下がらなくなるまで、《ユベル》の誘発効果が繰り返し発動します。第2形態でも同様。(09/01/27)
Q:《亜空間物質転送装置》でエンドフェイズまで除外した場合自壊効果は発動しますか?
A:はい。します。(09/02/21)
Q:フィールド以外で破壊された時や裏側表示で破壊された時に《ユベル−Das Abscheulich Ritter》を特殊召喚できますか?
A:はい手札やデッキからカードの効果で破壊された場合や裏側表示の状態で破壊された場合でも特殊召喚可能です。(07/12/08)
Q:《ニュードリュア》等のダメージステップ時に発生する効果で《ユベル−Das Abscheulich Ritter》を特殊召喚できますか?
A:はい。出来ます。(07/12/15)
Q:《死霊騎士デスカリバー・ナイト》の効果でフィールド上のこのカードが破壊された場合、《ユベル−Das Abscheulich Ritter》を特殊召喚することが出来ますか?
A:発動が無効になるため、効果処理は行われず、《死霊騎士デスカリバー・ナイト》の効果処理にて一連のチェーンブロックの効果処理が終了した扱いになるので特殊召喚する事が出来ます。(08/04/22)
Q:《明鏡止水の心》で自壊効果を無効に出来ますか?
A:自壊は対象をとらない効果のため無効に出来ません(08/04/22)
Q:《生贄封じの仮面》発動中、エンドフェイズで発動する効果の処理はどうなりますか?
A:リリース自体ができなくなるため、誘発効果を適用できず自身の効果によって破壊されます。(08/09/15)
Q:《ユベル》の自壊効果に《我が身を盾に》をチェーンできますか?
A:破壊が不確定なため発動できません(08/08/03)
Q:上記2つの例で、《生贄封じの仮面》発動中、自壊効果に対して《我が身を盾に》をチェーンできますか?
A:はい、できます。その場合《ユベル》は《我が身を盾に》の効果で破壊されます。(10/08/15)