*《ユベル−&ruby(ダス・エクストレーム・トラウリヒ・ドラッヘ){Das Extremer Traurig Drachen};/Yubel - The Ultimate Nightmare》 [#e5d42d1f]
 効果モンスター
 星12/闇属性/悪魔族/攻   0/守   0
 このカードは通常召喚できない。
 「ユベル−Das Abscheulich Ritter」の効果でのみ特殊召喚できる。
 このカードは戦闘では破壊されず、
 このカードの戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
 フィールド上に表側攻撃表示で存在するこのカードが
 相手モンスターと戦闘を行ったダメージステップ終了時、
 相手モンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与え、そのモンスターを破壊する。
//テキストはDE02より

 [[PHANTOM DARKNESS]]で登場した[[闇属性]]・[[悪魔族]]の[[特殊召喚モンスター]]。~
 [[《ユベル−Das Abscheulich Ritter》]]の[[効果]]によって[[特殊召喚]]される[[《ユベル》]]の最終形態である。~

 [[召喚]]までに手間はかかるものの、それ相応の強力な[[効果]]を持つ。~
 その[[効果]]は[[戦闘]]を行うことで[[相手]]だけに[[ダメージ]]を与える[[《破壊輪》]]といえる。~
 これまでの[[《ユベル》]]の形態とは異なり[[自分]]から[[攻撃]]を仕掛けても、[[ダメージ]]を与えることが出来る。~


 しかし最終形態であるがため、[[除去]]されても次に繋ぐことができない。~
 さらに[[効果]]への[[耐性]]は持っていないので、何らかの方法で[[除去]]から守るか、[[相手]]の主力[[モンスター]]に[[攻撃]]して一気に決着をつけたい。~
 だが、仮に[[墓地]]へ送られても、第1形態である[[《ユベル》]]を再利用すれば何度でも使いまわすことができる。~
 終盤なら、[[《ファントム・オブ・カオス》]]でコピーし、[[自分]]から[[攻撃]]してもいいだろう。~

-他の2形態とは、[[ダメージ]]を与えるタイミングが異なる。~

-[[《ユベル−Das Abscheulich Ritter》]]の[[効果]]で[[墓地]]から[[特殊召喚]]する場合でも[[蘇生制限]]にはひっかからない。~
つまり、[[手札コスト]]などで[[墓地]]に捨ててしまっても構わない。

-[[融合モンスター]]ではない初の[[レベル]]12の[[モンスター]]である。~
[[手札]]に持つことができる最高[[レベル]]の[[モンスター]]であり、[[《アンティ勝負》]]で提示すれば決して負けることがない。~

-[[《ユベル》]]とその進化形態は[[《バトルマニア》]]と相性がよいが、この[[カード]]の場合はその中でもさらに強力。~
[[効果]]による[[ダメージ]]を与えるだけでなく、[[相手]][[モンスター]]を一掃することができるためである。~

-[[《ユベル−Das Abscheulich Ritter》]]と同様、[[カード名]]後半がドイツ語となっている。~
「とても悲しき竜」、「深き悲哀の竜」といった意味であるが自身は[[悪魔族]]である。~

--英語名は「究極の悪夢」という意味。

-現在もっとも[[名前>カード名]]の文字数が多い[[モンスター]](発音で見た場合は[[《CNo.32 海咬龍シャーク・ドレイク・バイス》]]が最長)。~

-[[PHANTOM DARKNESS]]のパッケージを飾った[[カード]]なのだが、それの再録パックである[[DUELIST EDITION Volume 2]]ではなんと[[ノーマル>Normal]]にまで格下げされての収録となっている。~
もっとも、[[再録すらされなかったパッケージイラストカード>《E・HERO カオス・ネオス》]]も存在するのでそれらに比べれば大いにマシと言えよう。~

-[[イラスト]]では顔や目が非常に多い。~
竜も含めると顔が6つ、目が15個もある。~
CMでは6つある口からそれぞれビームを発射して[[攻撃]]していた。~

-高橋和希氏描き下ろしデザインの[[モンスター]]。

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXの「十代vs[[ユベル>《ユベル》]]」戦において、[[ユベル>《ユベル》]]が使用。~
[[《レインボー・ネオス》]]によって[[《ユベル−Das Abscheulich Ritter》]]が[[デッキ]]に戻されたことによって[[特殊召喚]]された。~
[[ユベル>《ユベル》]]曰く、「究極完全態」。~
十代の[[モンスター]]に特攻し[[バーン]][[ダメージ]]を何度も狙ったが、[[攻撃]]をことごとく阻まれて結局1回も[[効果]]を[[発動]]できなかった。~
アニメでは「この[[カード]]の[[コントローラー]]は[[手札]]の制限枚数が10枚になる」という[[効果]]も持っていた。~

--「明日香vsタイタン」戦では、タイタンがこの[[カード]]から[[ダメージ]][[効果]]を引いたような[[効果]]を持つ《デーモンズ・マタドール》を[[使用]]している。~

--この[[カード]]の初登場は上記の[[デュエル]]ではなく、「十代vs斎王」(1戦目)の[[デュエル]]の途中で斎王が予知能力で見せた十代の未来のビジョンである。(ただしこの時はシルエットのみ。)

-コナミのゲーム作品において―~
PSPのタッグフォース3に登場する[[ユベル>《ユベル》]]は当然[[【ユベル】]]を[[使用]]するのだが、意外にも最終形態であるこの[[カード]]は前半に使用する[[デッキ]]にしか投入されていない。~
後半では[[《ネフティスの鳳凰神》]]との[[コンボ]]、禁止[[デッキ]]では[[《終焉のカウントダウン》]]による[[特殊勝利]]が主体になっており、違和感はあるものの[[事故]]率低減のために採用されていないのだろう。~
[[DUEL TERMINAL]]では1戦目で[[ユベル>《ユベル》]]が使用するが、そもそも[[《ユベル》]]自体滅多に[[召喚]]してこないので、ほぼ[[事故]]要員となっている。~
またエクストラステージではそもそも[[デッキ]]に投入されていない辺り、不遇の存在といえよう。~

**関連カード [#id6c6203]
-[[《ユベル》]]
-[[《ユベル−Das Abscheulich Ritter》]]

-[[《エクスプロード・ウィング・ドラゴン》]]
-[[《Dragoon D−END》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#df836fbd]
-[[【ユベル】]]

**収録パック等 [#y4fb1e26]
-[[DUELIST EDITION Volume 2]] DE02-JP070
-[[PHANTOM DARKNESS]] PTDN-JP008  &size(10){[[Ultra]],[[Ultimate]]};

**FAQ [#oaa3eb9d]
Q:「[[表側攻撃表示]]で存在するこのカードが[[相手]][[モンスター]]と[[戦闘]]を行った場合、[[ダメージステップ]]終了時に[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃力]]分の[[ダメージ]]を[[相手]]ライフに与え、その[[モンスター]]を[[破壊]]する。」は[[誘発効果]]ですか?[[永続効果]]ですか?~
A:[[誘発効果]]になります。(07/11/28)

Q:「このカードが[[戦闘]]を行う事によって受ける[[コントローラー]]への[[戦闘ダメージ]]は0になる。」[[効果]]の種別は何ですか?~
A:[[永続効果]]になります。(07/11/28)

Q:[[《スキルドレイン》]]などの[[効果]]でこの[[カードの効果]]が[[無効]]にされてこのカードが[[戦闘]]で[[破壊]]されて[[墓地]]へ送られた時に[[ダメージステップ]]終了時にこの[[カードの効果]]が[[発動]]して[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃力]]分の[[ダメージ]]を[[相手]]ライフに与え、その[[モンスター]]は[[破壊]]されますか?~
A:はい、その場合でも[[効果]]は[[発動]]して、その[[相手]][[モンスター]]を[[破壊]]します。(07/12/08)

Q:このカードが[[戦闘]]を行って[[ダメージステップ]]時に[[《人喰い虫》]]などの[[効果]]で[[破壊]]されて[[墓地]]へ送られた場合に[[ダメージステップ]]終了時にこの[[カードの効果]]が[[発動]]して[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃力]]分の[[ダメージ]]を[[相手]]ライフに与え、その[[モンスター]]は[[破壊]]されますか?~
A:はい、その場合でも[[効果]]は[[発動]]して、その[[相手]][[モンスター]]を[[破壊]]します(07/12/08)。~
  なおその場合の[[ダメージ]]と[[破壊]]は[[リバース効果]]の処理後(《ユベル−Das Extremer Traurig Drachen》[[破壊]]後)の[[発動]]となります。(08/10/05)

Q:[[《毒蛇神ヴェノミナーガ》]]に[[攻撃]]した場合、どうなりますか?~
A:[[ダメージステップ]]終了時に[[破壊]]することはできませんが、「[[《毒蛇神ヴェノミナーガ》]]の[[攻撃力]]分の[[ダメージ]]を与える[[効果]]」は発生します。(07/12/10)

Q:[[攻撃力]]の変動している[[相手]][[モンスター]]をこのカードが[[戦闘]]で[[破壊]]して[[墓地へ送る]]などした場合、与える[[ダメージ]]はどうなりますか?~
A:[[相手]][[モンスター]]が[[フィールド]]に存在していた時の[[攻撃力]]を参照するので、その時の数値分の[[ダメージ]]を与えることになります。(08/03/27)~

Q:[[ダメージ]]を与える処理と[[破壊]]する処理は同時に行う扱いですか?~
A:はい、同時に行う扱いになります。(12/05/21)

Q:[[《ピケルの魔法陣》]]や[[《マテリアルドラゴン》]]等の[[効果]]が[[適用]]されている時にこのカードが[[相手]][[モンスター]]と[[戦闘]]を行い、この[[カード]]の[[効果]]でその[[モンスター]]の[[攻撃力]]分の[[ダメージ]]を与えられなかったり、[[ライフポイント]]が回復した場合、その[[モンスター]]を[[破壊]]する処理は行われますか?~
A:[[調整中]]。(12/05/21)
//A:行われます。(10/08/02)

Q:このカードが[[攻撃力]]0の[[相手]][[モンスター]]と[[戦闘]]を行い、この[[カード]]の[[効果]]で[[ダメージ]]を与えられなかった場合、その[[モンスター]]を[[破壊]]する処理は行われますか?~
A:[[調整中]]。(12/05/21)
//A:行われます。(10/07/19)

//質問だけの投稿はお止めください。
//ルールやカードの処理等についての質問がございましたら遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。