《ラーバモス/Larvae Moth》 †
効果モンスター
星2/地属性/昆虫族/攻 500/守 400
「進化の繭」を装備して(自分のターンを数えて)2ターン後の
「プチモス」を生け贄に捧げる事で特殊召喚する事ができる。
遊戯王OCGの中でも1、2位を争う究極のネタカード。
困難な召喚条件を見事に達成して攻撃力は僅かに500という凄まじい弱さを誇る特殊召喚モンスター。
ちなみに上級モンスターでは《レオ・ウィザード》がその候補。
遊戯王OCGには使えないカードはたくさんあるが、このカードは本当に「使えないカード」なのである。
普通はなんのとりえもない弱小モンスターでも、召喚するだけであれば簡単なはずである。
しかしこのカードはそれすらも困難。
OCG最弱とすら言われるカードであるため、もし召喚できればそれだけで賞賛に値するであろう。
ここまで無意味な効果ならば、エラッタでも出してもらいたいものである。
召喚に必要なターンは2ターンと書かれているが、実際には《進化の繭》を装備するのにも1ターンかかる。
それに加えて自分のターンしかカウントしないので、実質的に約5ターンも必要となる。
《進化の繭》装備した《プチモス》を5ターンも守り抜くのは、除去カードが豊富な現環境において不可能に近い。
《プチモス》を適当にサポートするか、《進化の繭》をそのまま使う方がいくらか現実的である。
- なんとレアになっていた時期もある。
召喚される光景を見ることもレアだが、できることもレア、最終形態への途中という未熟さのレアという意味も含め、レア尽くしの召喚条件とも言える。
- 元々このカードは原作出身のカードだが、《ウォール・シャドウ》と同じくカード化の際に意味不明な効果を持たされてしまった。
そのため、実用性どころか存在に意味があるのかさえ疑問視せざるをえない。
- OCG化したのは《究極完全態・グレート・モス》よりもこのカードの方が後である。
後に途中の進化形態が登場した形となったので、ヴァリュアブルブックでは「今後、更に途中の進化形態が登場するかもしれない」と言われていたが、第1期のVol.6を最後に音沙汰がないところを見ると、今後まず登場することはないだろう。
この《ラーバモス》が2段階進化だとしたら、1段階進化のモンスターがいたとしたら攻撃力は《プチモス》と《ラーバモス》の間の400くらいだろうか?
- 原作・アニメにおいて―
「決闘王国編」における「遊戯VS羽蛾」において登場。
OCGとは異なり、《進化の繭》は元々このモンスターを成虫にするためのカードであった。
原作でもアニメでも《プチモス》は存在しておらず、このカードに《進化の繭》を装備させている。
除去カードがOCGよりも豊富ではない原作とはいえ、なんとか4ターン持ちこたえることで、《グレート・モス》へと進化を遂げた。
関連カード †
―イラスト関連
―類似系カード
収録パック等 †
FAQ †
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