《ライオ・アリゲーター/Lion Alligator》

効果モンスター
星4/水属性/爬虫類族/攻1900/守 200
自分フィールド上にこのカード以外の爬虫類族モンスターが存在する場合、
自分フィールド上に存在する爬虫類族モンスターが
守備表示モンスターを攻撃した時、
その守備力を攻撃力が超えていれば、
その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。

 PREMIUM PACK 12で登場した水属性爬虫類族下級モンスター
 自分フィールド上に他の爬虫類族が存在する時に、爬虫類族貫通効果を与える永続効果を持つ。

 《クロスソード・ハンター》爬虫類族版だが、こちらは攻撃力が1900と高く、単純に【爬虫類族】アタッカーとしても機能する。
 爬虫類族であるこのカード自身も貫通効果を得ることができるので、地味ではあるがアタッカーとしての性能は高い。
 とはいえ1体ならばただのアタッカーどまりで、《レスキューラビット》に対応する《エーリアン・ソルジャー》と比較すると、守備力も低く、《デモンズ・チェーン》攻撃を阻害されるといった面で劣る。

 当然だが複数の爬虫類族を1度に展開する手段は必須といえる。
 《カゲトカゲ》《アポピスの化神》といったものならば並べやすく、そこそこの攻撃力でもダメージは大きくなる。
 このカード含めて場持ちはそう良くないので、《一族の結束》でも使用していないかぎり、メインフェイズ2でエクシーズ素材にしてしまうのが得策。
 《キングレムリン》ならばサポートカードを継続して受けられるうえ、展開に使用した消費も取り戻せる。
 次のターン《キングレムリン》が生存しているならば、再びこのカードサーチする事で貫通付与の条件が満たせる。
 召喚権の消費や合計攻撃力の低下はあるが、速度と柔軟性を考慮するならば、一種のダメージソースとみて、こういった運用を行うのがベターである。

 無論、相手モンスター層次第では普通にアタッカーとして生存できる可能性があり、例えば《群雄割拠》などで展開を封じる事で、低ステータスモンスターへの貫通が活きる。
 《ワーム・ゼクス》《エーリアン・ソルジャー》に比べ、エクシーズ召喚向きとはいえないため、《キングレムリン》登場以降の【爬虫類族】では優先度が下がりがちであるものの、上記のようにエクシーズ召喚に用いるギミックそのものや、《群雄割拠》との併用が行いやすいというメリットもある。
 また水属性軸のものであれば、サポートカードの恩恵を存分に受けられるため、十分に活躍が期待できるモンスターである。

関連カード

収録パック等

FAQ

Q:効果分類は何ですか?
A:永続効果です。(09/12/19)

Q:《毒蛇神ヴェノミナーガ》はこのカードの効果によって貫通能力を得ることができますか?
A:《毒蛇神ヴェノミナーガ》はこのカード永続効果を受けないので、貫通効果は得られません。(10/05/18)