《ライカン・スロープ/Lycanthrope》

儀式・効果モンスター
星6/地属性/獣戦士族/攻2400/守1800
「合成魔術」により降臨。
このカードが相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、
自分の墓地に存在する通常モンスターの数
×200ポイントダメージを相手ライフに与える。

 STRIKE OF NEOSで登場した、地属性獣戦士族儀式モンスター
 2400の攻撃力と、相手ダメージを与える誘発効果を持つ。

 墓地に10体前後の通常モンスターが存在する時は、効果ダメージの数値は2000程度となる。

 貴重なレベル6の儀式モンスターであり、《高等儀式術》墓地に送る?対象にレベル3・6の通常モンスターを選択できる。
 モンスター効果を活かした1ターンキルが可能であり、レベルの低い通常モンスターを主力とするデッキの脇役としても使える。
 《カオス・ネクロマンサー》を使う【雑貨貪欲ターボ】【ワイト】【おジャマ】【ローレベル】といったデッキでの活躍を期待できる。
 《高等儀式術》《魔導雑貨商人》で大量の通常モンスター墓地に送る?事で、このモンスター効果による1ターンキルも可能。
 《高等儀式術》によって墓地に送った《フロストザウルス》《正統なる血統》《蘇りし魂》等で蘇生させれば、十分な戦力になる。
 《E・HERO フェザーマン》《E・HERO バーストレディ》墓地に送る?事で、《ミラクル・フュージョン》に繋げることもできる。

中世の神学者たちは、獣人化現象を悪魔の仕業であるとして強く恐れた。

実際の伝承では、映画などで知られたオオカミとヒトの中間的な形態をもつ人型の狼男というものは少なく、人語を話すオオカミ、もしくは人と同じ大きさのオオカミという形で語られているのが普通である。また、月や丸いものを見ると変身するという伝承もなく、その部分は映画や小説における創作である。恐らく月の光が魔力を持つという伝説や狼や犬の遠吠えから考案されたものだろう。

先天的に狼への変身能力を持つ人間(もしくは、人間への変身能力を持つ狼)の種族としての狼男の場合もあるが、大抵は呪いや魔術などによって後天的に狼男となる場合が多いとされる。その場合、狼憑き(おおかみつき)とも呼ばれる。

農作物や食料の保存方法が悪かった時代、ライ麦パンに繁殖した麦角菌(アルカロイドを含有し、四肢の麻痺、思考力の低下、幻覚・興奮等の作用がある)を摂取してしまい、その結果人格が豹変したり、凶暴な行動をとってしまった人が狼男扱いされてしまったという説もある。

宗教学的には、古代東ヨーロッパ地方のバルト・スラヴ系民族における「若者の戦士集団が狼に儀礼的に変身する」という風習が、時代が下るにつれて民間伝承化されたものであると考えられている。

弱点としては、銀の武器(特に銀の弾丸・銀製の十字架、代用として銀の鍵を聖別した上で鋳鎔かして作る)が有名である。

関連カード

収録パック等

FAQ

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