*《ライカン・スロープ/Lycanthrope》 [#ued51d30]
 儀式・効果モンスター
 星6/地属性/獣戦士族/攻2400/守1800
 「合成魔術」により降臨。 
 このカードが相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、
 自分の墓地に存在する通常モンスターの数×200ポイントダメージを相手ライフに与える。

 [[STRIKE OF NEOS]]で登場した[[地属性]]・[[獣戦士族]]の[[儀式モンスター]]。~
 [[戦闘ダメージ]]を与えた時、更に[[相手]]に[[効果ダメージ]]を与える[[誘発効果]]を持つ。~

 [[儀式召喚]]に見合う[[ステータス]]とは言いがたく、肝心の[[効果]]を[[発動]]させるまでに不安が多い。~
 [[火力]]が[[通常モンスター]]の数に依存しているのも難点で、かなり尖った構築でなければ、他の[[儀式モンスター]]より[[攻撃力]]が落ちる分の[[ダメージ]]すら取り返せない。~
 相性の良い[[《高等儀式術》]]自体が[[制限カード]]であるため安定性が低く、仮にこれで[[レベル]]1を6体[[墓地へ送る]]事に成功しても1200と大した[[ダメージ]]にならない。~
 [[《儀式の準備》]]に対応するとはいえ、最低2枚の[[カード]]を集めねばならず、[[《マンジュ・ゴッド》]]などの[[儀式召喚]]補助に[[デッキ]]スペースを割くと[[火力]]も落ちる。~
 [[《魔導雑貨商人》]]を使うにしても、[[儀式魔法]]が入る分[[墓地を肥やす]]枚数を稼ぎにくく、他をあたったほうが安定するだろう。~
 一応、[[聖刻]]を用いれば[[《ガード・オブ・フレムベル》]]や[[《エレキテルドラゴン》]]などと連携を取ることは可能だが、やはり[[火力]]は確保しがたい。

 貴重な[[レベル]]6の[[儀式モンスター]]であり、[[《高等儀式術》]]で[[墓地へ送る]]対象に[[レベル]]3・6の[[通常モンスター]]を選択できる。~
 ただ、これを行うだけならば、強力な[[効果]]や、高い[[ステータス]]を持つ[[リチュア]]の同[[レベル]][[儀式モンスター]]を用いたほうが有用である。~
 あちらと違い、専用[[儀式魔法]]を用いる際に[[レベル]]を丁度に合わせる必要がなく、[[儀式魔人]]なども適用しやすいが、それならば[[《神光の宣告者》]]のほうが負担が小さい。~
 [[《ジェネティック・ワーウルフ》]]などと[[炎舞]]を共有し[[アタッカー]]とする事もできるが、[[儀式魔人]]の[[効果]]と噛み合っているとは言いがたく、どのような役割にせよ使い勝手の悪さは否めない。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXの「オブライエンvs[[スカルビショップ>《スカルビショップ》]]」戦において[[スカルビショップ>《スカルビショップ》]]が使用。~
[[《魔導雑貨商人》]]によって高速で[[墓地を肥やし>墓地を肥やす]]、[[墓地]]に14枚もの[[通常モンスター]]を貯めた状態で[[特殊召喚]]された。~
[[装備魔法]]《不死の血統》によって[[攻撃力]]アップと[[効果]][[破壊]]への[[耐性]]を獲得し、[[《ヴォルカニック・エッジ》]]に[[攻撃]]を行った。~
オブライエンに[[戦闘]]と[[効果]]を合わせ3900もの[[ダメージ]]を与えて瀕死に追い込んだが、[[《ヴォルカニック・デビル》]]を[[召喚]]され[[戦闘破壊]]されてしまった。~
オブライエンに[[戦闘]]と[[効果]]を合わせ3900もの[[ダメージ]]を与えて瀕死に追い込んだが、[[《ヴォルカニック・デビル》]]を[[召喚]]され[[戦闘破壊]]された。~
[[効果]]名は「シャドウ・ガスト」。

--アニメ5D'sの「遊星vs牛尾」(3戦目)において牛尾が使用した[[罠カード]]《パワー・バインド》の[[イラスト]]に描かれている。~
//http://yugioh.wikia.com/wiki/Power_Bind
また、ダイモンエリアのデュエリストが使用しており、[[《ジャイアント・オーク》]]を[[戦闘破壊]]している。~

--ちなみに、遊戯王Rにおいてピート・コパーマインが《リカント・ロープ》という名前の[[カード]]を使用している。~
この[[カード名]]とは表記が異なるだけで同じ意味を持つが、全く別物の[[カード]]である。~

-コナミのゲーム作品において―~
ゲームでは、[[直接攻撃]]時にしか[[効果]]が[[発動]]しないバグを抱え込んでいたこともあった。
ゲームでは、[[直接攻撃]]時にしか[[効果]]が[[発動]]しないバグがあった。

-神話・伝承において―~
「ライカンスロープ(Lycanthropie,Lycanthrope)」は、元々はギリシャ語の狼(lycos)と人間(anth-ropos)の合成語で、狼男([[ワーウルフ>《漆黒の戦士 ワーウルフ》]])を指す言葉だった。~
その後種類が増えたため、「人間と獣の混成生物」の総称として使われるようになった。~
「リカントロープ」と表記されることもある。~

**関連カード [#k534ae23]
-[[《合成魔術》]]

-[[《フレムベル・デビル》]]

-[[《サーマル・ジェネクス》]]

―《ライカン・スロープ》の姿が見られる[[カード]]

-[[《リチュアルバスター》]]

**収録パック等 [#hb6210b3]
-[[STRIKE OF NEOS]] STON-JP032

//**FAQ [#z9985468]
//Q:~
//A: