《ライトニング・ボルテックス/Lightning Vortex》

通常魔法
手札を1枚捨てて発動できる。
相手フィールド上に表側表示で存在するモンスターを全て破壊する。

 FLAMING ETERNITYで登場した通常魔法
 手札1枚をコストとして、相手フィールド上の表側表示モンスター破壊する全体除去効果を持つ。
 不特定多数のモンスターカード破壊するので、対象をとる(指定する)効果ではない。

 表側表示モンスター限定であるが、相手モンスターを複数体破壊できるのは強力。
 《光の護封剣》《停戦協定》等とコンボすることで、相手モンスターを一掃できる。
 しかし、手札コストを要求するため、相手フィールドに1体しか表側表示モンスターが存在しない場合や、《神の宣告》等で無効にされた場合では、ディスアドバンテージを負ってしまう。

 かつては高い採用率を誇ったカードだったが、展開力と攻撃力のインフレが著しい昨今の環境では、展開を許した時点で致命的なディスアドバンテージを負っている事が少なくない。
 そのため、相手の展開を妨害できる《奈落の落とし穴》《神の警告》《サンダー・ブレイク》《鳳翼の爆風》といったカードの方が優先される。
 また、通常魔法全体除去として見ても、ノーコスト裏側表示破壊できる《ブラック・ホール》制限緩和されたことも、このカードの優先度を下げる要因となっている。
 が、最近の環境においては、主流デッキの一つである【征竜】に良く採用されている。
 これは【征竜】の主な除去手段が《焔征竜−ブラスター》《No.11 ビッグ・アイ》《幻獣機ドラゴサック》対象を取る物ばかりな上、もう一つの主流デッキである【魔導書】《青き眼の乙女》の採用率が上昇し、それに対する回答として積まれている場合が多いようである。

関連カード

収録パック等

FAQ

Q:相手フィールド表側表示《ネオス・ワイズマン》しか存在しない時に《ライトニング・ボルテックス》発動することはできますか?
 (《ネオス・ワイズマン》効果によって破壊されないが、空撃ちに当たるか)
A:発動できます。(09/12/23)