*《ラス・オブ・ネオス/Wrath of Neos》 [#i12c4700]
 通常魔法
 自分フィールド上に表側表示で存在する
 「E・HERO ネオス」1体を選択して発動する。
 選択した「E・HERO ネオス」をデッキに戻し、
 フィールド上のカードを全て破壊する。
//英語名: http://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/card_search.action?ope=2&cid=7553

 [[DUEL TERMINAL −シンクロ覚醒!!−]]で登場した[[通常魔法]]。~
 [[効果解決時]]に[[《E・HERO ネオス》]]を[[デッキ]]に[[戻した>戻す]]後[[全体除去]]をする。~

 [[フィールド上のカード]]全てを[[破壊]]する[[リセット]][[カード]]の一枚。~
 [[《E・HERO ネオス》]]は[[最上級モンスター]]だが[[通常モンスター]]兼[[E・HERO]]のため、[[サポートカード]]が豊富で[[特殊召喚]]は比較的容易。~
 だが、[[《E・HERO ネオス》]]は[[墓地]]からの[[蘇生]]が基本となる[[モンスター]]なので[[《E・HERO ネオス》]]を[[デッキ]]に[[戻す]]のはやや痛い。~
 また、2枚の[[カード]]消費での[[全体除去]]なので[[相手]][[フィールド]]上の[[カード]]の枚数によってはあまり効果的ではない。~
 しかし、[[《E・HERO ネオス》]]を[[デッキ]]に[[戻す]]のは[[効果解決時]]のため、[[相手]][[フィールド]]上に複数の[[伏せカード]]が存在している場面では[[発動]]に[[チェーン]]されて[[《E・HERO ネオス》]]を[[除去]]されたり[[裏側守備表示]]にされて[[不発]]となってしまう可能性もある。~
 そもそも、[[伏せカード]]の多い状況では[[《E・HERO ネオス》]]自体が[[《奈落の落とし穴》]]や[[《激流葬》]]で[[除去]]されてしまう可能性も高い。~
 この事から、せっかくの[[全体除去]][[カード]]なのだが[[相手]][[フィールド]]上に複数の[[伏せカード]]が存在している場面では[[効果]]が通りにくい。~
 豪快な[[全体除去]][[カード]]ではあるのだが、上記のように扱いにくい点も多いので使用方法によってうまくフォローしたい。~

 上記で挙げた弱点は[[《E・HERO ネオス》]]の名を借りた[[《E・HERO プリズマー》]]を使用する事によって大分克服できる。~
 [[《E・HERO プリズマー》]]は[[サーチ]]のしやすい[[下級モンスター]]のため[[デッキ]]に戻っても重くはなく、[[《E・HERO ネオス》]]を[[墓地]]に送りつつ[[全体除去]]が可能。~
 [[効果]]が通れば[[相手]][[フィールド]]はがら空きになるので[[《E・HERO ネオス》]]を[[蘇生]]したり[[《ミラクル・コンタクト》]]に繋げる事でほぼ確実に[[ダイレクトアタック]]できる。~
 また、[[《E・HERO プリズマー》]]自体は[[アドバンテージ]]を獲得するタイプの[[下級モンスター]]では無いので、様子見として[[《奈落の落とし穴》]]や[[《激流葬》]]で[[除去]]されない事も十分に多い。~
 《ラス・オブ・ネオス》に[[チェーン]]されて[[除去]]されると[[不発]]となってしまうのは同じだが、[[《E・HERO ネオス》]]と違い[[フリーチェーン]]の[[除去]][[カード]]として採用されやすい[[《強制脱出装置》]]に強い点は大きい[[メリット]]である。~
 [[召喚]]権は使用してしまうが[[1:1交換]]は成立している。~
 このように[[《E・HERO プリズマー》]]との相性は良いが、[[デッキ]]に[[《E・HERO ネオス》]]が存在していなければいけないのでその点は注意したい。~
 早期に[[《E・HERO ネオス》]]を[[墓地]]に送ってしまい[[《E・HERO プリズマー》]]でサポートできないという事も有り得る。~

 [[《E・HERO アナザー・ネオス》]]に[[《スーペルヴィス》]]を装備すれば[[蘇生]]と[[全体除去]]を一度に行える。~
 また、[[《ヒーロー・マスク》]]で[[《ナーガ》]]を[[《E・HERO ネオス》]]扱いにすると、[[全体除去]]しつつ[[レベル]]3以下の[[モンスター]]を[[特殊召喚]]可能。~
 [[ネオスペーシアン>N]]は全て[[レベル]]3なので、[[《O−オーバーソウル》]]があればすぐに[[コンタクト融合]]でき、[[《お注射天使リリー》]]や[[《魂を削る死霊》]]で[[ダイレクトアタック]]も可能。~
 しかし、いずれも3枚の[[コンボ]]であるため安定性があるとは言えない。~

-[[《E・HERO ネオス》]]を[[デッキ]]に[[戻す]]のは[[コスト]]ではなく[[効果解決時]]。~
[[発動]]時は[[《E・HERO ネオス》]]を選択するのみで、[[発動]]を[[無効]]にされても[[《E・HERO ネオス》]]を失わないが、[[効果解決時]]に選択した[[《E・HERO ネオス》]]が[[表側表示]]で[[フィールド]]に存在しないと[[不発]]になる。~

-他の必殺技[[カード]]との一番の違いは、[[発動条件]][[モンスター]]を[[デッキ]]に[[戻す]]必要がある事。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXにおいて、主人公の遊城十代が使用する[[《E・HERO ネオス》]]の必殺技。~
直訳すると「ネオスの憤怒」。~
「ラス(wrath)」は単なる「怒り」では収まらない「これ以上無いほどの激怒・憤怒」を表す非常に強い意味の単語である。~

--Dチーム・ゼアルの「カイトvsフュージョン・マスク」戦において、フュージョン・マスクの最初の[[手札]]に存在しているのが確認できる。~

-コナミのゲーム作品において―~
[[DUEL TERMINAL]]では最初のステージの十代が使用。~
アニメに登場していない[[カード]]でありながら、第9弾からは専用ボイスが設けられている。~
[[《E・HERO アナザー・ネオス》]]を[[再度召喚]]して[[発動]]することもある。~
また、この[[カード]]と[[《E・HERO ネオス》]]をスキャンすることで隠し[[デッキ]]「HERO’S ルクス」を使用できる。~
第5弾までは[[事故]]要素の塊だったが、第6弾ではまるで別の[[デッキ]]であるかのように強化された。~

**関連カード [#z94c744f]
-[[《E・HERO ネオス》]]

-[[《E・HERO アナザー・ネオス》]]

-[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]

―必殺技カード一覧は[[《滅びの爆裂疾風弾》]]参照

**収録パック等 [#r6174b42]
-[[DUEL TERMINAL −シンクロ覚醒!!−]] DT01-JP042 &size(10){[[Ultra]]};

**FAQ [#s2b43ce3]
Q:[[《E・HERO ネオス》]]を[[デッキ]]に[[戻す]]タイミングと、[[カード]]を[[破壊]]するタイミングは同時ですか?~
A:[[効果解決時]]に[[《E・HERO ネオス》]]を[[デッキ]]に戻し、その後に[[カード]]を[[破壊]]する[[効果]]が適用されます。(08/03/18)

Q:この[[カードの発動]]に[[チェーン]]して、選択した[[《E・HERO ネオス》]]を[[除去]]されたり[[裏側表示]]にされた場合、[[破壊]][[効果]]は使用できますか?~
A:この場合[[効果解決時]]の段階で[[《E・HERO ネオス》]]を[[デッキ]]に戻せませんので、[[破壊]][[効果]]は適用されません。(08/03/18)

Q:この[[カードの発動]]に[[チェーン]]して、[[相手]]が[[《エネミーコントローラー》]]を[[発動]]し、[[効果解決時]]に選択した[[《E・HERO ネオス》]]の[[コントロール]]が[[相手]]の[[フィールド]]上に移った場合にこの[[カードの効果]]は適用されますか?~
A:はい、その場合でも[[コントロール]]が移った[[《E・HERO ネオス》]]を[[デッキ]]に戻して、[[破壊]][[効果]]は適用されます。(08/03/31)

Q:[[《ヒーロー・マスク》]]の[[効果]]で[[カード名]]が[[《E・HERO ネオス》]]になっている[[融合モンスター]]や[[シンクロモンスター]]がこの[[カード]]の[[効果]]で[[メインデッキ]]ではなく[[エクストラデッキ]]に[[戻った>戻す]]場合、[[破壊]]する[[効果]]は[[適用]]されますか?~
A:されません。(10/08/06)

Q:[[フィールド]]に[[《絶対魔法禁止区域》]]があり、[[通常モンスター]]と[[《E・HERO ネオス》]]になっている[[効果モンスター]]がいる時に[[発動]]した場合、[[通常モンスター]]は場に残りますか?~
A:[[《絶対魔法禁止区域》]]が存在する時に発動した場合、[[通常モンスター]]は[[フィールド]]上に残ります。(10/06/18)

Q:[[装備魔法]]扱いの[[《E・HERO ネオス》]]を選択して、この[[カード]]を[[発動]]することができますか?~
A:いいえ、[[発動]]できません。(13/07/15)

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