《ラス・オブ・ネオス/Wrath of Neos》

通常魔法
自分フィールド上に表側表示で存在する
「E・HERO ネオス」1体を選択して発動する。
選択した「E・HERO ネオス」をデッキに戻し、
フィールド上のカードを全て破壊する。

 DUEL TERMINAL −シンクロ覚醒!!−で登場した通常魔法
 効果解決時《E・HERO ネオス》デッキ戻した後に全体除去を行うリセットカード

 《E・HERO ネオス》最上級モンスターだが通常モンスターかつE・HEROであるため、特殊召喚は比較的容易。
 とはいえ墓地からの蘇生が基本となる《E・HERO ネオス》をわざわざデッキ戻すのは少々痛い。

 《E・HERO ネオス》デッキ戻すのはコストではなく、効果解決時に行う処理であるため、このカード発動チェーンされて《E・HERO ネオス》除去裏側守備表示にされた場合は不発となる。
 そもそも、伏せカード《E・HERO ネオス》自体が除去されてしまう可能性もある。
 また、2枚のカード消費での全体除去なので相手フィールドの状況によってはあまりアドバンテージが得られない場合もある。

 これらの弱点は《E・HERO ネオス》の名を借りた《E・HERO プリズマー》を使用する事によって大分克服できる。
 《E・HERO ネオス》墓地に送りつつ全体除去に利用でき、元々サーチのしやすい下級モンスターなのでデッキに戻ってもさほど厄介ではなく、チェーン《強制脱出装置》を受けても1:1交換は成立する。
 また、《E・HERO プリズマー》自体はアドバンテージを獲得するタイプの下級モンスターではないので、相手は様子見のために《奈落の落とし穴》《激流葬》発動を見送ることも考えられる。
 効果さえ通れば相手フィールドはがら空きになるので、《E・HERO ネオス》蘇生したり《ミラクル・コンタクト》に繋げてダメージを奪っていきたい。
 無論、デッキ《E・HERO ネオス》が存在していなければいけないので忘れないようにしたい。

 《E・HERO アナザー・ネオス》《スーペルヴィス》を装備すれば、蘇生全体除去を一度に行える。
 また、《ヒーロー・マスク》《ナーガ》《E・HERO ネオス》扱いにすると、全体除去しつつレベル3以下のモンスター特殊召喚できる。
 ネオスペーシアンが全てレベル3なので、《O−オーバーソウル》があればすぐにコンタクト融合でき、《お注射天使リリー》《魂を削る死霊》ダイレクトアタックも可能。
 とはいえいずれもカード3枚を要するコンボであるため、安定性は低い。

関連カード

―必殺技カード一覧は《滅びの爆裂疾風弾》参照

収録パック等

FAQ

Q:《E・HERO ネオス》デッキ戻すタイミングと、カード破壊するタイミングは同時ですか?
A:効果解決時《E・HERO ネオス》デッキに戻し、その後にカード破壊する効果が適用されます。(08/03/18)

Q:このカードの発動チェーンして、選択した《E・HERO ネオス》除去されたり裏側表示にされた場合、破壊効果は使用できますか?
A:この場合効果解決時の段階で《E・HERO ネオス》デッキに戻せませんので、破壊効果は適用されません。(08/03/18)

Q:このカードの発動チェーンして、相手《エネミーコントローラー》発動し、効果解決時に選択した《E・HERO ネオス》コントロール相手フィールド上に移った場合にこのカードの効果は適用されますか?
A:はい、その場合でもコントロールが移った《E・HERO ネオス》デッキに戻して、破壊効果は適用されます。(08/03/31)

Q:《ヒーロー・マスク》効果カード名《E・HERO ネオス》になっている融合モンスターシンクロモンスターがこのカード効果メインデッキではなくエクストラデッキ戻った場合、破壊する効果適用されますか?
A:されません。(10/08/06)

Q:フィールド《絶対魔法禁止区域》があり、通常モンスター《E・HERO ネオス》になっている効果モンスターがいる時に発動した場合、通常モンスターは場に残りますか?
A:《絶対魔法禁止区域》存在する時に発動した場合、通常モンスターフィールド上に残ります。(10/06/18)

Q:装備魔法扱いの《E・HERO ネオス》を選択して、このカード発動することができますか?
A:いいえ、発動できません。(13/07/15)