*《ラヴァルバル・チェイン》 [#e69cf9eb]
 エクシーズ・効果モンスター
 ランク4/炎属性/海竜族/攻1800/守1000
 レベル4モンスター×2
 1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、
 以下の効果から1つを選択して発動する事ができる。
 ●自分のデッキからカードを1枚選択して墓地へ送る。
 ●自分のデッキからモンスター1体を選択してデッキの一番上に置く。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除

 [[DUEL TERMINAL −星の騎士団 セイクリッド!!−]]で登場した[[炎属性]]・[[海竜族]]の[[エクシーズモンスター]]。~
 任意の[[カード]]を[[墓地へ送る]][[起動効果]]と、[[デッキトップ]]を操作できる[[起動効果]]を持つ。

 前半は、[[魔法・罠カード]]も対象の[[《おろかな埋葬》]]、後半は間接的な[[モンスター]]の[[サーチ]]をすることができる。~
 どちらも間接的な[[アドバンテージ]]が得られるため応用性、[[汎用性]]は高い。~

 前半の効果は[[制限カード]]の[[《おろかな埋葬》]]と同様の効果を持つが、[[モンスターカード]]だけでなく[[魔法・罠カード]]も対象に選択できるため、[[《リミッター・ブレイク》]]や[[《おジャマジック》]]等の[[墓地へ送る]]ことに意義のある[[魔法・罠カード]]を活用できる。~
 前半の効果は[[制限カード]]の[[《おろかな埋葬》]]と同様の効果を持つが、[[モンスターカード]]だけでなく[[魔法・罠カード]]も対象に選択できるため、[[《リミッター・ブレイク》]]や[[《ジェムナイト・フュージョン》]]等の[[墓地へ送る]]ことに意義のある[[魔法・罠カード]]を活用できる。~

// [[制限カード]]の[[《おろかな埋葬》]]に比べると、[[魔法・罠カード]]への対応に加え、[[エクストラデッキ]]から呼べることも利点となる。~
// [[《おろかな埋葬》]]同様の運用に加え、[[《リミッター・ブレイク》]]等の[[墓地へ送る]]ことに意義のある[[魔法・罠カード]]を活用できる。~

 また[[魔法・罠カード]]用の[[サルベージ]][[カード]]を用いることで、[[サーチ]]しづらい[[魔法・罠カード]]を擬似[[サーチ]]することも可能である。~
// ただし、[[《魔法石の採掘》]]の場合[[エクシーズ召喚]]とあわせて多大な[[ディスアドバンテージ]]を負うため効率はかなり悪い。~
// 実用的なのは[[《極星霊ドヴェルグ》]]・[[《剣闘獣エクイテ》]]等の専用[[サルベージ]]程度であろう。~

 この効果は自身に[[サルベージ]]を内蔵した[[カード]]と非常に相性が良い。~
 [[《ジェムナイト・フュージョン》]]・[[《神剣−フェニックスブレード》]]・[[《剣闘獣の底力》]]などは1度[[墓地へ送る]]事ができれば繰り返しの利用が可能になる。~
 特に[[《ジェムナイト・フュージョン》]]に関しては[[【ジェムナイト】]]の中核であるためその重要性は非常に高い。~
 [[墓地]]から[[《ジェムナイト・フュージョン》]]を戻すための[[コスト]]も取り除いた[[エクシーズ素材]]でまかなうことができる。~
 しかし[[ステータス]]等の関係でこれらの[[カード]]は《ラヴァルバル・チェイン》自体とは一切の[[シナジー]]がないため[[エクシーズ召喚]]の[[ディスアドバンテージ]]には注意が必要。~
 単体での性能も低いので[[《レスキューラビット》]]等を使ってこれを補いたい。~

 もう1つの[[効果]]は[[モンスター]]限定であり、そのままでは[[手札]]に加わるのは次の[[ドローフェイズ]]となる。~
 また、カードを公表する必要もあり[[ドロー]]する[[効果]]を使う前に用いるなどの工夫で活用していきたい。~
 [[《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》]]のような戦況を大きく左右する[[パワーカード]]を[[デッキトップ]]に置くことで[[相手]]にプレッシャーを与えることができるだろう。~
 面白いところでは、[[《リチュア・ディバイナー》]]や[[《デーモンの宣告》]]等で即座に[[手札]]に加えられる。~
 [[デッキトップ]]を[[墓地へ送る]][[《アームズ・ホール》]]や[[ライトロード]]等との[[コンボ]]も可能だが、それなら最初から上の[[効果]]で[[墓地へ送る]]ので十分だろう。~
 [[《C・ドラゴン》]]には[[戦闘破壊]]された上に選択したカードを[[墓地]]へと落とされてしまう。~
 [[《C・ドラゴン》]]には[[戦闘破壊]]される上に選択したカードを[[墓地]]へと落とされてしまう。~

 [[【インフェルニティ】]]とはどちらの効果も相性が良い。~
 1つ目の[[効果]]で[[墓地]]に必要な[[モンスター]]を送ることができ、2つ目の[[効果]]では[[デッキトップ]]に[[《インフェルニティ・デーモン》]]を置く事で次[[ターン]]の勝機を磐石のものに出来る。~

 [[エクシーズ素材]]には縛りはなく、出すこと自体は容易である。~
 しかし、[[ステータス]]は[[ランク]]4としてはかなり低くあっさり倒されてしまう。~
 単純な[[戦闘]]は他の[[エクシーズモンスター]]に任せ、序盤など[[墓地]]が肥えていない状態で呼び出し相手より高速で有利な[[墓地]]・[[デッキトップ]]を作り出す手段として運用したい。

// 防御[[カード]]として[[《ネクロ・ガードナー》]]や[[《キラー・ラブカ》]]等を[[墓地]]に[[落とす]]事で擬似的な[[戦闘破壊]][[耐性]]となるが、それなら最初から[[《No.39 希望皇ホープ》]]を[[召喚]]した方がいい。~
// [[ランク]]4には他にも優秀なカードが多く、有効に利用できなければ[[エクシーズ召喚]]の時点で得られたはずの[[アドバンテージ]]をみすみす失ってしまうのも痛い。~
// よって基本的には使い切りのサポート[[モンスター]]として割り切ったうえで、次の[[ターン]]で大きく[[アドバンテージ]]が得られるようなブレイングを心がけたい。~

// 単に[[モンスター]]を[[墓地に落としたり>墓地へ送る]]、[[サーチ]]したいだけならば、[[《炎熱伝導場》]]や[[《封印の黄金櫃》]]等、リスクも少なく[[ディスアドバンテージ]]も少ない[[カード]]は沢山ある。~
// しかし、それらの[[カード]]は必ずしも[[手札]]に来るとは限らず、終盤に[[腐る]]可能性も考えられる。~
// そもそも、[[デュエル]]が高速化している現[[環境]]において、[[メインデッキ]]の[[カード]]だけで[[場>フィールド]]を整えるのは少々無理が出てきてる。~
// [[レベル]]4が2体揃うだけで出せる[[エクシーズモンスター]]でそういった補助が出来る点では、この[[カード]]はかなり優れていると言える。~
// 基本的には、それらの[[カード]]と併用して[[デッキ]]の回転速度を上げるのが良いだろう。~

 また、上記のような[[性能>効果]]故に[[汎用性]]が高く[[主流デッキ]]のみならず[[テーマデッキ]]や[[ファンデッキ]]でも十分な活躍が見込めるので[[エクストラデッキ]]に[[ピン挿し]]しておくと何かと便利な[[カード]]である。~


-初の[[炎属性]]・[[海竜族]]である。~
また、[[海竜族]]初の[[エクシーズモンスター]]でもある。~

-[[イラスト]]には炎に包まれた[[《リチュア・チェイン》]]が描かれており、[[種族]]や[[ステータス]]も一致している。~
また、全身には[[ラヴァル]]の紋章を身につけており、背景には[[リチュア]]の紋章が浮かんでいる。~
後述の設定を見るかぎりでは、[[禁呪法>エクシーズ召喚]]によって[[ラヴァル]]の力を取り込んだ[[《リチュア・チェイン》]]の姿のようだ。~
[[効果]]の面も[[デッキトップ]]操作は[[リチュア]]、[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]は[[ラヴァル]]の得意とする分野であり、両カテゴリの特徴を併せ持っている。~

--設定上この[[カード]]は[[リチュア]]に属するのだろうが、[[カード名]]にその要素はない。~

//-原作・アニメにおいて―~

-コナミのゲーム作品において―~
[[DUEL TERMINAL]]では、この[[カード]]をスキャンする事でも[[リチュア]]の[[デッキ]]が使用可能になる。~
また、この[[カード]]をスキャンし、他のスキャン[[モンスター]]を[[ラヴァル]]・[[リチュア]]で統一すると、隠し[[デッキ]]「&ruby(カミ){火水};の&ruby(アンチマター){合成禁術};」が使用できる。~
[[デッキ]]の解説には、この[[モンスター]]の登場した経緯が語られている。
--[[ヴァイロン]]の撃退により地上世界は共通の大敵を失い、[[リチュア]]は再び[[ミストバレー湿地帯>ガスタ]]へ侵攻する。~
先の大戦での傷跡も大きく、元々が小勢力であった[[リチュア]]は、[[ラヴァル]]の者たちを禁呪法の生け贄とし、その力を取り込んでしまうのだった。~
大戦が生んだ、歪んだ共闘の姿がそこにはあった―

//-神話・伝承において―~

**関連カード [#x550ed13]
-[[ラヴァル]]

-[[《ディープ・ダイバー》]]
-[[《おろかな埋葬》]]

-[[《リチュア・チェイン》]]

―《ラヴァルバル・チェイン》の姿が見られる[[カード]]
-[[《オーバーレイ・リジェネレート》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#mb96f1df]
-[[DUEL TERMINAL −星の騎士団 セイクリッド!!−]] DT13-JP035 &size(10){[[Ultra]],[[Secret]]};

**FAQ [#wb4e9b5e]
Q:この[[カード]]の2つ目の[[効果]]を[[発動]]しました。~
  [[デッキ]]を確認したところ、選択したい[[モンスター]]が[[デッキの一番上]]にありました。~
  この場合、その[[カード]]を選択して[[デッキの一番上]]に置くことはできますか?~
A:ご質問の場合、この[[カード]]の[[効果]]によって選択した[[モンスター]]を[[デッキの一番上]]に置く事ができます。~
  [[デッキ]]を確認した時点で選択したい[[モンスター]]が一番上にあった場合でも、その[[モンスター]]を[[デッキの一番上]]に置く事ができます。(11/10/08)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。