*《ラヴァルバル・チェイン/Lavalval Chain》 [#e69cf9eb] エクシーズ・効果モンスター ランク4/炎属性/海竜族/攻1800/守1000 レベル4モンスター×2 1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、 以下の効果から1つを選択して発動できる。 ●デッキからカード1枚を選んで墓地へ送る。 ●デッキからモンスター1体を選んでデッキの一番上に置く。 [[DUEL TERMINAL −星の騎士団 セイクリッド!!−]]で登場した[[炎属性]]・[[海竜族]]の[[エクシーズモンスター]]。~ 任意の[[カード]]を[[墓地へ送る]][[起動効果]]と、[[デッキトップ]]を操作できる[[起動効果]]を持つ。 [[エクシーズ素材]]に[[縛り]]の無い[[ランク]]4[[モンスター]]の1体で、多くの[[デッキ]]で[[エクシーズ召喚]]が狙える。~ 主な[[エクシーズ召喚]]の方法は[[《No.39 希望皇ホープ》]]を参照。~ [[ステータス]]は[[ランク]]4としては低めで[[戦闘]]には向かないが、それぞれ[[墓地]]・[[デッキトップ]]を調整する2つの[[効果]]を備えており、何かと小回りに優れる。~ 前半の[[効果]]は[[制限カード]]の[[《おろかな埋葬》]]の[[上位互換]]とも言える[[効果]]で、[[魔法・罠カード]]も[[墓地へ送る]]ことができる。~ そのため、[[《神剣−フェニックスブレード》]]・[[《剣闘獣の底力》]]、その他[[墓地へ送る]]意義のある[[《リチュアの儀水鏡》]]・[[《スキル・サクセサー》]]などとも相性がいい。~ 特に[[【ジェムナイト】]]では中核となる[[《ジェムナイト・フュージョン》]]の間接的[[サーチ]]ができ、[[墓地]]からこれを戻すための[[コスト]]は取り除いた[[エクシーズ素材]]でまかなうことができる。~ もちろん[[モンスター]]を[[墓地に送って>墓地へ送る]]もいいので、[[キーカード]]を[[墓地]]に置きたい[[【紋章獣】]]・[[【BK】]]・[[【インフェルニティ】]]などでは[[必須カード]]となる。~ [[コスト]]にした自身の[[エクシーズ素材]]と合わせて1度に2枚の[[モンスター]]を[[墓地へ送る]]ことができるので、[[カオス]]などの[[召喚条件]]もクリアしやすい。~ 後半の[[効果]]は[[モンスター]]限定であり、そのままでは[[手札]]に加わるのは次の[[ドローフェイズ]]となる。~ 1[[ターン]]遅れ、[[アドバンテージ]]を生み出す効果でもないので、相対的にこちらの[[効果]]が使われることはあまり多くないだろう。~ だが、[[《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》]]のような[[パワーカード]]を次の[[ターン]]に[[ドロー]]でき、[[サルベージ]]・[[蘇生]]手段に恵まれない[[デッキ]]にとっては貴重な[[サーチ]]手段である。~ [[《手札抹殺》]]や[[《成金ゴブリン》]]との併用で、その[[ターン]]に[[手札]]に加えることも可能。~ ただし、[[手札]]に加わった後の[[《マインドクラッシュ》]]や[[《転生の予言》]]等の[[シャッフル]]を伴う[[効果]]には注意を払いたい。~ 以上のように[[汎用性]]に優れる[[カード]]だが、どちらの[[効果]]も単純な[[アドバンテージ]]を生み出すものではないことには留意したい。~ みだりに出すのではなく、上記のようにきちんとした[[シナジー]]を発揮する[[デッキ]]に採用した上で、安全な時を見計らって[[エクシーズ召喚]]を狙っていきたい。~ -登場当時は[[エクシーズ召喚]]の黎明期とも言える時期で、様子見的な低スペック[[エクシーズモンスター]]が少なくない中、使いやすい[[効果]]を2つも備えたこの[[カード]]の登場は衝撃的であった。~ さらに当時は[[《グローアップ・バルブ》]]などが現役で、カード単価の高い[[DUEL TERMINAL]]に収録されていた[[カード]]であったこともあり、かつての[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]を髣髴とさせる超高額で取引されていたのである。~ その後[[シナジー]]する[[主流デッキ]]や[[カード]]が規制され、[[ノーマルレア>N-Rare]]とはいえ[[GOLD SERIES 2013]]に再録を果たしたことで、入手難易度は下がっている。~ -初の[[炎属性]]・[[海竜族]]である。~ また、[[海竜族]]初の[[エクシーズモンスター]]でもある。~ -[[イラスト]]には炎に包まれた[[《リチュア・チェイン》]]が描かれており、[[種族]]や[[ステータス]]も一致している。~ また、全身には[[ラヴァル]]の紋章を身につけており、背景には[[リチュア]]の紋章が浮かんでいる。~ 後述の設定を見る限りでは、禁呪法によって[[ラヴァル]]の力を取り込んだ[[《リチュア・チェイン》]]の姿のようだ。~ [[効果]]の面も[[デッキトップ]]操作は[[リチュア]]、[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]は[[ラヴァル]]の得意とする分野であり、両カテゴリの特徴を併せ持っている。~ --設定上この[[カード]]は[[リチュア]]に属するのだろうが、[[カード名]]にその要素はない。~ -原作・アニメにおいて―~ アニメZEXALのWDCにて、トロン一家がターゲットにしていた参加者のエース[[モンスター]]となっていた。~ 「鉄男&小鳥vsデュエルロボ」戦で[[エクシーズ召喚]]候補の[[エクシーズモンスター]]の一枚として存在を確認できる。~ -コナミのゲーム作品において―~ [[DUEL TERMINAL]]では、この[[カード]]をスキャンする事でも[[リチュア]]の[[デッキ]]が使用可能になる。~ また、この[[カード]]をスキャンし、他のスキャン[[モンスター]]を[[ラヴァル]]・[[リチュア]]で統一すると、隠し[[デッキ]]「&ruby(カミ){火水};の&ruby(アンチマター){合成禁術};」が使用できる。~ [[デッキ]]の解説には、この[[モンスター]]の登場した経緯が語られている。 --[[ヴァイロン]]の撃退により地上世界は共通の大敵を失い、[[リチュア]]は再び[[ミストバレー湿地帯>ガスタ]]へ侵攻する。~ 先の大戦での傷跡も大きく、元々が小勢力であった[[リチュア]]は、[[ラヴァル]]の者たちを禁呪法の[[生け贄]]とし、その力を取り込んでしまうのだった。~ 大戦が生んだ、歪んだ共闘の姿がそこにはあった― **関連カード [#x550ed13] -[[ラヴァル]] -[[《ヴォルカニック・リボルバー》]] -[[《ディープ・ダイバー》]] -[[《おろかな埋葬》]] -[[《リチュア・チェイン》]] ―《ラヴァルバル・チェイン》の姿が見られる[[カード]] -[[《オーバーレイ・リジェネレート》]] **このカードを使用する代表的なデッキ [#x75f9d69] -[[【甲虫装機】]] -[[【インフェルニティ】]] -[[【ジェムナイト】]] -[[【ラヴァル】]] -[[【紋章獣】]] -[[【BK】]] **収録パック等 [#mb96f1df] -[[DUEL TERMINAL −星の騎士団 セイクリッド!!−]] DT13-JP035 &size(10){[[Ultra]],[[Secret]]}; -[[DUEL TERMINAL −クロニクルII混沌の章−]] DTC2-JP109 &size(10){[[Ultra]],[[Secret]]}; -[[GOLD SERIES 2013]] GS05-JP012 &size(10){[[N-Rare]]([[Gold]],[[G-Secret>Secret]])}; **FAQ [#wb4e9b5e] Q:この[[カード]]の2つ目の[[効果]]を[[発動]]しました。~ [[デッキ]]を確認したところ、選択したい[[モンスター]]が[[デッキの一番上]]にありました。~ この場合、その[[カード]]を選択して[[デッキの一番上]]に置くことはできますか?~ A:ご質問の場合、この[[カード]]の[[効果]]によって選択した[[モンスター]]を[[デッキの一番上]]に置く事ができます。~ [[デッキ]]を確認した時点で選択したい[[モンスター]]が一番上にあった場合でも、その[[モンスター]]を[[デッキの一番上]]に置く事ができます。(11/10/08) //質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。 //記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。 //未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。 //ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。