カウンター罠 フィールド上のカードを手札に戻す効果を相手が発動した時に発動できる。 その効果を無効にし、相手の手札・フィールド上からカードを1枚選んで墓地へ送る。 また、セットされたこのカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、 デッキからカードを1枚ドローする。
RETURN OF THE DUELISTで登場したカウンター罠。
バウンスを無効にし相手の手札かフィールドのカードを墓地へ送る効果と、セットされた状態で相手に破壊された時にドローする効果を持つ。
バウンスに対するピンポイントメタ。
バウンスを行う採用率の高いカードは《強制脱出装置》があるが、それ以外に採用率の高いカードは無く、《強制脱出装置》が採用されないデッキも多いことから採用しにくいカードである。
しかし、後半のドロー効果のおかげで発動機会が無くても全くの無駄にはならず、ピンポイントメタ共通の弱点を補っている。
【セイクリッド】や【セルフ・バウンス】を始めとするバウンスを多用するデッキが環境に多ければ採用できるだろう。
無効化するカウンター罠としては珍しく、破壊を伴わず手札・フィールドのどちらかを選んで墓地へ送る効果とセットになっている。
この効果のおかげで単に無効にして破壊するより強力になっており、《強制脱出装置》なら他のカードを除去してアドバンテージを取ることが可能で、《セイクリッド・プレアデス》を相手にした時も《セイクリッド・プレアデス》自身を墓地へ送ればそれで済む。
手札のカードも選べるので除去対象に困るようなことも無く、発動さえできれば何らかのアドバンテージは取れる。
ピンポイントメタの中では優秀な性能を持っていると言えよう。
―イラスト関連
Q:融合・シンクロ・エクシーズモンスターを対象にした《強制脱出装置》の発動に対して発動できますか?
A:はい、できます。(12/04/21)
Q:自身の効果で特殊召喚された《ゾンビキャリア》や《A・ジェネクス・バードマン》を対象にした《強制脱出装置》の発動に対して発動できますか?
A:はい、できます。(12/09/12)
Q:《ペンギン・ソルジャー》のリバース効果が発動し、手札に戻る効果を使用しない場合、それにチェーンしてこのカードを発動できますか?
A:《ペンギン・ソルジャー》の効果を発動し、手札に戻すモンスターを1体以上選択して発動した場合に限り、チェーンしてこのカードを発動できます。
なお、《ペンギン・ソルジャー》の効果を発動する場合、手札に戻すモンスターの数に、0体は選択できません。(14/05/29)
Q:《スキルドレイン》で効果が無効になった《氷結界の龍 ブリューナク》の効果の発動に対して発動できますか?
A:はい、その場合でも発動できますが、このカードの効果により無効にする処理ができないので、墓地へ送る効果は適用されません。(15/02/01)
Q:ドローする効果はチェーンブロックが作られますか?
A:はい、作られます。(12/04/20)
Q:墓地へ送るのは合計で1枚ですか?
A:はい、そうです。「手札・フィールドから1枚ずつ合計2枚」ではありません。(12/08/24)
Q:手札を墓地へ送る処理の際、相手の手札を確認できますか?
A:いいえ、手札を墓地へ送る場合はランダムで選択して墓地へ送ります。(12/04/22)
Q:相手にコントロールを移した自分のスピリットモンスターの「エンドフェイズ時に持ち主の手札に戻る」効果に対して発動し無効化できますか?
また、もし無効化された場合、そのターン中再びその効果は発動しますか?
A:はい、無効化できます。
なお、その効果の発動はエンドフェイズ中に1回のみとなる為、再度発動はしません。(12/07/22)
Q:《旅人の試練》の効果を無効にできますか?
A:罠カードの効果の発動であるため、このカードの発動自体ができません。(13/07/06)
Q:《マドルチェ・ティーブレイク》の発動に対して発動にできますか?
A:いいえ、《マドルチェ・ティーブレイク》の効果で発動を無効にされ手札に戻す魔法・罠カードはフィールドから手札に戻す扱いではないので発動できません。(15/02/12)