*《リサイクル/Recycle》 [#bb898f3d]
 永続魔法
 自分ターンのスタンバイフェイズ時に300ライフポイントを払う事で、
 自分の墓地に存在するモンスター以外のカードを1枚選択してデッキの一番下に戻す。

 [[混沌を制す者]]で登場した[[永続魔法]]。~
 [[墓地]]にある[[モンスターカード]]以外の[[カード]]を[[デッキの一番下]]に[[戻す]][[効果]]を持つ。

 普通に使うと、[[カード]]をわざわざ再利用しにくい状態に追い込んでしまう[[効果]]である。~
 仮に[[墓地]]を空にしたいのなら、使い切りだが[[《魂の解放》]]を使った方が効率がいい。~
 とは言うものの、頻繁に[[サーチ]]・[[リクルート]]でき且つ[[デッキ]]を[[シャッフル]]する機会の多い[[【ガジェット】]][[【剣闘獣】]]などではそれなりに使いやすい。

 この[[カードの効果]]使用後に、[[デッキ]]に戻したカードを[[《テラ・フォーミング》]]、[[《幸運を告げるフクロウ》]]、[[《不幸を告げる黒猫》]]で回収するという手もある。~
 しかし、ほとんどの場合は[[墓地]]から[[《闇の仮面》]]で回収したほうが早いだろう。~
 [[《転生の予言》]]でも上記と同じ回収方法が使える。~
 こちらは使い捨てではあるが、[[《黄泉ガエル》]]や[[暗黒界]][[モンスター]]等、[[自己再生]]能力を持つ[[モンスター]]への対策にもうってつけである。

 なお、[[《天変地異》]][[発動]]中は、「[[デッキの一番下]]に」表向きで[[戻す]]。~
 「一番上」ではないので、再利用の手間は通常の場合とさして変わらないので注意。~
 ただし、[[発動]]後に[[《天変地異》]]を使えば、[[デッキ]]に戻したカードを即座に利用できる。

 [[《トゥーンのもくじ》]]との[[ループ>無限ループ]]が可能なので、[[《連弾の魔術師》]]や[[《魔法都市エンディミオン》]]と[[コンボ]]する手もある。~
 [[《魔力掌握》]]でも毎[[ターン]]2つの[[魔力カウンター]]を乗せる事が可能となるため、それらの[[カード]]を採用した[[【魔力カウンター】]]で活用できる。

 かつて、[[《異次元の境界線》]]の[[効果]]維持のために使用されたことがある。~
 この[[カード]]が登場した頃は、これと、[[《カオスライダー グスタフ》]]ぐらいしか、[[墓地]]に落ちてしまった[[魔法カード]]を何度も退かす手段がなかったからである。

 [[《遺言の仮面》]]なら[[デッキボトム]]に戻す[[効果]]も有効に働く。

-[[デッキ]]に[[戻す]][[カード]]は「[[モンスターカード]]以外」となっている。~
現在のところ[[モンスターカード]]でないものは[[魔法・罠カード]]のみだが、今後[[モンスター]]・[[魔法>魔法カード]]・[[罠>罠カード]]以外の種類の[[カード]]が登場すれば[[効果]]対象が広がることになる。~
似た立場に、本来の目的は[[通常モンスター]]を[[サポート>サポートカード]]する事にある[[《絶対魔法禁止区域》]]等がある。

-この[[効果]]を1[[ターン]]に何度も使用した後に[[シャッフル]]する場合、十分にする必要がある。~
[[魔法・罠カード]]がかたまり、[[手札事故]]の原因になる可能性があるからである。

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXの「十代vsエド」(1戦目)にてエドの[[手札]]に確認できる。


-「リサイクル」は「循環」や「再生利用」(一度資源に戻し、再び製品にする)という意味。~
「再使用」(reuse)と似ているが意味は異なるので注意。~
すぐに使える位置でなくわざわざ[[デッキボトム]]に戻す[[効果]]なのは「リサイクル」の意味としては正しい。

**関連カード [#h70617d8]
-[[《押し売りゾンビ》]]

-[[《デスグレムリン》]]

-[[《隠された魔導書》]]
-[[《鳳凰神の羽根》]]

-[[《バッテリーリサイクル》]]
-[[《リサイクル・ジェネクス》]]

**収録パック等 [#y8f78010]
-[[EXPERT EDITION Volume.2]] EE2-JP041
-[[混沌を制す者]] 306-041

**FAQ [#sb12615b]
Q:1[[ターン]]に何度も[[効果]]を使用することは可能ですか? ~
A:[[ライフ]]が続く限り([[ライフコスト]]が払える限り)何度でも可能です。~