永続罠 このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。 (1):このカードの発動時の効果処理として、デッキから儀式モンスター1体を除外する。 (2):このカードを墓地へ送り、以下の効果から1つを選択して発動できる。 ●儀式召喚するモンスターのレベル以上になるように、 自分の手札・フィールドのモンスター1体をリリース、 またはリリースの代わりに自分の墓地の儀式モンスター1体をデッキに戻し、 このカードの(1)の効果で除外したモンスターを儀式召喚する。 ●このカードの効果で除外したモンスターを手札に加える。
CYBERNETIC HORIZONで登場した永続罠。
発動時に儀式モンスターをデッキから除外する効果、このカードを墓地へ送り、除外したモンスターを儀式召喚するか手札に加える効果を持つ。
儀式モンスター1体をデッキから除外し、儀式召喚か手札に加えることが可能となる。
通常の儀式召喚は、「儀式魔法」「儀式モンスター」「リリースするモンスター」の最低3枚を手札・フィールドに揃える必要があるが、このカードを用いれば「このカード」と「リリースするモンスター」の2枚、もしくは「このカード」と「墓地の儀式モンスター」のみで儀式召喚が可能となる。
手札に加えるのは擬似的なサーチ手段となるが、儀式モンスターのサーチなら《マンジュ・ゴッド》などがある。
こちらは除外を経由するので《灰流うらら》等により妨害されず、召喚権を必要としない事がメリットとなる。
しかし、手札に加えて通常の儀式召喚をするより、除外ゾーンから直接儀式召喚したほうが消費は少ない。
手札に加える場合は、《古聖戴サウラヴィス》や影霊衣などの手札から墓地へ送って発動できる儀式モンスターなどを加えるとよいだろう。
一部を除き墓地へ送った同名カードを戻して儀式召喚できるため、儀式召喚と手札誘発で柔軟に戦術を切り替えられる。
または儀式召喚ができない時に、除去される場合の緊急手段としてみると良いだろう。
しかし、(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できないため伏せ除去には手札に加える効果も発動できない事には注意が必要となる。
罠カードな上に(1)と(2)の効果が同一ターンには使用できないので儀式召喚までのタイムラグがかなり大きい。
発動直後に除去されると、儀式モンスターが除外されたままの悲惨な状態になってしまうため、エンドフェイズに発動し少しでもリスクを減らしたい。
また、リリースするモンスターの数が1体に固定されているので、いざという場合の小回りが利かないのも難点。
レベルを合わせる必要は無いため、汎用性の高い高レベルモンスターを採用しておきたい。
―イラスト関連
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