遊戯王カードWiki - 《リターン・オブ・ザ・ワールド》のバックアップ(No.5)

《リターン・オブ・ザ・ワールド》 †

永続罠
このカード名の(1)(2)の効果は１ターンに１度、いずれか１つしか使用できない。
(1)：このカードの発動時の効果処理として、デッキから儀式モンスター１体を除外する。
(2)：このカードを墓地へ送り、以下の効果から１つを選択して発動できる。
●儀式召喚するモンスターのレベル以上になるように、
自分の手札・フィールドのモンスター１体をリリース、
またはリリースの代わりに自分の墓地の儀式モンスター１体をデッキに戻し、
このカードの(1)の効果で除外したモンスターを儀式召喚する。
●このカードの効果で除外したモンスターを手札に加える。

　CYBERNETIC HORIZONで登場する永続罠。

　前半の効果は、いわば儀式モンスターをデッキから直接儀式召喚する効果といえる。
　これまでの儀式召喚は、「儀式魔法」「儀式モンスター」「リリースするモンスター」の最低３枚を手札・フィールドに揃える必要があったが、このカードを用いれば「このカード」と「リリースするモンスター」の２枚、もしくは「このカード」と「墓地の儀式モンスター」のみで儀式召喚が可能となる。
　１つ目の難点として、このカードが罠カードであるために遅く、さらに(1)と(2)の効果も同一ターンには使用できないので儀式召喚までのタイムラグがかなり大きくなることが挙げられる。
　２つ目の難点は、リリースするモンスターの数が１体に固定されているので、いざという場合の小回りが利かない点が挙げられる。

　後半の効果は、いわば儀式モンスターのサーチである。
　単にサーチがしたいならより即効性のある手段も多く、わざわざこの効果を使う必要性は薄い。
　「リリースするモンスター」が揃っていないなど、前半の効果が使用できないにも関わらず相手の除去の対象にされた場合などに緊急避難的に使用する事になるか。
　除外を経由するので、《灰流うらら》により妨害されないメリットはある。