《リチュア・チェイン/Gishki Chain》

効果モンスター
星4/水属性/海竜族/攻1800/守1000
このカードが召喚に成功した時、自分のデッキの上からカードを3枚確認する。
確認したカードの中に儀式モンスターまたは儀式魔法カードがあった場合、
その1枚を相手に見せて手札に加える事ができる。
確認したカードは好きな順番でデッキの上に戻す。

 DUEL TERMINAL −インヴェルズの侵略!!−で登場した水属性海竜族下級モンスター
 召喚に成功した時にデッキの上から3枚確認し、そのカードを好きな順番で戻す強制効果を持つ。
 また、その中に儀式モンスター儀式魔法があれば手札に加えられる効果任意効果である。

 このカードの効果自体はリチュア以外でも使用することができ、儀式召喚を中心としたデッキでは役立つだろう。
 召喚に成功した時にしか効果は使えないが、確認したカードを好きな順番に戻せる点は大きなポイントである。

 しかし、確認できる範囲が3枚しか無いため、不確定要素が気になるところ。
 【儀式召喚】には他にも《マンジュ・ゴッド》《センジュ・ゴッド》《ソニックバード》といった確実性の高いサーチャーが多く、優先順位はそちらが高い。
 レベル7以下の儀式モンスターならば《儀式の準備》も使える。
 そのため、通常の【儀式召喚】でこのカードを採用するのは、これらを積んでも足りない時ぐらいなものだろう。

 【リチュア】は基本的に通常召喚の権利が不足する上、より高いサーチ能力を持つ《リチュア・アビス》が存在するため、採用は厳しい。
 あちらは《サルベージ》へ対応、《リチュア・ビースト》蘇生した場合も効果発動可能など、【リチュア】の戦術と相性が非常によい。
 デッキトップ操作能力にしても《サルベージ》《リチュア・ビースト》に対応している《リチュア・アバンス》が一歩長じている。
 また、攻撃力の高さは上記のサーチャーには無い利点であるが、【リチュア】の天敵である《ライオウ》を処分できないのでそこまで優秀とは言い難い。

 実質的にスペルスピード1の《魔導書整理》内蔵しているので、儀式召喚を行わないデッキでも採用する余地はある。
 あちらと違いディスアドバンテージにならないが、かといって逆に得られるわけでもないので、やはり《デーモンの宣告》《大逆転クイズ》などと組み合わせるのがベストだろう。
 上記に加えて《天変地異》と併用することで確実にサーチが行えるので、このカード【天変地異コントロール】に投入しても面白いだろう。

関連カード

収録パック等

FAQ

Q:このカードの効果手札に加える儀式モンスターまたは儀式魔法相手に見せる以外で他のデッキの確認したカード相手に見せる必要はありますか?
A:いいえ、ありません。(10/08/07)

Q:確認する効果は強制効果ですか?
A:はい、このカードが召喚に成功した時に強制的に発動します。(10/08/05)

Q:自分デッキが2枚以下で召喚した時に残りのデッキカード確認する事はできますか?
A:いいえ、効果自体は発動しますが、確認する効果は適用されません。(10/08/05)