効果モンスター 星2/水属性/水族/攻1000/守 800 自分のメインフェイズ時に、このカードを手札から捨てて発動できる。 このターン、相手は「リチュア」と名のついた儀式魔法カードの発動に対して 魔法・罠・効果モンスターの効果を発動できず、 「リチュア」と名のついた儀式モンスターが儀式召喚に成功した時、 相手は魔法・罠・効果モンスターの効果を発動できない。
DUEL TERMINAL −インヴェルズの侵略!!−で登場した水属性・水族の下級モンスター。
自身を手札から捨てることで、リチュアと名の付いたモンスターの儀式召喚と儀式魔法の発動に対する、相手のあらゆる妨害を防ぐ起動効果を持つ。
儀式召喚には弱点が多く、まず儀式魔法そのものを《魔宮の賄賂》や《神の宣告》等で無効にされると失敗する。
儀式召喚に成功しても、《奈落の落とし穴》や《激流葬》等で除去されると、ディスアドバンテージを負う事になる。
このカードは手札から捨てるだけでそれらの脅威を封じることができる。
このカード自体はディスアドバンテージだが、儀式召喚の成功で決定的なアドバンテージを得ることができる状況ならば些細な問題と言える。
しかし、儀式モンスター自体に耐性を付与するわけではないので、《サンダー・ブレイク》や《次元幽閉》等に対しては無力。
上記のカードだけでなくこれらにも対応できる《トラップ・スタン》の存在もあるが、こちらは《レアル・クルセイダー》や儀式召喚成功時の《エフェクト・ヴェーラー》等も回避できるので一長一短とは言える。
また、この効果を使うことで相手に儀式召喚の準備ができたことを悟られるので、《マインドクラッシュ》等の手札破壊にも注意。
このように隙やデメリットも少なくないが、儀式召喚のサポート役として十分な性能は備えているため、採用するだけの価値はある。
《リチュアルバスター》と併用することで双方の効果を補い合い、《次元幽閉》などを恐れる必要がなくなる。
ただしどちらも直接にアドバンテージを得るカードではなく、儀式召喚に依存しているため手札事故の可能性が高まることには注意しなければならない。
Q:このカードの効果が適用されている時に相手は既に表側表示で存在する永続魔法や永続罠等の効果の発動を行なうことはできますか?
A:いいえ、できません。(10/08/19)
Q:このカードの効果が適用されている時に《イビリチュア・ジールギガス》の儀式召喚に成功しました。
この場合、《奈落の落とし穴》等の発動タイミングが過ぎた後、相手のカードの発動を待たずに《イビリチュア・ジールギガス》などの効果を発動することはできますか?
A:はい、できます。(10/08/19)