《リチュアに(つた)わりし禁断(きんだん)秘術(ひじゅつ)/Forbidden Arts of the Gishki》

儀式魔法
「リチュア」と名のついた儀式モンスターの降臨に必要。
自分フィールド上及び相手フィールド上から、
儀式召喚するモンスターと同じレベルになるように
表側表示で存在するモンスターをリリースしなければならない。
この効果で儀式召喚したモンスターの攻撃力は半分になる。
このカードを発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。

 DUEL TERMINAL −オメガの裁き!!−で登場した儀式魔法
 リチュア専用儀式魔法であり、お互いフィールド上からリリース可能な代わりに攻撃力半減とバトルフェイズを行えないデメリットを持つ。

 さながら儀式召喚版の《超融合》といったような効果である。
 本来儀式召喚はそれ自体がディスアドバンテージとなってしまうのだが、このカード相手モンスターリリースできるので、ある程度ディスアドバンテージの軽減が可能となる。

 しかし、同じレベルに合わせるという点が地味に厳しく、場合によっては発動できないこともある。
 現状では《リチュア・ディバイナー》を除く全てのリチュアモンスターレベルは全て偶数なので、相手モンスターレベルが奇数の場合うまくリリースに含めることが難しい。
 また、このカード手札からのリリースができないため、最上級儀式モンスターも出しにくく事故要因になりやすい欠点も持ち合わせている。
 通常は《リチュアの儀水鏡》での儀式召喚を念頭におき、隙あらば《シャドウ・リチュア》サーチ先をこちらにして相手モンスターリリースするのが基本となるだろう。 

 また、儀式召喚したモンスター攻撃力が半分になり、バトルフェイズも行えないため、戦力としてはあまり期待ができない。
 幸い、守備力はそのままで効果無効化されないので、召喚したモンスターは使いきりのシンクロ素材《水霊術−「葵」》や更なる儀式召喚コストにしてしまうのが無駄がない。
 《イビリチュア・ソウルオーガ》最上級モンスターの基準点となる守備力除去効果を持つ。
 《イビリチュア・ガストクラーケ》モンスター除去した上でハンデスの追い打ちをかけられるため、カード・アドバンテージの面でとても有利。
 上記の2体は、現環境で使用率の高いレベル8・6シンクロモンスターリリースして出せるメリットもある。
 他には、レベル4モンスターを狙い目にして《イビリチュア・ガストクラーケ》と共に《イビリチュア・ジールギガス》を出すのも一興か。

関連カード

イラスト関連

収録パック等

FAQ

Q:相手フィールド上のモンスターだけをリリースする事はできますか?
A:はい、できます。(11/02/17)

Q:このカード儀式召喚を行う際、自分墓地儀式魔人除外できますか?
A:はい、できます。(11/02/17)

Q:《シャドウ・リチュア》1体で《イビリチュア・ソウルオーガ》儀式召喚できますか?
A:はい、できます。また、相手フィールドに存在する《シャドウ・リチュア》効果を適用することも出来ます。(11/02/17)

Q:このカード儀式召喚した《イビリチュア・ソウルオーガ》《収縮》を使用した場合、攻撃力はどうなりますか?
その後《収縮》の効果が適用されなくなった場合の攻撃力はどうなりますか?
A:この場合、攻撃力元々の数値の半分の1400ポイントとなります。(11/02/17)
また、エンドフェイズになり《収縮》効果が適用されなくなった場合、攻撃力は元々の攻撃力である2800に戻ります。(11/06/10)

Q:《ブラック・ガーデン》が存在する場合、このカード儀式召喚した《イビリチュア・ソウルオーガ》攻撃力はどうなりますか?
A:この場合、《リチュアに伝わりし禁断の秘術》の効果によって半分になった攻撃力はさらに半分の数値の700ポイントとなります。(11/02/17)