リンク・効果モンスター リンク2/地属性/恐竜族/攻 800 【リンクマーカー:上/下】 モンスター2体 このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):以下の効果から1つを選択して発動できる。 ●種族を1つ宣言して発動できる。 このカードのリンク先の全ての表側表示モンスターの種族はターン終了時まで宣言した種族になる。 ●属性を1つ宣言して発動できる。 このカードのリンク先の全ての表側表示モンスターの属性はターン終了時まで宣言した属性になる。
CYBERNETIC HORIZONで登場した地属性・恐竜族のリンクモンスター。
自身のリンク先にいるモンスター全ての種族か属性を変更する起動効果を持つ。
種族・属性を変更できるのがリンク先のみであり、複数の相手モンスターに影響を与えられない。
【種族操作】にあるような、相手モンスター全般に対処するカードとのコンボは狙いにくい。
リンク先の自分のモンスターの種族・属性を変更し、サポートを利用できるようにすることは考えられる。
しかし、特定の種族・属性サポートを擁するデッキの場合、その種族・属性のモンスターを軸とした方が事故を起こしにくく、事故率に見合うほどのリターンがないとこの方法でも活用しにくい。
このカードならではの利点は、素材の指定がないリンクモンスターであるため、トークン2体など任意のモンスター2体で用意できるという点。
また、フィールドのモンスター1体の種族を変更するカードで任意の種族を選べるものは現状このカードのみ。
エクストラデッキから特殊召喚できるため、複数の種族を併用したい場合でもメインデッキに複数の種族・属性を無理に共存させる必要がない。
特定の種族・属性を一時的に存在させたい場合には活用手段が考えられる。
【機械族】であれば炎族や炎族に変えられる《音響戦士ピアーノ》をメインデッキに用意せずとも《起爆獣ヴァルカノン》・《重爆撃禽 ボム・フェネクス》を融合召喚可能になる。
【水属性】でも海皇や《オイスターマイスター》などの種族を変えて《サシカエル》や《真海皇 トライドン》などのコストにできる。
複数の種族を併用する場合において、種族を変更することでそのサポートを共有し、効果を活かす場合にも利用できる。
例えばリンク先のヴァレットを恐竜族に変え、《魂喰いオヴィラプター》の(2)の効果で破壊することで、恐竜族の蘇生とエンドフェイズのヴァレットのリクルートが可能となる。
このカードと《魂喰いオヴィラプター》・蘇生させた恐竜族でヴァレルのリンク4を出し、エンドフェイズにリクルートしたヴァレットを対象にして破壊してさらにアドバンテージを稼ぐことも可能。
他には、《No.29 マネキンキャット》を併用することでリンク先の相手モンスターの種族を変え、あちらの効果で相手フィールドにモンスターを出すことで任意のカードをリクルート可能になる。
リンク先を恐竜族にすれば《サモン・ソーサレス》を、地属性のリンク2を恐竜族にすれば《闇鋼龍 ダークネスメタル》をリンク召喚できる他、種族・属性をばらばらにすることで《暴走召喚師アレイスター》を出すことが可能。
エクシーズモンスターの種族・属性を変え、RUMの対象とすることも考えられる。
一例として、このカードのリンク先に《No.99 希望皇龍ホープドラグーン》を出し、戦士族に変更。
《RUM−アストラル・フォース》を使えば複数の素材を持った《No.93 希望皇ホープ・カイザー》をエクシーズ召喚できる。
その後にこのカードと別のモンスターで右下/左下のリンクマーカーを持つリンクモンスターをリンク召喚すればあちらで特殊召喚する枠も確保できる。