*《リボルバー・ドラゴン/Barrel Dragon》 [#af44b238]
 効果モンスター
 星7/闇属性/機械族/攻2600/守2200
 相手フィールド上に存在するモンスター1体を選択して発動する。
 コイントスを3回行い、その内2回以上が表だった場合、そのモンスターを破壊する。
 この効果は1ターンに1度しか使用できない。

 [[Vol.7]]で登場した、[[闇属性]]・[[機械族]]の[[最上級モンスター]]。~
 [[相手]][[フィールド]]上の[[モンスター]]を[[破壊]]する[[起動効果]]を持つ。~

 [[効果モンスター]]ながら[[最上級モンスター]]に相応しい[[攻撃力]]を持ち、「[[効果モンスター]]の革命」とも呼ばれた。~
 [[《月の書》]]・[[《エネミーコントローラー》]]・[[《重力解除》]]等で[[守備表示]]にされても、大半の[[下級モンスター]]の[[攻撃]]に耐える強固な[[守備力]]も持つ。~
 [[《エネミーコントローラー》]]等で[[守備表示]]にされても、大半の[[下級モンスター]]の[[攻撃]]に耐える強固な[[守備力]]も持つ。~

 [[破壊]][[効果]]は成功確率が1/2と確実性に欠けるものの、うまくいけば毎[[ターン]][[コスト]]を払わずに[[相手]][[モンスター]]を[[破壊]]できる。~
//パターンは「表表表」「表表裏」「表裏表」「表裏裏」「裏表表」「裏表裏」「裏裏表」「裏裏裏」8つのうち4つ、故に1/2
 また、[[効果発動時]]に[[破壊]]が不確定である点は、[[《我が身を盾に》]]や[[《マテリアルドラゴン》]]に[[無効]]化されないメリットとも捉えられる。~
 高い制圧力を誇る[[《スターダスト・ドラゴン》]]を意に介さず[[効果]]を[[発動]]でき、おまけに[[戦闘破壊]]まで可能なのは嬉しい。~
 [[効果]]の成功率も[[《セカンド・チャンス》]]で上げる事ができ、[[《レベル制限B地区》]]等で[[攻撃]]を封じられても、[[効果]]で[[モンスター除去]]が行える。~

 [[機械族]]であるため、[[《リミッター解除》]]・[[《強化支援メカ・ヘビーウェポン》]]等といった強力な[[サポートカード]]も使う事ができる。~
 [[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]・[[《生け贄人形》]]・[[《魔のデッキ破壊ウイルス》]]・[[《闇のデッキ破壊ウイルス》]]といった[[カード]]にも対応し、[[シナジー]]も抜群。~
 [[《ガトリング・ドラゴン》]]の[[融合素材]]でもあり、[[《オーバーロード・フュージョン》]][[《パワー・ボンド》]]に対応している。~
 総じて、[[通常召喚]]可能な[[最上級モンスター]]の中では非常に強力な[[モンスター]]であるといえる。~

 場に出す方法としては、[[妥協召喚]]した[[《可変機獣 ガンナードラゴン》]]から[[《機甲部隊の最前線》]]で[[リクルート]]するのが最も有効。~
 この方法で[[特殊召喚]]可能な[[モンスター]]の中で最も[[攻撃力]]が高いのはこの[[カード]]である。~
 ただし、これ以外には有効な[[特殊召喚]]手段が乏しいので、[[手札]]に来たこのカードを場に出すには[[《死皇帝の陵墓》]]か[[《終焉の焔》]]辺りは必須となる。~
 [[手札]]から出すのは諦めて[[《マシンナーズ・フォートレス》]][[《闇の誘惑》]]等の[[コスト]]にしてしまうのが最善の策かもしれない。

-上記のように出現当初はその[[ステータス]]と[[効果]]から[[必須カード]]として君臨し、同じ[[闇属性]]・[[機械族]]である[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]と並んだ時の制圧力は非常に高かった。~
[[《リミッター解除》]]等を共有できる点からも、併せて[[デッキ]]に投入する[[プレイヤー]]も少なくなかった。~
現在も全盛期からは程遠いものの、[[リリース]]を軽減したり自己を[[特殊召喚]]したりする能力を持たない[[最上級モンスター]]の中では依然として高めの使用率を誇る。

-第一期のカードだけあって[[《スクラップ・ドラゴン》]]や[[《マスター・ヒュペリオン》]]などと比べるとやや[[攻撃力]]の低さが目立つが、[[《機甲部隊の最前線》]]が存在すれば[[《ブローバック・ドラゴン》]]を[[リクルート]]することで巻き返しを図ることも可能。~
さらに[[《オーバーロード・フュージョン》]]から[[《ガトリング・ドラゴン》]]に繋げる事が出来れば最高である。~
重量感溢れる機械竜が次々と現れるさまは見た目的にも楽しいだろう。~

-[[《オーバーロード・フュージョン》]]や[[《フュージョン・ゲート》]]で[[除外]]し、[[《異次元からの帰還》]]や[[《闇次元の解放》]]へ繋げるという[[コンボ]]も存在する。~
安定性はやや落ちるが、[[《パワー・ボンド》]]や[[《融合》]]から[[《融合解除》]]に繋げていくのも面白い。~
[[リリース]]一体で[[召喚]]可能な[[《ブローバック・ドラゴン》]]と比べるとやや扱いが難しいが、[[《死皇帝の陵墓》]]で速攻[[召喚]]できる。

-他の[[コイントス]]カードと違い、このカードと[[《ブローバック・ドラゴン》]]・[[《ガトリング・ドラゴン》]]・[[《ツインバレル・ドラゴン》]]は自動的に「表が当たり」ということになっている。

-初期のテキストでは「[[コイントス]]後に[[対象]]を選択する」ような書き方がされていたため、[[対象をとる(指定する)効果]]かどうかがわかりにくかった。~
その後[[エラッタ]]により、[[対象をとる(指定する)効果]]である事が明確になった。~
よって[[表側表示]]の[[《魂を削る死霊》]]を[[効果]]の成否に関係なく、無条件で[[除去]]することが可能。

-[[THE DUELIST GENESIS]]で、英語版と名前が似ている[[下級モンスター]][[《ツインバレル・ドラゴン》]]が登場している。

-何度か再録されているが、日本版では[[レア>Rare]]以下の[[レアリティ]]は存在しない。(外国版では[[レア>Rare]]が存在する)~
このように高[[レアリティ]]で再録されている点からも、このカードが[[最上級モンスター]]の中でもかなり優秀である事が窺える。~
また、[[スーパーレア>Super]]、[[ウルトラレア>Ultra]]、[[アルティメットレア>Ultimate]]、[[パラレルレア>Parallel]]、[[シークレットレア>Secret]]と、5種類もの[[レアリティ]]を持つ[[カード]]の1枚である。

-確率的に言えば、[[コイントス]]を1回おこない表裏を当てるだけでも[[破壊]]できる確率は同じなのだが、やはり原作を意識しての[[コイントス]]3回なのだろう。~

-そのまま「リボルバー(revolver/レボルバーとも)」の頭を持つ[[モンスター]]。~
日本語では「回転式拳銃」とも訳され、文字通り回転式の弾倉を持つのが特徴。~
構造が単純な上に保守も容易で信頼性も高く、日本を含む銃の携帯が許されている国では護身用・警察用として需要がある。~
//ルパン三世の相棒「次元大介」もリボルバーを使っている(正確には諸説有り)ので、形だけでも分かる人は多いだろう。

-海外版では[[イラストが変更されて>海外版イラスト変更カード]]おり、頭部が拳銃からレーザー銃になっている。~
//同様の変更を受けたカードは多く、[[《ルーレットボマー》]]や[[《華麗なる潜入工作員》]]など悲惨なイラストになってしまったカードも多い中、このカードの海外版イラストは未来的でかなり格好いいので必見である。~
この海外版は日本でも「[[ザ・ヴァリュアブル・ブック5>書籍付属カード#f2292945]]」の付録となっており、国内でも容易に入手できる。~
なお、[[英語名]]の「barrel」とは「銃身」「砲身」という意味。~

-原作・アニメにおいて―~
「王国編」における「城之内vsキース」戦においてキースが使用。~
原作では「3つの銃身」がそれぞれ独立しており、それぞれが1/2の確率で[[攻撃]]可能だった。~
つまり、同時に3体の[[モンスター]]を[[攻撃]]する可能性のある[[モンスター]]であり、OCGにおける[[《ガトリング・ドラゴン》]]に近い[[効果]]を持っていた。~
しかし、この1/2で[[攻撃]]する[[効果]]は[[任意効果]]であり、実は普通に[[攻撃]]することもできたようである。~
(キース自身がわざわざ“1/2の確率のロシアンルーレットで[[攻撃]]する”と宣言していることから、そんなことをしなくてもよかったということになるが、一応これで2体[[破壊]]している。~
この辺りを修正する形で上記のような能力となったのだろうが、後にほぼそのままの[[効果]]の[[《ガトリング・ドラゴン》]]が登場した)~
その後、[[《時の魔術師》]]の[[効果]]によりスクラップにされ[[《千年竜》]]の[[攻撃]]を受けるが、[[《時の機械−タイム・マシーン》]]により復活し返り討ちにする。~
最終的には[[《レッドアイズ・ブラックメタルドラゴン》]]に[[戦闘破壊]]された。~
[[効果]]名は「ガン・キャノン・ショット」。

--遊戯王Rにおいても、キースが[[デッキ]]に入れていることが確認できる。~
[[召喚]]されはしなかったが、[[《時の機械−タイム・マシーン》]]と共に演出として一役買った。

--アニメGXにおいて、三沢がデュエルディスクによりこの[[カード]]のソリッドビジョンを出し、爆音で十代達を叩き起こした。

--アニメ5D'sのバーバラの回想シーンにおいてクラッシュタウンのデュエリストがこの[[カード]]を使用していた。

-コナミのゲーム作品において―~
GBのDMシリーズでは[[効果]]を持たず、オリジナルの[[テキスト>フレイバー・テキスト]]が存在する。~
「3つの銃身から弾を飛ばし相手を同時に攻撃できるという」と書かれている。~
当時[[機械族]][[モンスター]]は多くが悪魔魔族であり白魔族に弱かったが、このカードはそれに強い黒魔族であった。~
後に登場したGBA版では、一定確率で最大3体まで[[相手]][[モンスター]]を[[破壊]]できるという原作に近い効果になっていた。

--[[DUEL TERMINAL]]ではキースが使用。~
「&ruby(マシン・ドラゴン){機械龍};」と称し、[[《ブローバック・ドラゴン》]]、[[《ツインバレル・ドラゴン》]]と共に使用してくる。~
[[《ダブルコストン》]]や[[《生け贄人形》]]から出されたり、EXステージでは[[《闇の誘惑》]]で[[除外]]され、[[《闇次元の解放》]]で出されることも。~
また、この[[カード]]と[[《7カード》]]、[[《メタル化・魔法反射装甲》]]をスキャンすると隠し[[デッキ]]「&ruby(ドラゴニック・アサルト){竜機襲};」が使用できる。~

**関連カード [#h70617d8]
-[[《ガトリング・ドラゴン》]]

-[[《ブローバック・ドラゴン》]]

-[[《ツインバレル・ドラゴン》]]

**収録パック等 [#obdc14be]
-[[BEGINNER'S EDITION 2]] BE2-JP072 &size(10){[[Ultra]]};
-[[BEGINNER'S EDITION 2(第7期)]] BE02-JP056 &size(10){[[Ultra]]};
-[[ユニオンの降臨]] 302-055 &size(10){[[Ultimate]]};
-[[DUELIST LEGACY Volume.4]] DL4-055 &size(10){[[Ultra]],[[Parallel]]};
-[[鋼鉄の襲撃者−METAL RAIDERS−]] ME-65 &size(10){[[Ultra]]};
-[[Vol.7]] &size(10){[[Ultra]]};
-[[ザ・ヴァリュアブル・ブック5 付属カード>書籍付属カード#f2292945]] VB5-003 &size(10){[[Secret]]};(英語版)
-[[DUEL TERMINAL −反撃のジャスティス!!−]] DT03-JP005 &size(10){[[Super]]};


//**FAQ [#a8a2b275]
//Q:~
//A:

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//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
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