*《リミット・リバース/Limit Reverse》 [#lfc5e9aa]
 永続罠
 自分の墓地から攻撃力1000以下のモンスター1体を選択し、攻撃表示で特殊召喚する。
 そのモンスターが守備表示になった時、そのモンスターとこのカードを破壊する。
 このカードがフィールド上から離れた時、そのモンスターを破壊する。
 そのモンスターが破壊された時このカードを破壊する。
 
 [[LIGHT OF DESTRUCTION]]で登場した[[永続罠]]。~
 [[自分]]の[[墓地]]に存在する低[[攻撃力]]の[[モンスター]]を[[蘇生]]させる[[効果]]を持つ。~

 [[《リビングデッドの呼び声》]]に比べ[[蘇生]]の対象は狭くなったものの、様々な[[リリース]]の確保には十分な役割を果たす。~
 [[蘇生]]後[[効果]]で[[手札]]に戻せる[[《N・グラン・モール》]]、再び[[墓地]]に送られても[[効果]]を発揮する[[《クリッター》]][[《ダンディライオン》]]の[[蘇生]]には十分である。~
 同パックの[[《オネスト》]]に対応してないのが少し惜しいところではある。~
 しかし、[[《リビングデッドの呼び声》]]の大きな利点であった[[チェーン]][[発動]]可能であるという点は損なわれていない。~
 そのため[[相手]]の[[除去]]カードにあわせて上記の[[モンスター]]を[[蘇生]]させれば[[アドバンテージ]]を稼ぐことができる。~
 当然、[[《ユベル》]][[《毒蛇王ヴェノミノン》]]の進化を狙う事も可能。~
 貴重な[[《サイクロン》]]や[[《大嵐》]]を使ったら[[《ユベル−Das Abscheulich Ritter》]]が登場した、というのは、相手にとって悪夢以外の何物でもないだろう。~
 逆に、自分が発動したこの[[カード]]に[[チェーン]]する形で[[《サイクロン》]]などを使われた場合はこの[[カード]]が完全に無駄になってしまう事に注意。~

 [[守備表示]]になると[[破壊]]される[[デメリット]]も、[[《ユベル》]][[《毒蛇王ヴェノミノン》]]を[[相手]]の[[エンドフェイズ]]に[[特殊召喚]]し次の[[自分]]の[[ターン]]に能動的に[[破壊]]することで即座に進化させることができる。~
 同様に[[《サイレント・ソードマン LV3》]]を[[蘇生]]すればすぐに[[《サイレント・ソードマン LV5》]]に進化でき、[[《E・HERO フォレストマン》]]を[[蘇生]]させれば[[《融合》]]を[[手札]]に加えられる。~
 低[[攻撃力]][[モンスター]]の多い[[サイクル・リバース]][[モンスター]]とも相性が良い。~
 [[特殊召喚]]しても[[自分]]の[[メインフェイズ]]に[[裏側守備表示]]にする[[効果]]が[[発動]]できるため、[[破壊]]の[[デメリット]]を[[無効]]にしつつ[[完全蘇生]]に繋げられる。~

 [[ネオスペーシアン>N]]はすべてこの[[カード]]で[[蘇生]]可能。~
 [[アタッカー]]として使え、[[破壊]]されても1[[ドロー]]の[[《カードガンナー》]]も忘れてはならない。~
 [[効果]]が重複する[[雲魔物]]との[[コンボ]]も期待できたりと、様々な[[デッキ]]での活躍が期待できる。~
 他にも変わったところでは[[《ヒーロー・キッズ》]]の[[効果]]のトリガーにしたり、[[《バイサー・ショック》]]で[[相手]]の[[セット]]カードを[[バウンス]]するなど。~

 また、地味に[[【もけもけ】]]にも使える。~
 [[自分]]から[[《怒れるもけもけ》]]の[[発動]]トリガーを引けるのだ。~

 [[永続罠]]なので、[[《神炎皇ウリア》]]と共に[[デッキ]]に入れ自身の[[蘇生]]にも利用と行きたいところだが、[[《神炎皇ウリア》]]は[[蘇生制限]]を満たしてもこの[[カード]]での[[蘇生]]はできない。~
 とはいえ[[《神炎皇ウリア》]]は[[サイクル・リバース]][[モンスター]]や[[《クリッター》]]と相性がいいので、諸共合わせて使えない事もない。~

 また、[[《エンジェル・リフト》]]と比較すると、[[《エンジェル・リフト》]]は指定した[[モンスター]]を[[リリース]]した場合などでも[[破壊]]される為、[[《黄泉ガエル》]]を用いる場合などを考えると、[[《エンジェル・リフト》]]の方が使いやすい場合もある。~
 一方で、指定した[[モンスター]]を[[リリース]]した場合こちらは[[破壊]]されないということは、[[バウンス]]で再利用できるという利点でもある。~

-《リミット・リバース》 が[[相手]]の[[《大嵐》]]などで[[破壊]]されてこちらの[[モンスター]]が[[自壊]]する場合は''「[[自分]]の[[カード]]によって[[破壊]]された扱い」''である。~
[[モンスター]]を[[破壊]]しているのは''[[自分]]の《リミット・リバース》''のため「[[相手]]の[[カード]]によって[[破壊]]された扱い」をトリガーとする[[効果]]は誘発しない。~

-[[08/03/01>禁止・制限カード/2008年3月1日]]に[[《リビングデッドの呼び声》]]が[[禁止カード]]入りした際には、その代用品としての需要が高くなっていた。~
その後[[09/09/01>禁止・制限カード/2009年9月1日]]に[[《リビングデッドの呼び声》]]は[[制限復帰]]したが、[[シンクロ召喚]]を軸にした[[デッキ]]の場合多くの[[チューナー]]が[[攻撃力]]1000以下なので、二枚目以降の[[《リビングデッドの呼び声》]]としてこれまでと変わらぬ活躍ができる。~

-英語版[[Light of Destruction]]では[[ノーマル>Normal]]に格下げされている。~
日本でも後に[[STARTER DECK(2009)]]にて[[ノーマル>Normal]]で再録された。~

-[[蘇生]]させるカードであるため、「Rebirth(復活)」が訳として適切に思われるが、英語版での訳語は「Reverse(裏返しにする)」である。~

-[[イラスト]]では[[《ランドスターの剣士》]]が[[蘇生]]されている。~
とは言えこの[[モンスター]]を[[蘇生]]したところで[[リリース]]確保くらいしか使い道が無いのだが。~
一応[[《共闘するランドスターの剣士》]]登場の伏線と取れない事もない。~

-Vジャンプ2009年7月号の付録、「遊☆戯☆王OCG アニメキャラデッキコレクション」に載っている十代デッキに「リミットリバー」なるカードが入っているが、このカードの誤植だと思われる。~
同付録の遊星デッキでは「リミットリバース」、牛尾デッキおよびプロフェッサー・コブラデッキでは正しく「リミット・リバース」と、表記が統一されていない。~

-第2回カリスマデュエリスト最強決定戦「流星vsカイザー海馬」においてカイザー海馬が使用。~
[[《レスキューキャット》]]を[[蘇生]]し、その後[[《レスキューキャット》]]の[[効果]]を使用したときに何故かこの[[カード]]も[[墓地]]に送られた。~
(この場合、[[《レスキューキャット》]]は[[破壊]]されていないため、[[《リミット・リバース》]]は[[墓地]]に送られない。)

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXにおける「十代&明日香vs剣山&レイ」戦(タッグデュエル)にて、十代が伏せたこの[[カード]]を明日香が使用。~
[[《サイバー・チュチュ》]]を[[蘇生]]させ、《プリマの光》の[[発動]]へと繋げた。

//-コナミのゲーム作品において―~

//-神話・伝承において―~

**関連カード [#b23927f6]
-[[《リビングデッドの呼び声》]]
-[[《エンジェル・リフト》]]

-[[《オーバーリミット》]]

-[[《怒れる類人猿》]]

-[[雲魔物]]

―[[イラスト]]関連
-[[《ランドスターの剣士》]]

**収録パック等 [#z96a3d45]
-[[LIGHT OF DESTRUCTION]] LODT-JP063 &size(10){[[Super]]};
-[[STARTER DECK(2009)]] YSD4-JP037

//**FAQ
//Q:~
//A:

//質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//質問だけの投稿はお止めください。
//未発売カードに限り、(A:発売をお待ちください)とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問がございましたら遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。~