*《リロード/Reload》 [#e38d6f47]
 速攻魔法
 自分の手札を全てデッキに加えてシャッフルする。
 その後、デッキに加えた枚数分のカードをドローする。

 [[混沌を制す者]]で登場した[[速攻魔法]]。~
 [[自分]]の[[手札]]を全て取り替える[[手札事故]]回避[[カード]]である。~

 「ロスがない」と勘違いする者もいるが、この[[カード]]の分は[[ドロー]]できないため、結局は[[手札]]を1枚消費する。~
 [[相手]]の[[伏せ除去]]に[[チェーン]]すれば損失無く[[手札]]を交換できるが、これでは[[発動]]タイミングが限られてしまう。~
 総取替え故に必要な[[カード]]を残しにくく、[[デッキ]]に戻した[[カード]]を再び引いてしまう恐れもあり、[[手札事故]]回避目的であっても[[《手札抹殺》]]や[[《打ち出の小槌》]]の方が優先されやすい。~
 特定の[[コンボ]]を狙う[[デッキ]]以外では採用されることは少なく、[[【帝コントロール】]]等の[[手札事故]]が起きやすい[[デッキ]]で稀にお呼びがかかる事もある程度。

 他の[[手札]]交換[[カード]]と比べた際のこの[[カード]]の利点は、[[フリーチェーン]]の[[速攻魔法]]である点であろう。~
 上でも述べたようにタイミングは限定されるが、[[伏せ除去]]に[[チェーン]]する事で[[ディスアドバンテージ]]を負わずに済む。~
 [[デッキ]]を[[シャッフル]]する事で[[《風帝ライザー》]]・[[《伝説の柔術家》]]等による[[ドローロック]]を間接的に回避する事もできる。~
 [[《マインドクラッシュ》]]や[[《異次元の指名者》]]に[[チェーン]]して[[発動]]すれば、[[手札]]が入れ替わるので[[不発]]にさせる事ができる可能性もある。~

-[[速攻魔法]]であることを利用して[[【凡骨ビート】]]等に採用されることがある。~
[[ドローフェイズ]]でこの[[カード]]を[[発動]]して、[[《凡骨の意地》]]の[[効果]]が止まったときに再び[[ドロー]]ができるためである。~
ただし、この[[カード]]で何枚[[通常モンスター]]を[[ドロー]]したとしても、[[《凡骨の意地》]]で[[ドロー]]できるのは1枚だけなので注意。~

-[[バトルフェイズ]]に[[《デス・ヴォルストガルフ》]]の[[攻撃力]]補助に使えないこともない。~
だがそれなら他の[[速攻魔法]]でも可能な芸当である。~

-[[CYBERDARK IMPACT]]で[[チェーンカード]]が登場した事により、[[速攻魔法]]である[[メリット]]も増えたと言える。~
[[相手]][[ターン]]でも気軽に[[チェーン]]数を稼ぎつつ[[手札]]を交換できる。~
しかし単体では[[ディスアドバンテージ]]を負う[[カード]]である事には変わりない。~
[[手札]]消費の激しい[[【チェーンバーン】]]では、損失無く[[チェーン]]を積み増せる[[《強欲な瓶》]]や[[《八汰烏の骸》]]の方が優先されやすいのが現状である。~

-逆に[[速攻魔法]]であることが仇になることもある。~
[[セット]]してしまうとその[[ターン]]中は[[発動]]できないため、[[セット]]→[[《メタモルポット》]](または[[《手札抹殺》]]など)→《リロード》といったことができないのである。~
// 特定の[[手札]]を揃えることで勝利する[[コンボ]][[デッキ]]にとって、場合によって1[[ターン]]に複数回この[[カード]]を[[発動]]したい場面が出てくる。~
// [[《手札抹殺》]][[《メタモルポット》]]などの他の[[手札]]入れ替えカードを使う時も同様だが、その場合、この[[カード]]を[[セット]]してしまうとその[[ターン]]中には[[発動]]できなくなってしまうのである。~

-[[戻す]]行為は、[[コスト]]ではなく[[効果]]。

-「リロード」は再装填のことであり、銃などの弾が切れたときに補充することである。~
アーケードのガンシューティングゲームではおなじみの言葉。~
空の薬莢を抜き再び弾丸を込める行為を[[手札交換]]になぞらえている。~
//イメージには合っているが、[[交換>手札交換]]をしているこの[[カード]]の行為は「リロード」ではない。~
//単に弾を込めるのはリロードではなく、チャージ。~

-第4期の[[ストラクチャーデッキ]]皆勤賞かと思いきや、2005年12月8日にて破られてしまった。~
第7弾「[[ストラクチャーデッキ−守護神の砦−]]」にその姿は無く、代わりに[[《打ち出の小槌》]]が封入されている。~
しかし第8弾「[[ストラクチャーデッキ−烈風の覇者−]]」にはまたしてもその姿が確認できる。~
[[《ハーピィの狩場》]]との兼ね合いで、[[フリーチェーン]]であるこちらの方が[[《打ち出の小槌》]]よりも活用しやすいと判断されたのだろう。~
もしくは[[デュエリストパック−万丈目編−]]の発売時期とも関連があるのだろうか?

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXの「十代vsエド」(1戦目)においてエドが使用。~
単体では使えない[[カード]]だらけになってしまった[[手札]]を[[デッキ]]に戻し、[[《天空の聖域》]]・[[《ゼラの戦士》]]・[[《大天使ゼラート》]]3枚を引き当てるという驚異の[[ドロー]]パワーを見せ付けた。~
後の「異世界編」では、「ジムvs怒りの仮面」戦で怒りの仮面が《怒りのアンカー・ナイト》の[[効果]]の[[コスト]]として使用している。~
さらに後の、ダークネスに飲まれた万丈目の見た幻影の中で登場。~
万丈目の場は空で、[[手札]]は《リロード》と[[《おジャマ・イエロー》]]のみ。~
[[攻撃力]]1200以上の[[モンスター]]を《リロード》で引ければ勝てる状況で、万丈目は《リロード》を使うか[[《おジャマ・イエロー》]]を[[壁]]として[[召喚]]するかで悩まされる。
その後も他のデュエリストの[[デッキ]]に確認できる。

--アニメ5D'sの「遊星vs鷹栖」戦において鷹栖が使用。~
[[モンスター]]が欲しい状況で[[ドロー]]した[[《抹殺の使徒》]]を含む2枚を[[デッキ]]に戻し、[[《サイクロン》]]と[[《C・コイル》]]を[[ドロー]]することに成功した。~
ちなみにこのときは[[速攻魔法]]である点も活かされている。~
その後も色々なデュエリストが使用している。~
その後も様々なデュエリストの[[デッキ]]に確認できる。~
---「通常の[[魔法カード]]が(台詞上では)使用できない」とされているはずのライディング・デュエルにおいても、[[手札]]に存在していることが確認されている。~
ただ、クロウの[[《シンクロキャンセル》]]やボマーの[[《スター・ブラスト》]]と同様に、「作画を埋めるために適当に選択した」可能性が高い。

--漫画GXでは「十代vs三沢」(1戦目)で三沢が使用。~
十代の恐るべき引きの強さに対抗するためにこの[[カード]]を使用し、見事[[キーカード]]を引き当てている。~

**関連カード [#t03d7475]
-[[《打ち出の小槌》]]
-[[《手札抹殺》]]

-[[《モンスター回収》]]

**収録パック等 [#gbf4f4b2]
-[[EXPERT EDITION Volume.2]] EE2-JP045 &size(10){[[Super]]};
-[[混沌を制す者]] 306-045
-[[STRUCTURE DECK−海馬編− Volume.2]] SK2-051
-[[ストラクチャーデッキ−ドラゴンの力−]] SD1-JP019
-[[ストラクチャーデッキ−アンデットの脅威−]] SD2-JP023
-[[ストラクチャーデッキ−灼熱の大地−]] SD3-JP023
-[[ストラクチャーデッキ−海竜神の怒り−]] SD4-JP022
-[[ストラクチャーデッキ−戦士の伝説−]] SD5-JP029
-[[ストラクチャーデッキ−魔法使いの裁き−]] SD6-JP025
-[[ストラクチャーデッキ−烈風の覇者−]] SD8-JP023

**FAQ [#ce6878c4]
Q:[[《エクスチェンジ》]]などによって[[相手]]の[[カード]]が[[自分]]の[[手札]]にある場合はどうしますか?~
A:[[相手]]の[[カード]]は[[相手]]の[[デッキ]]に戻します。この[[カード]]も[[ドロー]]可能な枚数に数えます。