遊戯王カードWiki - 《レア・ヴァリュー》のバックアップ(No.45)

《レア・ヴァリュー/Rare Value》 †

通常魔法 
自分の魔法＆罠カードゾーンに「宝玉獣」と名のついたカードが
２枚以上存在する時に発動する事ができる。
自分の魔法＆罠カードゾーンに表側表示で存在する
「宝玉獣」と名のついたカード１枚を相手が選択して墓地へ送り、
自分のデッキからカードを２枚ドローする。

　必要な「宝玉獣」は最低でも２枚なのでサポートカードとしては《宝玉の契約》や《宝玉の祈り》より重い。
　効果は《レア・ヴァリュー》と宝玉獣１体を２枚の手札に変えるという手札交換ならぬカード交換である。

　《宝玉獣サファイア・ペガサス》によって「宝玉獣」を用意できれば、アドバンテージを稼ぐこともできる。
　また、このカードで墓地に送った分の「宝玉獣」を《宝玉獣サファイア・ペガサス》や《宝玉の恵み》でリカバリーできる。
　特に《宝玉の恵み》は２枚の「宝玉獣」を置くため、《レア・ヴァリュー》の発動条件を満たす事ができ手札交換しつつ１枚の宝玉獣を残せる。

　墓地に送る?「宝玉獣」は相手が選ぶため、下準備として同名の宝玉獣を２体だけ並べておくと不利にならずに済む。

　魔法＆罠カードゾーンの「宝玉獣」が１枚減ってしまうという欠点がある。
　「宝玉獣」のサポートは永続魔法化した「宝玉獣」の枚数が発動条件になっているものが多く、それらの発動の妨げになる場合もある。

効果として宝玉獣を墓地に送る?ため、《Ｄ－ＨＥＲＯダイヤモンドガイ》の効果を使用して無条件でドローとはいかない。
ただし、発動条件は無視できるので宝玉獣が１枚魔法＆罠カードゾーンにあれば効果を使用できる。

「レア・ヴァリュー（Rare Value）」とは｢希少価値｣という意味。
確かに、宝石とは希少価値のある石のことである。
またその名の通り、このカード自身にも希少価値がある。

原作・アニメにおいて―
アニメGXにおいてヨハン・アンデルセンが使用。
作中では墓地に送る?宝玉獣はランダムと宣言していたが、OCGでは相手が選ぶ事になった。
フィールドに公開情報として出ているものを無作為に選ぶのは難しいことから、それに対する配慮がなされたと見ていいだろう。
「十代vsミスターＴ（ヨハン）」戦では、OCGと同様に墓地に送る?宝玉獣を相手が選ぶようになった。

アニメ5D'sの「遊星vsアキ」（１戦目）において、アキがこのカードと似た効果を持つ《マジック・プランター》（アニメ仕様）を使用している。
自分の永続魔法を選択して墓地に送る?ことが出来たため、このカードの完全上位互換と言える。
しかしOCG化に際してコストが永続罠へと変更された。

Ｑ：「『宝玉獣』と名のついたカード１枚を相手が選択して墓地へ送り、」というのは効果ですか？コストですか？
Ａ：効果です。

Ｑ：チェーン《サイクロン》等で自分のフィールドから永続魔法扱いの宝玉獣が減らされました。
　　効果処理の段階で何枚残っていれば効果は不発になりませんか？
Ａ：1枚も残っていない場合は不発となります。１枚以上残っていれば、それを墓地に送れるため不発になりません。

Ｑ：《マクロコスモス》発動中のこのカードの取り扱いはどうなっていますか？
Ａ：発動は可能ですが墓地に送られないため、ドローすることはできません。