遊戯王カードWiki - 《レアメタル・ドラゴン》のバックアップ(No.80)

《レアメタル・ドラゴン/Rare Metal Dragon》 †

効果モンスター
星４/闇属性/ドラゴン族/攻2400/守1200
このカードは通常召喚できない。

　レベル４にしては破格の攻撃力を持つが、通常召喚できないためサポートは必須なのが最大の難点。
　同じような攻撃力を持つデメリットアタッカーと比べ、召喚からの突破や素材への使用ができないのはあまりにも痛い。
　そのサポートにしても、それらのモンスターは汎用性の高い《スキルドレイン》等で化けるのに対し、こちらはそういった戦術も取れない。

　レベルを活かし、《強化蘇生》で特殊召喚する事で攻撃力2500となりアタッカーとして活用できる。
　各種ウイルスにも対応するため、それなりに有用。
　ただ、やはり手間に対してのリターンとしては微妙なところ。

　他、通常召喚は不可能という事を活かし、《名推理》・《モンスターゲート》でめくると墓地に送られるという特徴がある。
　この点を活かし、《グレート・モス》と同じように、墓地に闇属性モンスターを溜めるデッキ、特に《究極宝玉神レインボー・ダーク・ドラゴン》による１ターンキルを目指すデッキにおいては重宝される。
　《カゲトカゲ》などライバルは多いが、上のように蘇生できる点を活かせば優先できるだろう。

　ペンデュラム召喚によって、ペンデュラムモンスターは必要なもののサポートなしで特殊召喚しやすくなった。
　現在はレベル４を中心とするペンデュラムモンスターは少ないので、発展を待ちたい。

このモンスターは特殊召喚モンスターとして扱われる。（公式裁定）
ただしカードの効果による特殊召喚が正規の特殊召喚なので、召喚条件や蘇生制限はないものと考えていい。

《ライトロード・ビーストウォルフ》等と異なり、「カードの効果でのみ特殊召喚できる」の記述がない。
そのため、あちらがペンデュラム召喚で出せないのに対して、こちらはペンデュラム召喚で特殊召喚する事ができる。

レベルに関連する変わった特殊召喚の方法としては、《アンデットワールド》適用中に《ゾンビ・マスター》や《蒼血鬼》の効果によって特殊召喚するというものもあるが、実戦での活用は厳しい。

原作・アニメにおいて―
劇場版『光のピラミッド』における、「闇遊戯vs海馬」戦で海馬が使用。
《ファミリア・ナイト》の効果により特殊召喚されたが、何故か攻撃せず、《オシリスの天空竜》により一切の活躍なくあっさり撃破されている。
城之内は、下級モンスターにも関わらず自身の《真紅眼の黒竜》と《人造人間－サイコ・ショッカー》と同等の攻撃力を持つことに驚いていた。