シンクロ・効果モンスター 星９/闇属性/機械族/攻2500/守2000 「ジェネクス」と名のついたチューナー＋チューナー以外の闇属性モンスター１体以上 このカードがシンクロ召喚に成功した時、相手フィールド上に表側表示で存在する レベルが一番高いモンスター１体のコントロールを得る。
DUEL TERMINAL −混沌の覇者！！−で登場した闇属性・機械族のシンクロモンスター。
シンクロ召喚成功時、相手フィールド上に存在するレベルの一番高い表側表示モンスターのコントロール奪取をする誘発効果を持つ。
ステータスはあまり高くないが、その手間に見合った強力なコントロール奪取効果を持っている。
このカードがフィールドを離れても、奪ったモンスターのコントロールが相手に戻ることがないのは大きな強み。
ただし奪えるのは表側表示のレベルが一番高いモンスターに限られるので、実質選択肢がないという欠点もある。
また、レベルを持たないエクシーズモンスターは選ぶ事すらできない。
いずれにしても、最低でも奪えるモンスターが相手フィールド上に存在する時にシンクロ召喚したい。
シンクロ召喚の際に要求されるのは、ジェネクスと名のついたチューナーと、闇属性モンスター１体以上である。
従来のジェネクスのシンクロモンスターと違い、チューナーは限定されておらず、全てのジェネクスのチューナーを利用できる。
ジェネクスのチューナーはレベル１〜３のものが存在しているので、《精神操作》で奪った上級モンスターをシンクロ素材に使いやすい。
特に汎用性の高い《Ａ・ジェネクス・バードマン》を利用できる点は大きい。
シンクロ素材としては《邪帝ガイウス》、《Ｄ−ＨＥＲＯ ディアボリックガイ》等が考えられる。
【ジェネクス帝】では、《ジェネクス・ウンディーネ》からの《ジェネクス・コントローラー》も合わせて投入できるため、相性が良い。
レベル１のチューナーを用いる場合は、闇属性限定だがレベル８のモンスターをコントロール奪取して利用できることにも注目したい。
しかし、相手モンスターを利用してシンクロ召喚すると、奪取する価値のあるモンスターがいなくなってしまう可能性もある。
自分のモンスターならば、特殊召喚が容易で再利用しやすい《暗黒界の龍神 グラファ》を用いるのも手。
チューナーがレベル２の場合は、レベル７の闇属性モンスターにシンクロ素材として有用な物が少ない。
チューナーの効果自体もこのカードのシンクロ召喚には適しておらず、無理にシンクロ召喚を狙ったデッキ構築にする必要はないだろう。
《冥府の使者ゴーズ》や《ダーク・アームド・ドラゴン》等汎用性の高いモンスターを入れておき、揃った時にだけシンクロ召喚すれば良い。
積極的に狙うならば、特殊召喚し易い《ブラック・マジシャン》や《Ｓｉｎ 真紅眼の黒竜》等を用いるのがおすすめ。
―《レアル・ジェネクス・クロキシアン》の姿の見られるカード
Ｑ：効果分類は何ですか？
Ａ：誘発効果です。(10/01/28)
Ｑ：コントロール奪取は対象をとる効果ですか？
Ａ：いいえ、対象を取る効果ではありません。(09/04/15)
Ｑ：このカードがフィールドを離れた時、この効果で得ていた相手モンスターのコントロールはどうなりますか？
Ａ：このカードがフィールドを離れても、モンスターのコントロールは相手に戻りません。(09/04/15)
Ｑ：このカードの効果が発動した時、例えば相手のフィールド上にレベル５のモンスターのみ２体いた場合、どう処理しますか？
Ａ：《レアル・ジェネクス・クロキシアン》の効果処理を行う時に、
レベルが一番高いモンスターとして、レベル5のモンスターが2体のみ
存在する場合、《レアル・ジェネクス・クロキシアン》の効果を発動した
プレイヤーが、どちらか1体を選択してコントロールを得る事ができます。(09/12/20)
Ｑ：相手フィールド上に《盲信するゴブリン》と《デスハムスター》が存在する時にこのカードをシンクロ召喚しました。この場合どう処理しますか？
Ａ：《レアル・ジェネクス・クロキシアン》の効果を発動し、レベルが
一番高いモンスターが《盲信するゴブリン》の場合、コントロールを得る効果は適用されません。(10/01/28)