効果モンスター 星4/光属性/獣族/攻1700/守1000 自分の墓地に存在するフィールド魔法カード1枚を選択して発動する。 選択したカードをデッキに戻す。 この効果は1ターンに1度しか使用できない。
STARDUST OVERDRIVEで登場した光属性・獣族の下級モンスター。
墓地のフィールド魔法をデッキに戻す起動効果を持つ。
戻したところで手札に加わらなければ再利用にならず、単体ではまったく意味のない効果。
《テラ・フォーミング》が腐る確率は下げられるが、基本的に維持がメリットとなるフィールド魔法の存在と、墓地に存在する事を前提とするこのカードの想定している状況との乖離が甚だしい。
同じフィールド魔法が3枚以上必要であったとしても、フィールド魔法を直接サルベージできる《マインフィールド》や、効果を得られる《擬似空間》を用いるほうが安定する。
このカード独自の利点として、効果に即効性がある点、毎ターン使用できる点、発動が即座にディスアドバンテージとならない点が挙げられる。
モンスターを戦闘破壊したり、シンクロ召喚などに利用できれば効率的。
しかしながら、これといって有効な展開手段も持たず、ステータスも並のアタッカー以下であるために、上記要素を活かすこと自体に手間がかかる。
それなりにサポートカードは豊富だが、単体では《ZW−一角獣皇槍》などに及ばず、かといってコンボの爆発力もないので、比較的発動機会が多い、フィールド魔法の被破壊時効果を利用するデッキであっても、優先順位は低い。
コンボとなる《歯車街》などを複数確保しやすくなるので、《マジカルシルクハット》との相性は良い。
あちらの効果でこのカードを守る事ができれば、再度効果を使用でき、特殊召喚のコストなどにも利用しやすい。
逆に言えば、その程度のメリットしかないので、《オネスト》や《幻獣の角》等に対応する事もあり、攻撃されずに放置される場合もある。
壁にはなるかもしれないが、安全性が高いわけでもないので、扱いにくい事に変わりはない。
―星座関係
Q:効果分類は何ですか?
A:対象をとる起動効果です。(09/11/14)