*《レジェンド・デビル/Legendary Fiend》 [#m449272d]
 効果モンスター
 星6/闇属性/悪魔族/攻1500/守1800
 自分のスタンバイフェイズ毎に、このカードの攻撃力は700ポイントアップする。

 [[書籍付属カード]]で登場した、[[悪魔族]]の[[上級モンスター]]。~
 [[召喚]]直後の[[攻撃力]]はレベル6にも拘らず1500と劣悪そのものだが、自分自身の[[攻撃力]]を増加させる[[効果]]を持つ。~
 1ターン経てば2200、2ターン目で2900と、ターンを返すにつれて[[モンスター]]同士の戦闘では倒しづらいサイズになる。~

 逆に言えば、このカードの強みは「元々の[[攻撃力]]の低さ」にある。~
 低ステータスが幸いし、[[《キラー・トマト》]]や[[《遺言状》]]等、[[手札]]に来ない限りは[[特殊召喚]]の手段は豊富。~
 [[召喚]]に[[ディスアドバンテージ]]が絡まない、高[[攻撃力]]を備える(可能性がある)[[上級モンスター]]と言うことである。~
 また、[[《収縮》]]で減少する[[攻撃力]]が、一律750である点も[[アタッカー]]としては利点と言える。~
 しかし、[[《収縮》]]を使われると、せっかく積み重ねた[[攻撃力]]が元に戻ってしまう。[[アタッカー]]としては不利な点と言える。~

 なお、1ターン経過した状態の2200という数値は、[[アタッカー]]として十分と言える。~
 単純に、「[[攻撃力]]2100の万能[[アタッカー]]である[[《サイバー・ドラゴン》]]に殴り負けない」からである。~
 [[《ゴブリン突撃部隊》]]や[[《スチームロイド》]]等の高[[攻撃力]]を備える[[デメリット]][[アタッカー]]に倒されてしまうことはある。~
 しかし、それらの採用率を考えると「戦闘で殴り倒されることは少ないカード」と言えるだろう。~

 当然、[[《光の護封剣》]]等で2ターン以上の時間を稼ぐのも手段の一つだが、そこまでする価値があるかは、自分の[[デッキ]]との相性(もしくは[[シナジー]])によるだろう。~
 確かに[[攻撃力]]2900ともなれば戦闘では倒されにくいが、[[除去]]カードに耐性が無い以上大幅な上昇は見込めないのが実情である。~
 結局、高[[攻撃力]]に固執するのなら[[《偉大魔獣 ガーゼット》]]を使った方がはるかに早い。~
 [[《キラー・トマト》]]で相手ターンに[[召喚]]し、「[[攻撃力]]2200で殴りかかれる[[アタッカー]]」程度の認識で良いだろう。~
 汎用性は低く、[[《キラー・トマト》]]から呼び出す「優先順位の低い選択肢の一つ」として存在する程度のカード。~

-[[《ドラゴン・ウォリアー》]]に[[《突然変異》]]可能な点も、一応評価できる。~
[[《遺言状》]]で呼んだ場合、相手ターンで生き延びることが絶望的のため、この方法で活用するべきだろう。~

-原作・アニメにおいて―~
マリクが使用した[[モンスター]]の1体。~
原作では攻守が逆であった。~
[[上級モンスター]]の中ではそれでも[[攻撃力]]が低い方に入るのだが、やはり[[攻撃力]]1800で[[攻撃力]]上昇は脅威とされたのだろう。~
まあおかげで上記のように[[《キラー・トマト》]]で出すことが可能となったのだが。~
マリクはこれで[[《ラーの翼神竜》]]を出さずに城之内に止めを刺すつもりであったが、[[《クイズ》]]で[[蘇生]]した[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]に返り討ちにあい、自身の[[効果]]を使うことすらできずに倒された。

--アニメGXの、佐藤先生がプロデュエリスト時代を回想するシーンで登場。~
この対戦相手は、他に[[《闇魔界の覇王》]][[《デビルゾア》]]使用しているので、[[悪魔族]]メインのデッキなのだろう。

**関連カード [#h70617d8]
-[[《偉大魔獣 ガーゼット》]]

**収録パック等 [#wacb5417]
-[[ザ・ヴァリュアブル・ブック4 付属カード>書籍付属カード#f2292945]] VB-06 &size(10){[[Ultra]]};

**FAQ [#ud249245]
Q:~
A: