《レッサー・デーモン/Lesser Fiend》 †
効果モンスター
星5/闇属性/悪魔族/攻2100/守1000
このカードが表側表示でフィールド上に存在する限り、
このカードが戦闘によって破壊したモンスターは墓地へは行かずゲームから除外される。
Struggle of Chaos −闇を制する者−で登場した、闇属性・悪魔族の上級モンスター。
2100という若干低い攻撃力と戦闘で破壊したモンスターを除外する永続効果を持つ。
同じ効果を持つ《聖導騎士イシュザーク》よりも、ステータスが劣る。
《クリッター》や《ニュードリュア》等の、墓地で発動する効果をもつモンスターを潰すことができる。
この効果によるメリットは、おおよそ下記の通り。
- 「墓地誘発効果を潰せる」
《キラー・トマト》等のほとんどのリクルーター、《クリッター》等のほとんどのサーチャーを無効化。
また、宝玉獣を確実に除外できる。
- 「蘇生して欲しく無いモンスターを追放できる」
《カース・オブ・ヴァンパイア》や《黄泉ガエル》等の自己再生効果を持つモンスターの完全消滅。
その他、蘇生して欲しくないモンスターの追放。
- 「相手の墓地を肥やさせない」
《カオス・ソーサラー》や《貪欲な壺》の抑制。
表示形式に左右されない除外効果である点は評価できるが、破壊できなかった場合を考えると汎用性は低め。
実質的には、リクルーターを中心に運用するデッキへの対策の一つの選択肢になる程度。
各種デーモンサポートを受けられるメリットもある。
《万魔殿−悪魔の巣窟−》でサーチされた後に即時召喚できる《ミストデーモン》が優先されるか。
- 海外版では宗教的な意味を持つ要素は修正されている。
悪魔はキリスト教の概念である為、デーモンという名前を始め、その象徴である山羊角や尻尾等が総じてイラストから削除されているのだが…。
このカード、なまじ引きの絵で全身が写っていた為に、角、翼、尻尾と、あらゆる部分が綺麗さっぱり削除されてしまい、かなり悲惨な状態になっている。
《冥界の魔王 ハ・デス》を筆頭に他の悪魔族も角を奪われたりしているが、削除された面積といい、それによってイラストに妙な空間的余裕が生まれてしまっている間抜けさといい、最大の被害者は恐らくこの《レッサー・デーモン》だろう。
関連カード †
収録パック等 †
FAQ †
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