《レッサー・デーモン/Lesser Fiend》

効果モンスター
星5/闇属性/悪魔族/攻2100/守1000
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
このカードが戦闘によって破壊したモンスターは墓地へは行かずゲームから除外される。

 Struggle of Chaos −闇を制する者−で登場した、闇属性悪魔族上級モンスター
 2100という上級モンスターとしては若干低い攻撃力戦闘で破壊したモンスター除外する永続効果を持つ。

 戦闘破壊したモンスター除外するモンスターの開祖。
 《クリッター》《ニュードリュア》等の、墓地発動するモンスター効果無効化できる。
 発売当初こそ《ヴァンパイア・ロード》《クリッター》《黒き森のウィッチ》除外に活躍していたが、今では同じ役割を担いステータスの高い《聖導騎士イシュザーク》がいる。
 しかしながら《闇の誘惑》《闇次元の解放》を採用する場合はこちらのほうが相性が良い。
 この効果によるメリットは、おおよそ下記の通り。

  1. 墓地誘発効果を潰せる」
    《キラー・トマト》等のほとんどのリクルーター《クリッター》等のほとんどのサーチャー無効化。
  2. 蘇生して欲しく無いモンスターを追放できる」
    《カース・オブ・ヴァンパイア》《黄泉ガエル》等の自己再生効果を持つモンスターの完全消滅。
    その他、蘇生して欲しくないモンスターの追放。
  3. 相手墓地を肥やさせない」
    《貪欲な壺》の抑制。

 後に類似効果を持つモンスターが多数登場しており、その中で最も古いこのカードはさすがに力不足感が目立つ。
 リクルーター対策にしても《閃光の追放者》でいいだろう。
 一応、各種デーモンサポートを受けられるメリットもある。
 だが《万魔殿−悪魔の巣窟−》サーチされた後に即時召喚できる《ミストデーモン》が優先されるか。

 こと、【アンデット族】に対しては無類の制圧力を発揮する。
 《ゴブリンゾンビ》《ピラミッド・タートル》から《ゾンビ・マスター》、あまり見ないが《カース・オブ・ヴァンパイア》まで片っ端から除外できる。

関連カード

融合関連

―名前関連

収録パック等

FAQ

Q:効果分類は何ですか?
A:永続効果です。

Q:相打ち時に相手モンスター除外できますか?
A:このモンスター効果永続効果であるため、自身も戦闘で破壊されることが確定している場合は効果が失われます。そのため、除外できません。
  相手モンスター墓地へ送るタイミングで、何らかの効果によりこのカードがフィールドを離れていた場合も除外できません。
  《聖導騎士イシュザーク》相打ちでも相手モンスター除外しますが、これは《聖導騎士イシュザーク》効果誘発効果だからです。