効果モンスター 星１０/闇属性/ドラゴン族/攻3500/守2500 このカードは通常召喚できない。 「バスター・モード」の効果でのみ特殊召喚できる。 このカードが攻撃した場合、 ダメージ計算後にこのカード以外のフィールド上のモンスターを全て破壊する。 また、フィールド上のこのカードが破壊された時、 自分の墓地の「レッド・デーモンズ・ドラゴン」１体を選択して特殊召喚できる。
CRIMSON CRISISで登場した闇属性・ドラゴン族の特殊召喚モンスター。
攻撃した場合に自身以外のモンスターを全て破壊する誘発効果と、破壊された時に《レッド・デーモンズ・ドラゴン》を蘇生させる誘発効果を持つ。
１つめの破壊効果は強制発動の誘発効果。
《レッド・デーモンズ・ドラゴン》と比べ、相手攻撃表示モンスターも破壊できるようになった分、自分のモンスターも無差別に破壊されるようになった。
そのため効果で相手モンスターを一掃し、他のモンスターで直接攻撃を行うにはひと工夫が必要となる。
攻撃を介すのが前提のため、《次元幽閉》などを発動されると大幅なディスアドバンテージになる。
単に攻撃表示のモンスターを破壊したいのならば、《バスター・モード》が必要なく、攻撃を介す必要もない《えん魔竜 レッド・デーモン》の方が使いやすい。
２つめの蘇生効果は任意発動の誘発効果。
攻撃的な《レッド・デーモンズ・ドラゴン》の特殊召喚が最も有効的に働くタイミングはバトルフェイズだろう。
素体となる《レッド・デーモンズ・ドラゴン》で相手の壁モンスターを一掃、他のモンスターや《バスター・モード》によるこのカードの特殊召喚により追撃。
《破壊指輪》などを発動させる事で、このカードを破壊し、《レッド・デーモンズ・ドラゴン》の蘇生でさらなる追撃も可能となる。
全てダイレクトアタックで決まれば１ターンキルを狙う事もでき、特殊召喚するタイミング次第では、大きな破壊力を秘めているカードである。
ただ、１ターンキル性能自体は高いが、このカードを出すのに手間がかかるわりには、他のカードがなければ１ターンキルしづらく扱いづらい。
耐性も全くないため、攻撃力や効果を活かす前に除去される場合が大半であり、強力な制圧力を持つ《スターダスト・ドラゴン／バスター》と比べると汎用性で大きく劣ってしまう。
―効果関連
―《レッド・デーモンズ・ドラゴン／バスター》の姿が見られるカード
Ｑ：このカードが攻撃して戦闘をおこなったモンスターを戦闘破壊できる状態だった場合、戦闘と効果のどちらで破壊されますか？
Ａ：その場合でもこのカードの破壊する効果が発動し、効果により破壊された扱いになります。
また、戦闘により破壊された扱いにはならないので、《キラー・トマト》などの効果は発動しません。(08/11/19)
Ｑ：このカードが攻撃し、戦闘によって破壊される場合、全体除去効果は発動しますか？
Ａ：はい、その場合でも発動します。(09/12/23)
Ｑ：このカードが相手に戦闘ダメージを与えたとき、《冥府の使者ゴーズ》の効果を発動する場合、先にこのカードの効果が発動しますか？
Ａ：はい、それらの効果は同じタイミングにて発動するため、先にこのカードの効果が発動し、相手はそれにチェーンして《冥府の使者ゴーズ》の効果を発動できます。(09/08/01)
Ｑ：このカードが装備カード扱いになっている時に破壊された場合、墓地の《レッド・デーモンズ・ドラゴン》を特殊召喚する事はできますか？
Ａ：できます。(09/10/07)
Ｑ：自分のこのカードが相手フィールドで破壊された場合、効果を発動できるのはどちらのプレイヤーですか？
Ａ：この効果はフィールドではなく、破壊され送られた場所で発動する効果です。したがって効果を発動できるのは元々の持ち主である自分です。(09/10/07)