効果モンスター 星1/闇属性/爬虫類族/攻 0/守 0 このカードは戦闘では破壊されない。 このカードがモンスターと戦闘を行ったバトルフェイズ終了時、 そのモンスターの攻撃力を0にする。 また、自分のエンドフェイズ時、 フィールド上に表側守備表示で存在するこのカードを表側攻撃表示にする。
ABSOLUTE POWERFORCEで登場した闇属性・爬虫類族の下級モンスター。
戦闘で破壊されず、このカードと戦闘したモンスターの攻撃力を0にする誘発効果、エンドフェイズに表側攻撃表示になる誘発効果を持つ。
《レプティレス・ゴルゴーン》と違い、相手からこのカードに戦闘をしかけた場合でも攻撃力を0にすることができる。
また、戦闘破壊に耐性を持つため《ミスト・ボディ》等の補助も必要なく、《サベージ・コロシアム》等で攻撃を強要するのも有効。
ステータスがどちらも0というのが難点だが、こちらは《悪夢再び》、《ダメージ=レプトル》でサルベージ、リクルートしやすいという利点にもなっている。
うまく相手にこれを踏ませれば返しのターンで《レプティレス・ヴァースキ》の特殊召喚が狙える。
そうでなくても《レプティレス・ヴァースキ》の存在を警戒して不用意に裏側守備表示モンスターを攻撃できなくなるという点も見逃せない。
自分のエンドフェイズ時になると、強制的に攻撃表示になってしまうのデメリットがある。
放置していると後続のモンスターにサンドバッグにされやすくなるが、セットしたターンなら発動せず、リリースやシンクロ素材に使ってフィールドから離せば狙われずに済むので、デメリット回避はさほど困難ではない。
どうしても維持したいのなら、戦闘耐性を活かせる《スピリットバリア》や、ダメージを利用できる《ダメージ=レプトル》や《ディメンション・ウォール》等と併用すると効果的である。
或いは、《The tyrant NEPTUNE》で効果を丸々コピーして、もう一体を攻撃力の高いモンスターをリリースするのも手である。
他方では《月読命》とも相性が良く、このカードを裏側守備表示にしてデメリットを回避しつつ、このカードで攻撃力を0にした相手モンスターを戦闘破壊するコンボもある。
戦闘破壊されず、相手モンスターの攻撃力を0にするだけでも強力なので、上手く扱えば【レプティレス】以外のデッキでも十分活躍することができるモンスターと言えるだろう。
Q:効果分類は何ですか?
A:戦闘で破壊されない効果は永続効果で、攻撃力が0になる効果と表示形式変更の効果は誘発効果になります。(09/11/16)
Q:このカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時にこのカードがフィールド上に存在しない場合は攻撃力を0にする効果は発動しますか?
A:バトルフェイズ終了時にフィールド上に存在しない場合は発動しません。(09/12/14)
Q:エンドフェイズ時の表示形式変更の効果やバトルフェイズ終了時の効果は、《光と闇の竜》に発動を無効にされた場合再び発動しますか?
A:調整中。(13/04/01)
Q:攻撃力2000の《ワイトキング》は、戦闘を行った後攻撃力がいくつになりますか?
A:0になります。なお、その後で墓地に《ワイト》が増えても0のままです。(09/12/16)
→参考:《BF−疾風のゲイル》