《レプティレス・ラミア/Reptilianne Hydra》 †
シンクロ・効果モンスター
星6/闇属性/爬虫類族/攻2100/守1500
「レプティレス」と名のついたチューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、
相手フィールド上に表側表示で存在する攻撃力0のモンスターを全て破壊し、
破壊した数だけ自分のデッキからカードをドローする。
STARDUST OVERDRIVEで登場した闇属性・爬虫類族のシンクロモンスター。
相手フィールド上のモンスターを破壊し、デッキからカードをドローする誘発効果を持つ。
最大で5枚破壊+5枚ドローとなり、アドバンテージ面で言えば効果は非常に優秀である。
しかし相手に都合よく攻撃力0のモンスターがいることは少なく、効果の発動タイミングも「シンクロ召喚に成功した時」と、極めて限定的である。
まず「攻撃力0」に関しては、《レプティレス・ゴルゴーン》や《レプティレス・メデューサ》のモンスター効果を有効に活用するしかない。
《おジャマトリオ》を使用するという方法も有効で、3体のおジャマトークンだけで、900ポイントダメージ+3枚ドローとなる。
この効果は発動時に対象を選択しないので、チェーンして《おジャマトリオ》を発動すれば、トークンを利用される心配も少ない。
また《レスキューキャット》から《コアラッコ》2体をリクルートし、《レプティレス・バイパー》+《コアラッコ》2体でシンクロ召喚するのも良い。
- 神話・伝承において―
「ラミア(ラミアー/Lamia、原語表記:Λαμία)は、ギリシャ神話に登場する怪物(人物)である。
海の神ポセイドンの息子ベーロスと、その母リビュエーとの間にもうけられた娘であり、元々はリビアの女王で、ゼウスに見初められた。
しかし、このことにゼウスの妻であるヘーラーが怒り、ゼウスとの間に産まれた子供を全て殺され、この時に「上半身は女性で下半身が蛇の怪物」に変えられた、と言われる。
ヘーラーは呪いでラミアの眠りを奪ったが、ゼウスはこれに見兼ねて目を外して眠れるようにしたものの、ラミアは子供を持つ母親を羨んだ挙句、子供を食べるようになった。
なお、ヘーラーに生まれてきた子供を喰う呪いをかけられ、その後上半身が女性で下半身が蛇の怪物にされた話や、ヘーラーに子供を殺された哀しみで怪物と化した話もある。
英語名の「Hydra(ヒュドラー、原語表記:Ὕδρα)」はギリシャ神話に登場する怪物であり、古典ギリシャ語で「水蛇」を意味する。
ギリシャ神話では9つの首のうち真ん中の1つが不死身とされる蛇であり、再び9つに戻る。
ヒュドラーを倒そうとしたヘーラクレースは甥のイオラーオスに助けを求め、ヘーラクレースがヒュドラーの首を切り落とし、イオラーオスがその切り口を焼き、最後に真ん中の不死身の首を巨大な岩の下敷きにして倒した。
ヘーラクレースは、この戦いで得たヒュドラーの猛毒の血を自分の矢に塗って戦いに用いるようになったが、これを誤って受けたケンタウロス族の賢者ケイローンは苦痛で不死になれず、ヘーラクレース自身もこの毒に侵されてしまった。
- 現在の海蛇座はヒュドラーがモデルである。
- イラストは女性の体が両腕を除いて蛇であり、頭部は5体の蛇と化した女性の顔が5つもある。
どちらかというとヒュドラーが近い。
- 日本では、頭部が8つ存在する蛇のことを八岐大蛇(ヤマタノオロチ) と呼んでいる。
関連カード †
収録パック等 †
FAQ †
Q:破壊とドローの処理は同時に行う扱いですか?
A:はい、同時に行う扱いになります。(09/09/10)