*《レプティレス・ラミア/Reptilianne Hydra》 [#f51b3c5d]
 シンクロ・効果モンスター
 星6/闇属性/爬虫類族/攻2100/守1500
 「レプティレス」と名のついたチューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
 このカードがシンクロ召喚に成功した時、
 相手フィールド上に表側表示で存在する攻撃力0のモンスターを全て破壊し、
 破壊した数だけ自分のデッキからカードをドローする。

 [[STARDUST OVERDRIVE]]で登場した[[闇属性]]・[[爬虫類族]]の[[シンクロモンスター]]。~
 [[相手]][[フィールド]]上の[[モンスター]]を[[破壊]]し、[[デッキ]]から[[カード]]を[[ドロー]]する[[誘発効果]]を持つ。

 [[攻撃力]]は物足りず、粒揃いの[[レベル]]6[[シンクロモンスター]]の中では頼もしさに欠ける数字である。~
 反面、[[対象を取らず>対象をとる(指定する)効果]]に最大で5枚[[破壊]]+5枚[[ドロー]]を生む[[効果]]は、[[アドバンテージ]]面で言えば非常に優秀。~
 しかし[[相手]]に都合よく[[攻撃力]]0の[[モンスター]]がいることは少なく、[[効果]]の[[発動]]タイミングも「[[シンクロ召喚に成功した時>シンクロ召喚に成功した]]」と、極めて限定的である。~

 その「[[攻撃力]]0」に関しては、[[《レプティレス・ゴルゴーン》]]や[[《レプティレス・メデューサ》]]の[[モンスター効果]]活用、或いは[[《ゼロ・フォース》]]あたりとの[[コンボ]]が基本路線と言える。~

 また、[[《おジャマトリオ》]]との相性が良く、3体の[[おジャマトークン]]だけで、900ポイント[[ダメージ]]+3枚[[ドロー]]となる。~
 この[[効果]]は[[発動]]時に[[対象を選択しない>対象をとる(指定する)効果]]ので、[[チェーン]]して[[《おジャマトリオ》]]を[[発動]]すれば、[[トークン]]を利用される心配も少ない。~
// [[《レスキューキャット》]]から[[《コアラッコ》]]2体を[[リクルート]]し、[[《レプティレス・バイパー》]]+[[《コアラッコ》]]2体で[[シンクロ召喚]]するのも良い。

-現在の所、[[レプティレス]]と名のついた[[チューナー]]は[[《レプティレス・バイパー》]]しか存在しない。~
[[破壊]]する標的は1体少なくなってしまうが、何らかの[[効果]]で[[攻撃力]]0となった[[レベル]]4非[[チューナー]][[モンスター]]を奪えれば、そのまま[[シンクロ召喚]]に繋げられる。~
[[《速攻の黒い忍者》]]などの簡単に[[除外]]可能な[[効果]]で[[《ゼロ・フォース》]]を[[発動]]後、[[《レプティレス・バイパー》]]を[[召喚]]して[[相手]]の[[レベル]]4[[モンスター]]を[[コントロール]]奪取、《レプティレス・ラミア》を[[シンクロ召喚]]し、残った[[相手]][[モンスター]]を[[破壊]]し尽くす、という[[コンボ]]が成功すれば理想的だろう。~
[[《速攻の黒い忍者》]]などの簡単に[[除外]]可能な[[効果]]で[[《ゼロ・フォース》]]を[[発動]]。~
[[《レプティレス・バイパー》]]を[[召喚]]して[[相手]]の[[レベル]]4[[モンスター]]を[[コントロール奪取]]してこの[[カード]]を[[シンクロ召喚]]。~
残った[[相手]][[モンスター]]を[[破壊]]し尽くす、という[[コンボ]]が成功すれば理想的だろう。~

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

-神話・伝承において―~
「ラミア(ラミアー/Lamia、原語表記:Λαμία)は、ギリシャ神話に登場する怪物(人物)である。~
海の神[[ポセイドン>《ポセイドンの力》]]の息子ベロスと、その母リビュエとの間にもうけられた娘であり、元々はリビアの女王で、ゼウスに見初められた。~
しかし、このことにゼウスの妻であるヘラが怒り、ゼウスとの間に産まれた子供を全て殺され、この時に「上半身は女性で下半身が蛇の怪物」に変えられた、と言われる。~
ヘラは呪いでラミアの眠りを奪ったが、ゼウスはこれに見兼ねて目を外して眠れるようにしたものの、ラミアは子供を持つ母親を羨んだ挙句、子供を食べるようになった。~
なお、ヘラに生まれてきた子供を喰う呪いをかけられ、その後上半身が女性で下半身が蛇の怪物にされた話や、ヘラに子供を殺された哀しみで怪物と化した話もある。~

--[[イラスト]]は女性の体が両腕を除いて蛇であり、頭部は5体の蛇と化した女性の顔が5つもある。~
このデザインはギリシャ神話のものではなく、ブリガリアの民話における「ラミア」を元にしたと思われる。~
こちらは切っても切っても生えてくる複数の頭部を持つといわれており、[[イラスト]]の特徴とも合致する。
[[英語名]]はこのラミアと似た特徴を持っているためか、「[[ヒドラ>《トリプル・ヴァイパー》]](Hydra)」になっている。

--日本では、頭部が8つ存在する蛇として[[八岐大蛇(ヤマタノオロチ)>《八俣大蛇》]]の伝承がある。

**関連カード [#fc01a09c]
-[[レプティレス]]

-[[《光帝クライス》]]

//―《レプティレス・ラミア》に関する[[効果]]を持つ[[カード]]
//このカードを名指しで指定している魔法・罠・効果モンスターが存在する場合、そのカードをリンク

//―《レプティレス・ラミア》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#ac7b23e4]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#idb5390d]
-[[STARDUST OVERDRIVE]] SOVR-JP042 &size(10){[[Super]]};

**FAQ [#k18527d5]
Q:[[破壊]]と[[ドロー]]の処理は同時に行う扱いですか?~
A:はい、同時に行う扱いになります。(09/09/10)

Q:[[相手]][[フィールド]]上に[[攻撃力]]0の[[モンスター]]が複数体存在する時に《レプティレス・ラミア》の[[効果]]を[[発動]]しました。~
  そのうちの1体が何らかの方法で[[破壊]]を防いだ場合、残りの破壊した[[モンスター]]の数だけ[[ドロー]]できますか?~
A:はい、[[破壊]]できた[[モンスター]]の数だけ[[ドロー]]します。(10/08/09)

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//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。