《レベル調整/Level Modulation》 †
通常魔法
相手はカードを2枚ドローする。
自分の墓地に存在する「LV」を持つモンスター1体を、
召喚条件を無視して特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン攻撃できず、
効果を発動及び適用する事もできない。
レベルアップモンスター専用の蘇生カード。
しかし蘇生の代償は相手の2枚ドローに加え、蘇生したターンには何もできない…と、かなり重い。
召喚条件を無視することはできるのだが、蘇生制限には引っ掛かる…という複雑なカード。
"蘇生制限に引っ掛かる"とは、"正規の手段で召喚していない特殊召喚モンスターは蘇生できない"と言うことである。
つまり、《おろかな埋葬》で直接墓地に送った《ホルスの黒炎竜 LV8》は残念ながら蘇生することができない。
しかし、一度墓地に落ちてしまった《ホルスの黒炎竜 LV8》を呼び戻すには都合の良いカード。
【お触れホルス】ならば、2枚のドローもそれ程痛くは無いだろう。
- 原作・アニメにおいて―
GXにおける「万丈目VS黒蠍盗掘団」戦において万丈目が使用。
《黒蠍−罠はずしのクリフ》の効果によって墓地へと送られた《アームド・ドラゴン LV7》を蘇生させ、反撃に出た。
(ただし、この時はデッキから直接墓地に送られているため、蘇生制限に引っかかっていると思われるが。)
なお、劇中においては罠カードであり、「この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン攻撃できず、効果を発動及び適用する事もできない。」というテキストが無い。
この時も万丈目は蘇生させたターンに《アームド・ドラゴン LV7》の効果を使用し、更にこれで攻撃させている。
罠カードであるが故に発動までのタイムラグがあるものの、効果そのものは実物のものよりも強化されていたと言えよう。
その後、「万丈目VS斎王」戦において再登場。
今度は《天使の施し》の効果によって捨てた《アームド・ドラゴン LV7》を蘇生し、《アームド・ドラゴン LV10》を特殊召喚。
そこから一気に反撃の狼煙を上げた。
この時には、現実のものに準じて魔法カードに修正されている。
(しかしながら、ここでも《アームド・ドラゴン LV7》は蘇生制限に引っかかっていたりするのだが。)
関連カード †
収録パック等 †
FAQ †
Q:蘇生したカードの効果が使えないのは、蘇生させたターンだけですか?
A:この効果で特殊召喚したターンのみの制約です。