*《ロード・オブ・ドラゴン−ドラゴンの&ruby(しはいしゃ){支配者};−/Lord of D.》 [#top] 効果モンスター 星4/闇属性/魔法使い族/攻1200/守1100 (1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、 お互いのプレイヤーはフィールドのドラゴン族モンスターを効果の対象にできない。 [[EX]]で登場した[[闇属性]]・[[魔法使い族]]の[[下級モンスター]]。~ [[ドラゴン族]]を[[効果の対象]]にできなくする[[永続効果]]を持つ。~ [[《竜魔人 キングドラグーン》]]の[[融合素材]]である。~ [[ドラゴン族]]に[[効果の対象]]への[[耐性]]を付与するが、自身の[[ステータス]]があまりに低い。~ また、自身が[[ドラゴン族]]でないため[[サポートカード]]を[[ドラゴン族]]と共有できず、単体での使い勝手は悪い。~ 基本的には、[[《竜魔人 キングドラグーン》]]の[[融合召喚]]か[[《ドラゴンを呼ぶ笛》]]の[[発動]]に繋げるために採用することになる。~ [[魔装戦士]]との相性は良く、他の[[ドラゴン族]]と共に[[ペンデュラム召喚]]してサポートに徹する事ができる。~ [[《召魔装着》]]で自身と[[ドラゴン族]]の[[強化]]も狙える。~ [[《竜魔人 キングドラグーン》]]の[[融合召喚]]には、[[《融合呪印生物−闇》]]や[[《沼地の魔神王》]]等の[[融合素材代用モンスター]]を使用することが可能。~ よって、正規の[[融合素材]]の内、[[《神竜 ラグナロク》]]とこの[[カード]]のいずれかを採用すればよい。~ [[モンスター]]に[[ドラゴン族]]や[[通常モンスター]]を増やしたい場合は前者となり、[[闇属性]]で統一したい場合は後者となる。~ [[《ダーク・グレファー》]]等で[[《融合呪印生物−闇》]]と共に[[墓地へ送る]]ことで、[[《龍の鏡》]]での[[融合召喚]]につなげることも可能である。~ 専用[[サポートカード]]として[[《ドラゴンを呼ぶ笛》]]が存在するが、これについては[[《ドラゴンを呼ぶ笛》]]のページを参照。~ -この[[カード]]の[[永続効果]]について― --[[チェーン]]1で[[ドラゴン族]]が[[対象]]に選択されたとする。~ [[チェーン]]2で[[《リビングデッドの呼び声》]]等でこの[[カード]]を[[特殊召喚]]しても、すでに[[対象]]の選択は終わっているため、[[チェーン]]1の[[効果]]が[[不発]]になる事はない。~ --[[トーナメントパック2008 Vol.3]]以前に収録されたものは[[エラッタ]]されておらず、「[[フィールド]]上」と明記されていないので注意したい。~ -[[闇属性]][[レベル]]4[[モンスター]]であるため、[[《ダーク・ホルス・ドラゴン》]]の[[モンスター効果]]で[[蘇生]]できるという[[メリット]]がある。~ //-[[トーナメントパック2008 Vol.3]]を最後に[[絶版]]になっていたが、[[ストラクチャーデッキ−ドラゴニック・レギオン−]]にて[[《ドラゴンを呼ぶ笛》]]とともに再録された。~ //--一方、英語版では[[Duelist Pack:Kaiba]]にも[[《ドラゴンを呼ぶ笛》]]とともに再録されている。~ //その後再録が続いているので -第1期から存在する[[カード]]だが、当時[[【ドラゴン族】]]を構築する場合、優秀な[[モンスター]]は非常に少なく、[[下級モンスター]]はどれも[[《レインボー・フィッシュ》]]に負けるほど[[ステータス]]が貧弱だった。~ そのため、この[[カード]]と[[《ドラゴンを呼ぶ笛》]]で[[《青眼の白龍》]]等の高[[レベル]][[モンスター]]を展開し[[攻撃力]]の高さで攻める[[デッキ]]以外に選択肢はなかった。~ だが、その[[手札事故]]の発生率は当時から厳しく、展開しても[[《サンダー・ボルト》]]で簡単に[[破壊]]されるため、苦汁を飲まされ続けていた。~ [[《青眼の白龍》]]ではなく[[上級モンスター]]の[[《密林の黒竜王》]]を採用し、少しでも[[手札事故]]を減らそうと努めることもあった。~ -「[[対象]]」という用語が使用された最初の[[カード]]だが、「対象にならない」という、あたかもこの言葉が既存のルール用語であるかのような用法だったので大混乱を呼んだ。~ 当時の書籍を振り返ると、[[《サンダー・ボルト》]]はすべての[[モンスター]]を[[対象]]にとっているのか否かについて解釈が割れている。~ 中には「[[ドラゴン族]]はいったん守られるが、ロード・オブ・ドラゴンが[[破壊]]された後に時間差で結局[[破壊]]される」という奇抜な回答を載せた本もある。~ -[[英語名]]は何故か「ドラゴン」が略されている。~ -「支配者」という名だが、[[効果]]は[[ドラゴン族]]を守っている。~ そんな人物だからこそ[[ドラゴン族]]も従属しているのだろう。~ 真DM2では彼の口から「ドラゴンを守る者」という言葉が聞ける。~ -[[《ドラゴン・ウィッチ−ドラゴンの守護者−》]]と並べれば、[[ドラゴン族]]は[[攻撃]]されず、[[対象]]にとられないが、この[[カード]]および[[《ドラゴン・ウィッチ−ドラゴンの守護者−》]]は無防備なままである。~ あちらとは違い[[《DNA改造手術》]]を使うと、[[相手]][[モンスター]]全体にも[[耐性]]を与えてしまう。~ -原作・アニメにおいて―~ 海馬が[[《青眼の白龍》]]の高速[[召喚]]及び防御のために愛用する[[カード]]。~ 初登場は「バトルシティ編」の前哨戦である「海馬vsデュエルロボ」戦だが、この時は[[《オベリスクの巨神兵》]]の力を試すため、[[《青眼の白龍》]]共々デュエルロボに使わせていた。~ [[守備表示]]で[[召喚]]され、海馬の[[《暗黒の眠りを誘うルシファー》]](アニメでは[[《竜殺者》]])の[[効果]]から[[《青眼の白龍》]]を守った。~ その後[[《ドラゴンを呼ぶ笛》]]との[[コンボ]]で3体の[[《青眼の白龍》]]を[[フィールド]]に並べたが、最終的には[[《オベリスクの巨神兵》]]の[[効果]]により[[《青眼の究極竜》]]もろとも[[破壊]]された。~ 「バトルシティ編」の「闇遊戯vs海馬」では海馬が使用し、遊戯の[[《六芒星の呪縛》]]を牽制しつつ[[《ドラゴンを呼ぶ笛》]]との[[コンボ]]で[[《青眼の白龍》]]を[[フィールド]]に揃えた。~ しかし、最終的には[[《魔法の筒》]](アニメ版では[[通常罠]]《マジシャンズセレクト》)によって自身が[[破壊]]された。~ --原作での[[効果]]は「[[ドラゴン族]]は[[魔法・罠カード]]の影響を受けない」というもののようだ。~ --アニメDMでは出番が大幅に増加している。~ ---デュエルロボの[[デュエル]]に先駆けて、「DMクエスト編」において初登場。~ この時は足元にこの[[モンスター]]の姿が映され、「[[ドラゴン族]][[モンスター]]以外は[[戦闘]]に参加できない」という制約を[[フィールド魔法]]のように全域に与える能力を発揮した。~ これにより、[[《F・G・D》]]をラスボスに据えた「[[ドラゴン>ドラゴン族]]の聖域」たる最終決戦の舞台の演出に一役買っている。~ ---「バトルシティ編」では、原作で[[デュエル]]内容が省かれた「闇遊戯&海馬vsレアハンター2人組(原作と異なり仮面コンビと同一人物)」との[[タッグデュエル]]において海馬が使用。~ [[《オベリスクの巨神兵》]][[召喚]]の布石として2枚の[[《ドラゴンを呼ぶ笛》]]で[[《青眼の白龍》]]と[[《ダイヤモンド・ドラゴン》]]を[[フィールド]]に揃え、自らも[[効果]][[発動]]のための[[生け贄]]となった。~ ---アニメオリジナル「乃亜編」の「海馬vsビッグ5(大門)」戦では海馬の[[デッキ]]マスターとして使用される。~ 「500[[ライフポイント]]を支払うことで[[自分]]の[[手札]]の[[ドラゴン族]][[モンスター]]1体を[[通常召喚]]と同じ条件で[[特殊召喚]]することができる」という[[《血の代償》]]のような[[効果]]だった。~ 因みに、次の[[デュエル]]では[[《カイザー・シーホース》]]を[[デッキ]]マスターにしていた。~ ---アニメオリジナル「海馬vs闇バクラ」でも使用されたが、この時は[[《青眼の白龍》]]を[[対象]]にしたバクラの[[永続罠]]《死霊の盾》を何故か防ぐことができなかった。~ 返しの[[ターン]]に[[装備魔法]]《嘆きの&ruby(ウェジュ){石版};》の[[効果]]で石版に封印され、直後に海馬の[[罠カード]]《攻撃誘導アーマー》によって[[《青眼の白龍》]]の身代わりに[[破壊]]されている。~ なお《嘆きの&ruby(ウェジュ){石版};》の[[イラスト]]においても、同様にこの[[カード]]が石板に封印されかけている。~ //http://yugioh.wikia.com/wiki/Grief_Tablet また、[[デュエル]]前に海馬が出したアタッシュケースの中にもこの[[カード]]が確認できる。~ --劇場版『遊戯王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』の「藍神vs海馬」戦では海馬の[[手札]]に存在が確認できる。 --遊戯王Rでは「海馬vs天馬夜行」戦において登場。~ [[魔法カード]]《クロス・シフト》の[[効果]]で《マテリアル・ライオン》を[[手札]]に戻し[[特殊召喚]]した。~ [[《ドラゴン・目覚めの旋律》]]と[[《ドラゴンを呼ぶ笛》]]の[[コンボ]]により、[[《青眼の白龍》]]3体の[[特殊召喚]]に成功している。~ --アニメGXでは「十代vs[[カイバーマン>《正義の味方 カイバーマン》]]」戦において、[[カイバーマン>《正義の味方 カイバーマン》]]の[[デッキ]]に確認できる。~ また、「万丈目準vs長作」戦においては長作が使用。~ [[手札]]から[[《竜魔人 キングドラグーン》]]の[[融合素材]]となった。~ --アニメZEXAL&ruby(セカンド){II};の「カイトvsジンロン」戦では、ジンロンの[[手札]]に[[《ドラゴンを呼ぶ笛》]]が確認できるため、恐らくジンロンの[[デッキ]]にこの[[カード]]も投入されていると思われる。~ -コナミのゲーム作品において―~ DM3・4・7・8では[[効果]]を持たず、「数多くのドラゴン族を支配する力を持っている魔術師」という[[テキスト>フレイバー・テキスト]]を持っていた。~ また、[[攻撃力]]1200未満の[[ドラゴン族]]と[[魔法使い族]]の[[融合]]で生み出す事もできた。~ --真DM2では、《究極竜の儀式》をスロットで揃えるとこのカードが入手できた。~ --[[DUEL TERMINAL]]では専用ボイス付きでモクバが使用する。~ --フォルスバウンドキングダムでの[[攻撃]]名は「竜魂招来」。~ **関連カード [#card] -[[《ロード・オブ・ドラゴン−ドラゴンの統制者−》]] -[[《ドラゴンを呼ぶ笛》]] -[[《ライトロード・ドルイド オルクス》]] -[[《ドラゴン・ウィッチ−ドラゴンの守護者−》]] ―[[融合]]関連 -[[《竜魔人 キングドラグーン》]] --[[《神竜 ラグナロク》]] ―《ロード・オブ・ドラゴン−ドラゴンの支配者−》の姿が見られる[[カード]] -[[《ドラゴン・目覚めの旋律》]] //**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck] //-[[【】]] **収録パック等 [#pack] -[[EX]] &size(10){[[Secret]]}; -[[EX-R]] EX-84 &size(10){[[Ultra]]}; -[[STRUCTURE DECK−海馬編−]] KA-45 -[[STRUCTURE DECK−海馬編− Volume.2]] SK2-014 -[[トーナメントパック2008 Vol.3]] TP07-JP006 -[[ストラクチャーデッキ−ドラゴニック・レギオン−]] SD22-JP016 -[[デュエリストパック−決闘都市編−]] DP16-JP016 -[[ストラクチャーデッキ−海馬瀬人−]] SDKS-JP011 **FAQ [#faq] Q:[[ドラゴン族]][[モンスター]]に装備されている[[《強奪》]]を、この[[カード]]を[[召喚]]して[[無効]]にすることはできますか?~ A:この[[カードの効果]]が[[適用]]される前から存在する[[装備カード]]には、影響を与えません。~ なお、[[《早すぎた埋葬》]]で[[墓地]]から[[ドラゴン族]]を[[特殊召喚]]した場合、[[《早すぎた埋葬》]]は[[特殊召喚]]した[[ドラゴン族]]に装備されます。~ [[《早すぎた埋葬》]]が[[破壊]]された時に[[装備モンスター]]を[[破壊]]する[[効果]]も、この[[ドラゴン族]]に適用されます。 Q:場にこの[[カード]]が存在する場合、[[《幻想召喚師》]]の[[リバース効果]]で[[特殊召喚]]した[[ドラゴン族]]の[[融合モンスター]]は、[[効果]]を[[発動]]した[[ターン]]終了時に[[破壊]]されませんか?~ A:[[《幻想召喚師》]]の[[リバース効果]]は[[対象をとる(指定する)効果]]ではないため、[[特殊召喚]]した[[ターン]]に[[破壊]]されます。(07/10/23) //質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。 //記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。 //未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。 //ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。 ---- &tag(《ロード・オブ・ドラゴン−ドラゴンの支配者−》,モンスター,効果モンスター,星4/闇属性/魔法使い族/攻1200/守1100,);