*《ロードポイズン/Lord Poison》 [#be57a726] 効果モンスター 星４/水属性/植物族/攻1500/守1000 このカードが戦闘によって破壊され墓地に送られた時、 自分の墓地に存在する「ロードポイズン」以外の 植物族モンスター１体を自分フィールド上に特殊召喚する。 [[混沌を制す者]]で登場した[[水属性]]・[[植物族]]の[[モンスター]]。~ [[戦闘で破壊>戦闘破壊]]されたとき、《ロードポイズン》以外の[[植物族]]を[[蘇生]]する[[誘発効果]]を持っている。~ [[蘇生]]する[[植物族]]には[[レベル]]や[[攻撃力]]による制限は一切なく、ほぼ全ての[[植物族]][[モンスター]]を[[蘇生]]することが出来る。~ この絶妙な[[攻撃力]]であれば、[[自爆特攻]]による[[効果の発動]]は容易に達成できる。~ [[ダメージステップ]]で[[発動]]する[[効果]]なので、現[[環境]]で流行している[[《Ｄ.Ｄ.クロウ》]]や[[《王宮の弾圧》]]に邪魔されないのも利点。~ [[水属性]]であるために[[《サルベージ》]]で[[墓地]]から[[回収>サルベージ]]でき、[[《レクンガ》]]の[[墓地コスト]]にもできる。~ 以上のように非常に強力な[[効果]]なのだが、[[墓地]]にこの[[カード]]以外の[[植物族]][[モンスター]]がいなければこの[[効果]]は無意味なものになってしまう。~ よって１[[ターン]]目から[[手札]]にきた場合や[[除外]]を多様する[[相手]]だと、この[[カード]]はどうしても腐りやすい。~ また[[戦闘]]を介する必要があるので、[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]による[[除去]]や[[《氷結界の龍 ブリューナク》]]による[[バウンス]]も厄介。~ [[《ピラミッド・タートル》]]を採用しない[[【アンデット族】]]が存在するように、現[[環境]]では扱い辛い場合も出てくる。~ [[《おろかな埋葬》]]で[[デッキ]]の[[植物族]]を[[墓地]]へ送ったり、[[《強制転移》]]でこの[[カード]]を[[相手]]に[[送りつけ]]て[[攻撃]]するなどといった工夫が必要になるだろう。~ -[[ダメージステップ]]で[[蘇生]][[効果]]が[[発動]]するため、[[《生還の宝札》]]を張っていてもその[[効果]]で[[ドロー]]することは出来ない。 -第５〜６期にかけて[[《椿姫ティタニアル》]]などの強力な[[植物族]]が登場したことにより、その有用性が一気に上昇。~ 厳しい[[環境]]ではあるが、[[《ゴブリンゾンビ》]]等と同様に遅れて出世を果たした[[カード]]の１枚と言えるだろう。 -lord（ロード）とは君主や領主という意味で、あるものを所有・統治し、支配する者のことをいう。~ [[《ロード・オブ・ドラゴン−ドラゴンの支配者−》]]などをイメージすれば分かりやすいだろう。~ また、キリストのような神を「主」と呼び、これもロードと呼ばれることがある。~ この[[モンスター]]の名前は「毒の王」や「毒の神」というようなニュアンスなのかもしれない。~ -原作・アニメにおいて―~ 「バトルシティ編」の遊戯・城之内・海馬・マリクによるバトルロイヤル形式の[[デュエル]]にて、マリクが使用している。~ 元々は原作出身の[[モンスター]]で、大した活躍も無く、次の[[ターン]]で[[上級モンスター]]を[[召喚]]するための布石として[[召喚]]された。~ アニメでもマリクが[[召喚]]し、その時ははっきりと[[カード]]の色が[[通常モンスター]]のそれであることが確認できる。~ さらに[[属性]]は[[闇属性]]となっており、[[イラスト]]は背景なども含め[[悪魔族]]のような雰囲気。~ 樹木の様な色合いのOCGのものとは異なり、体は全身が真っ黒で、同じくマリクが使用した[[《ダークジェロイド》]]に似た[[モンスター]]だった。~ なお、原作・アニメのいずれでも[[罠カード]]《攻撃誘導アーマー》によって[[《暗黒魔族ギルファー・デーモン》]]の[[攻撃]]を受け[[破壊]]されている。 --前述の様にアニメで登場した時はまだOCG化前だったので、元々は[[悪魔族]]になる予定だったのかもしれない。~ OCGでの自身の[[種族]]と[[効果]]は、原作で[[レベル]]・[[攻撃力]]・[[守備力]]以外の確定事項が何一つなかったこと。~ そして当時の[[植物族]]が不遇だったからこそ得られたものなのである。 --アニメ5D'sの「アキvsミスティ」戦においてアキが使用。~ [[《夜薔薇の騎士》]]の[[効果]]により[[特殊召喚]]され、そのまま[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]の[[シンクロ素材]]となった。~ その後、[[罠カード]]《シンクロ・スピリッツ》の[[効果]]により[[蘇生]]され、またも[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]の[[シンクロ素材]]となった。~ 「遊星vsアキ」（２戦目）では、[[魔法カード]]《ワンダー・クローバー》の[[発動]][[コスト]]として[[手札]]から[[墓地に送られて>墓地に送る]]いる。~ マリクが使用していた時は全身黒色だったが、今回はOCG[[イラスト]]通りのカラーリング仕様で登場している。 **関連カード [#u5588703] -[[《Ｄ−ＨＥＲＯ ドゥームガイ》]] -[[《植物連鎖》]] -[[《アギド》]] **収録パック等 [#nce48cd2] -[[EXPERT EDITION Volume.2]] EE2-JP028 -[[混沌を制す者]] 306-028 -[[STRUCTURE DECK−マリク編−]] SDM-047 //**FAQ [#q2533aec] //Ｑ：~ //Ａ：