*《ローンファイア・ブロッサム/Lonefire Blossom》 [#ic36aff8] 効果モンスター(準制限カード) 星3/炎属性/植物族/攻 500/守1400 自分フィールド上に表側表示で存在する 植物族モンスター1体をリリースして発動する。 自分のデッキから植物族モンスター1体を特殊召喚する。 この効果は1ターンに1度しか使用できない。 [[EXTRA PACK]]で登場した[[炎属性]]・[[植物族]]の[[下級モンスター]]。~ [[植物族]]を[[コスト]]に、[[デッキ]]から[[植物族]]を[[特殊召喚]]する[[起動効果]]を持つ。~ [[植物族]]を[[リクルート]]するという[[効果]]は、シンプルながら非常に強力な[[効果]]である。~ [[特殊召喚]]できる[[植物族]]には[[レベル]]や[[攻撃力]]といった制限が一切なく、強力な[[植物族]][[モンスター]]を即座に[[特殊召喚]]することができる。~ [[コスト]]となる[[リリース]][[モンスター]]については、この[[カード]]自体が[[植物族]]なので、自身を[[リリース]]して[[効果]]を[[発動]]することも可能である。~ 自身以外の場合でも、[[植物族]]は[[トークン]]生成や[[特殊召喚]]に長けているため、容易に[[コスト]]の確保を行うことができる。~ 特に[[墓地]]に存在することで[[効果]]を[[発動]]できる[[《グローアップ・バルブ》]]等を[[コスト]]にすると無駄がないだろう。~ [[特殊召喚]]の候補は多く存在するが、中でも[[《椿姫ティタニアル》]]等の上級・[[最上級モンスター]]を[[リクルート]]できれば、大きな[[アドバンテージ]]になる。~ この[[カード]]1枚で[[最上級モンスター]]を[[特殊召喚]]できるのは非常に強力である。~ もちろん、[[《グローアップ・バルブ》]]等の[[下級モンスター]]を[[特殊召喚]]し、[[シンクロ召喚]]につなげるという戦略もある。~ [[モンスター効果]]は[[デッキ]]からの[[特殊召喚]]であるため、[[特殊召喚]]したい[[カード]]を[[ドロー]]した後では意味がない。~ [[《クリッター》]]等で手早く[[手札]]に呼び込む必要がある。~ 自身を[[リリース]]し[[墓地]]に落ちた後は、豊富な[[植物族]]専用の[[蘇生]][[カード]]で[[特殊召喚]]し、何度も使い回すことも可能である。~ それらの[[蘇生]][[カード]]も、「[[デッキ]]から[[植物族]][[モンスター]]を[[特殊召喚]]する[[カード]]」として扱うことができるようになる。~ 以上の様に、[[【植物族】]]では間違いなく活躍でき、是非フル投入したい[[モンスター]]である。~ 欠点を挙げるとすれば、1[[ターン]]に1度しか[[効果]]を[[発動]]できないことくらいか。~ また、[[ステータス]]が低いため[[召喚]]後すぐに自身の[[リリース]]を半ば強要されることになる。~ あまり見かけないが、[[《生贄封じの仮面》]]などによる[[リリース]]封じにも弱い。~ その代わり、[[《次元の裂け目》]]や[[《マクロコスモス》]]などといった[[カード]]の発動下でも無力化されるということはないのは強み。~ 攻撃力の低さも[[《デブリ・ドラゴン》]]等のサポートを受けられる事となるため、[[デッキ]]次第ではむしろ[[メリット]]として働く。~ -[[デッキ]]内の[[上級>上級モンスター]][[植物族]][[モンスター]]の枚数と、[[デッキ]]内の[[植物族]]を[[墓地]]に落とす[[カード]]の比率に注意。~ [[上級モンスター]]は[[墓地]]にいた方が便利なことが多いが、あまり[[墓地に送り>墓地に送る]]すぎるとこの[[カード]]で呼べる強力な[[モンスター]]が減ってしまう。~ もっともこの点は、[[《ロードポイズン》]]を[[リクルート]]することである程度はカバーできる。 -この[[カード]]で[[特殊召喚]]出来ない[[植物族]]は、[[融合モンスター]]・[[シンクロモンスター]]を除けば僅か4体のみである。 //E・HERO ブルーメ、ローズ・テンタクルス、フェニキシアン・クラスター・アマリリス、サボウ・クローザー -元々は、海外版[[Phantom Darkness]]で追加された10種の海外新規[[カード]]の内の1枚である。 -海外版から日本語版になる際にほとんどの[[カード]]の[[レアリティ]]が下がる中、この[[カード]]は[[レアリティ]]の変化がない。~ [[レアリティ]]の変化が無いのは、[[EXTRA PACK]]ではこの[[カード]]と[[《マテリアルドラゴン》]]のみである。 -海外版[[Phantom Darkness]]発売当初の[[植物族]]は、かなりマイナーな[[種族]]であり、その救済を図っての登場だったのかもしれない。~ その後、[[植物族]]関連の[[カード]]が急激に増えていき、この[[カード]]の価値も更に上昇していくこととなる。~ -[[【植物族】]]や[[【猫姫】>【レスキューシンクロ】]]ではフル投入必須の重要な[[カード]]だったが、[[09/09/01>禁止・制限カード/2009年9月1日]]の[[制限改訂]]にて[[準制限カード]]に指定される。~ 今後登場する[[植物族]]関連の[[カード]]にも強く影響するそのポテンシャルの高さ、[[《継承の印》]]との危険なコンボなどを憂慮されての規制と思われるが、[[植物族]]全体が甚大な被害をこうむったのは言うまでもない。~ --近年に入り、[[《スポーア》]]や[[《グローアップ・バルブ》]]といった、非常に高性能な[[植物族]][[チューナー]]が登場した。~ その[[自己再生]][[効果]]は[[【植物族】]][[効果]]と関係のない[[デッキ]]でも採用されるほど強力であり、その補助として[[《ダンディライオン》]]、加えてこの[[カード]]も投入されることが増えた。~ [[《椿姫ティタニアル》]]も[[《ギガプラント》]]も入っていないデッキに、ただこれらの[[チューナー]]や[[《ダンディライオン》]]を呼ぶためだけにこの[[カード]]が採用されるという、一昔前では考えられない事態が起きたのだ。~ 結果として、[[準制限カード]]に指定された頃よりこの[[カード]]の汎用性は格段に上昇しており、規制は正解だったといえる。 //近年の環境を踏まえて再考 -「ブロッサム(blossom)」とは、主に食用果樹の花を指す。 -[[イラスト]]には[[《炎妖蝶ウィルプス》]]がいるのが確認できるが、[[カード]][[効果]]などで直接関連性はない。~ 一応、[[《ギガプラント》]]を呼び出すことで[[シナジー]]はあるのだが。 //-原作・アニメにおいて―~ -コナミのゲーム作品において―~ [[DUEL TERMINAL]]ではEXステージの十六夜アキが[[使用]]する[[カード]]に設定されており、[[《椿姫ティタニアル》]]が突如として[[特殊召喚]]されることがある。~ ただし[[デッキ]]枚数が10枚という都合上、先に[[《椿姫ティタニアル》]]を引いてしまうこともあり爆発力と事故率は五分といったところ。~ [[第10弾>DUEL TERMINAL −インヴェルズの侵略!!−]]では専用ボイスも用意された。~ **関連カード [#z22a197b] -[[《イレカエル》]] -[[《ジェムナイト・アレキサンド》]] -[[《メンタルマスター》]] -[[《ワーム・クィーン》]] ―[[イラスト]]関連 -[[《炎妖蝶ウィルプス》]] **このカードを使用する代表的なデッキ [#t8c03d8d] -[[【植物族】]] **収録パック等 [#pbe6560f] -[[EXTRA PACK]] EXP1-JP031 &size(10){[[Rare]]}; **FAQ [#l4cb1433] Q:この[[カードの効果]]で[[デッキ]]から2枚目の《ローンファイア・ブロッサム》を[[特殊召喚]]しました。~ この場合、2枚目の《ローンファイア・ブロッサム》は、この[[ターン]]内に[[効果]]を[[発動]]できますか?~ A:[[発動]]できます。~ 勿論、[[効果]]を[[発動]]した後に[[フィールド]]を離れ、その[[ターン]]内に再び[[フィールド]]に出された場合も、「1[[ターン]]に1度」という制約は[[リセット]]されるので、問題なく[[効果]]を使うことができます。(08/09/13) Q:[[フィールド]]がすべて埋まっている([[モンスターカードゾーン]]に空きがない)時に、自身を[[リリース]]して[[効果]]を[[発動]]できますか?~ A:[[発動]]できます。(10/05/23) //質問だけの投稿はお止めください。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。 //質問と回答を記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。 //未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。 //ルールやカードの処理等についての質問がございましたら遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。