通常罠 自分の墓地に存在するシンクロモンスター１体を選択し、 自分フィールド上に表側守備表示で特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、 レベルは１つ下がり守備力は０になる。 また、表示形式を変更する事はできない。
CRIMSON CRISISで登場した通常罠。
シンクロモンスターを蘇生できると言えば強力だが、様々な厳しい制約を背負わされる。
壁を用意するだけならより優秀なカードがいくらでもあるため、このカードはコンボに使用することが採用の前提となる。
表示形式変更カードとコンボすることで戦闘に参加できるようになる。
裏側表示に変更できれば、反転召喚後に効果を使用できるようにもなる。
何らかのコストあるいはシンクロ素材として考えることもできる。
この方法で活用する場合、特にシナジーするのは「（しばしば特定の）シンクロモンスターをコストとして要求する」カードやシンクロ素材である。
同パックで新たに登場したカテゴリーである／バスターに対応するシンクロモンスターを蘇生し、即／バスター化に繋げることができる。
またレベルが１下がるので、レベル１チューナーがあれば２体目の同名モンスターをシンクロ召喚できる。
シンクロモンスターは基本的に攻撃力が高いため、《偉大魔獣 ガーゼット》のアドバンス召喚に繋げてしまうのも一つの手。
特殊召喚したシンクロモンスターの効果は無効になるが、墓地で発動する《ギガンテック・ファイター》等は効果を使うことができる。
戦士族のシンクロモンスターは、《ターレット・ウォリアー》を自身の効果で特殊召喚する際の強力な素材にもなる。
それ以外にも、《太陽龍インティ》、《月影龍クイラ》や《スクラップ・ドラゴン》、極神等の蘇生効果も問題なく発動することができる。
《太陽龍インティ》の場合は被戦闘破壊時の破壊効果・バーン効果をも発動することができ、《月影龍クイラ》はレベルが１つ下がることによって《太陽龍インティ》のシンクロ召喚に繋げることもできるため、【インティ＆クイラ】とは非常に相性が良い。
―イラスト関連
Ｑ：墓地のカードを対象にとりますか？
Ａ：墓地のシンクロモンスターを対象にとります。(08/11/18)
Ｑ：《月の書》で制約を解除できますか？
Ａ：はい、できます。(08/11/20)
Ｑ：《デスカイザー・ドラゴン》を特殊召喚したとき、｢チェーンブロックを作るが無効｣ですか？そもそもチェーンブロックが発生しませんか？
Ａ：チェーンブロックは作りますが、効果は無効となります。(08/11/20)
Ｑ：無効化の範囲はどこまでですか？
Ａ：「フィールド上の永続効果」「フィールドで発動した起動効果・誘発効果・誘発即時効果（効果解決時にフィールドに存在しているか否かは問わない）」まで無効化されます。
フィールドを離れた後、新たに発動する効果（例：《ギガンテック・ファイター》）については無効化されません。（08/11/30）