*《ワーム・イリダン/Worm Illidan》 [#i192b8a3]
 効果モンスター
 星5/光属性/爬虫類族/攻2000/守1800
 自分フィールド上にカードがセットされる度に、
 このカードにワームカウンターを1つ置く。
 このカードに乗っているワームカウンターを2つ取り除く事で、
 相手フィールド上のカード1枚を破壊する。


 [[DUEL TERMINAL −ワームの侵攻!!−]]で登場した[[光属性]]・[[爬虫類族]]の[[上級モンスター]]。~
 自身に[[ワームカウンター]]を[[置く]][[永続効果]]と、[[相手]][[フィールド上のカード]]を[[破壊]]する[[起動効果]]を持つ。~

 [[魔法・罠カード]]を[[セット]]しても[[カウンター]]が貯まるため、[[手札]]に[[魔法・罠カード]]が2枚あれば、[[召喚]]した直後にノー[[コスト]]で[[除去]]が可能。~
 [[《ハリケーン》]]などによる[[バウンス]]を併用すれば、さらに多くの[[ワームカウンター]]を貯めることができる。~
 [[ワームカウンター]]を置ける数や、1[[ターン]]内の[[効果]][[発動]]回数に上限が無いことも優秀。~

 [[カード・アドバンテージ]]も[[墓地アドバンテージ]]も失わず[[除去]]を行える点は[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]にすら勝る。~
 一方、この[[カード]]単体で戦況を覆すことが出来ない点では劣る。~
 [[攻撃力]]も[[上級モンスター]]としては低いため、[[フィールド]]に維持するためには[[《オネスト》]]や[[魔法・罠カード]]による補助が欠かせない。~
 [[ビートダウン]]・劣勢時の切り返しに向く[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]に比べ、[[コントロール]]・[[パーミッション]]向けの[[カード]]と言える。~

 この[[カード]]が[[自分]][[フィールド]]上に存在する場合は、[[魔法カード]]でも一旦[[セット]]してから[[発動]]するようにすれば[[ワームカウンター]]を稼げる。~
 ただし、[[コントロール奪取]]される危険を考えるならば、あえて余計な[[ワームカウンター]]を乗せない手もある。~
 また、[[セット]]した[[速攻魔法]]はすぐには使えないので、[[エンドフェイズ]]に[[《サイクロン》]]等には注意が必要である。

-防御と[[ワームカウンター]]稼ぎの両方を兼ねる[[《くず鉄のかかし》]]との相性は抜群。~
また不確実ながら、[[エンドフェイズ]]に[[セット]]状態になる[[《サイバー・シャドー・ガードナー》]]も同じような運用が可能である。~
もっとも、[[《くず鉄のかかし》]]はこの[[モンスター]]を[[破壊]]できるような状況でなければ相手は[[攻撃]]してこないだろうから、[[ワームカウンター]]は溜めにくい。~
一方[[《サイバー・シャドー・ガードナー》]]のほうはと言うと、[[発動]]タイミングは相手の[[メインフェイズ]]なので、毎ターン[[ワームカウンター]]を稼ぐ事はできる。~ただし、《ワーム・イリダン》もろとも[[全体除去]]される恐れはあるし、仮にこのカードだけ狙われたとしても、[[ワームカウンター]]は稼げなくなる。~

-毎[[ターン]]何度も[[セット]]を行う[[【パーミッション】]]ならばこのカード自身を守りつつ、[[ワームカウンター]]を溜める事が出来るので有効である。~
[[《人造天使》]]など、《ワーム・イリダン》の[[アドバンス召喚]]のための[[リリース]][[モンスター]]の確保手段が欲しいところである。~

//-現在唯一の、[[セット]]に反応する[[誘発効果]]を持つ[[モンスター]]である。~

-[[表側表示]]の[[モンスター]]を[[裏側守備表示]]にする事でも[[ワームカウンター]]が貯まる。~
その為、[[《デス・ラクーダ》]]などの[[サイクル・リバース]][[モンスター]]とはかなりの[[シナジー]]を形成できる。→[[【除去反転】]]~
もちろん[[《月の書》]]、[[《ワーム・イーロキン》]]等の[[効果]]でも[[ワームカウンター]]を貯められるため、[[【ワーム】]]でも一線級のモンスターとして活躍可能。~
この裁定により、上記の[[【パーミッション】]]の様相を絡めた【イリダン・コントロール】のような[[デッキ]]も組む事ができるだろう。~

-イリダン(Illidan)とは、英語圏で使われる男性名であり、特に意味などはないと見られる。~

-その姿は人型に近い体型や胸部の発光部等が[[《ワーム・ホープ》]]と共通するが、目、口、尾があることと全身に突起がある点が大きく異なる。

-[[《軍神ガープ》]]が存在する状態で[[《ワーム・イーロキン》]]の[[効果]]を[[《ワーム・イーロキン》]]自身を[[対象]]に[[発動]]し続ければ[[ワームカウンター]]を[[無限>無限ループ]]に乗せることができるかどうかは[[調整中]]。(10/10/04)~
[[上級モンスター]]3体を並べる必要があるため実戦的とは言い難いが、ロマンのある[[コンボ]]と言える。
なお、[[DUEL TERMINAL]]では同様の[[コンボ]]ができない事は明記しておく。~
ただし、「[[TAG FORCE4>ゲーム付属カード#f08ef23e]]」ではこの[[コンボ]]により無限に[[ワームカウンター]]を貯める事が可能。~

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

//-神話・伝承において―~

**関連カード [#r9615ff7]
-[[ワーム]]
-[[ワームカウンター]]

-[[《魔法の操り人形》]]

//―《ワーム・イリダン》の姿が見られるカード
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

**収録パック等 [#fe11201b]
-[[DUEL TERMINAL −ワームの侵攻!!−]] DT02-JP033 &size(10){[[Super]]};

**FAQ [#pe6b358f]
Q:[[ワームカウンター]]が置かれる[[効果]]は[[チェーンブロック]]が作られますか?~
A:いいえ、作られません。(11/03/09)

Q:カードが一度に複数[[セット]]される場合、[[ワームカウンター]]を複数[[置く]]事は可能ですか?~
A:いいえ、その場合置く[[ワームカウンター]]は1つだけになります。(08/6/27)

Q:[[モンスター]]を[[裏側守備表示]]で[[通常召喚]]・[[特殊召喚]]したとき、[[ワームカウンター]]は置かれますか?~
  また、[[表側表示]]の[[モンスター]]が[[裏側守備表示]]になったとき、[[ワームカウンター]]は置かれますか?~
A:はい。その場合でも[[ワームカウンター]]は置かれます。(08/06/25)

Q:[[フィールド]]上に[[《軍神ガープ》]]が存在し、[[自分]][[フィールド]]上にこのカードが存在しています。~
  この状況で[[自分]][[フィールド]]上に[[モンスター]]が[[セット]]され、[[《軍神ガープ》]]の[[効果]]で即座に[[リバース]]した場合、[[ワームカウンター]]は乗りますか?~
//A:はい、乗ります。(10/11/30)
A:[[調整中]](10/12/01)

//質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//質問だけの投稿はお止めください。
//未発売カードに限り、(A:発売をお待ちください)とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問がございましたら遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。