融合・効果モンスター 星10/光属性/爬虫類族/攻 ?/守 0 「ワーム」と名のついた爬虫類族モンスター×2体以上 このカードの攻撃力は、このカードの融合素材としたモンスターの種類×500ポイントになる。 また、このカードは融合素材としたモンスターの種類によって以下の効果を得る。 ●2種類以上:1ターンに1度、自分の墓地の爬虫類族モンスター1体を選択し、 裏側守備表示で特殊召喚できる。 ●4種類以上:自分の墓地の爬虫類族モンスター1体をゲームから除外して発動できる。 フィールド上のモンスター1体を選択して墓地へ送る。 ●6種類以上:1ターンに1度、デッキからカードを1枚ドローできる。
DUEL TERMINAL −疾風のドラグニティ!!−で登場した光属性・爬虫類族の融合モンスター。
融合素材にしたワームの種類に応じて攻撃力が上がる永続効果を持ち、融合素材の種類によって蘇生・除去・ドローの起動効果を得る。
得られる効果は全て直接的なアドバンテージを稼げるものである。
また、「○種類以上」なので、6種類以上で融合召喚できれば全ての効果が使用できるようになる。
「2種類以上」は爬虫類族を裏側守備表示で蘇生できるものであり、レベルを問わないため、《ワーム・ヴィクトリー》等もセットできる。
「4種類以上」はモンスター1体を「墓地へ送る」除去効果であり、唯一墓地コストが続く限り連続で使用できる。
また、「破壊」ではなく「墓地へ送る」なので、《スターダスト・ドラゴン》の様な破壊耐性を持つモンスターに対しても有効である。
「6種類以上」は1ターンに1度のドロー効果であり、融合召喚での手札の消費を補えるよう設計されている。
しかしその融合召喚の消費を補うにはいずれの効果も最低2回は使わないと割に合わない。
攻撃力の上昇効率も悪く、《融合》と合わせて5枚消費の4体融合で攻撃力2000と《フォトン・スラッシャー》にも及ばない。
そして6体融合で3000に届かせ、全ての効果を得るには後攻1ターン目の初期手札よりも多い7枚を要求させられる。
手札融合・フィールド融合する意義はほぼないと言って良いだろう。
効率よく融合召喚するならば《未来融合−フューチャー・フュージョン》や《死魂融合》でのサポートは必須となる。
《未来融合−フューチャー・フュージョン》は1ターンの維持が必要となるが、墓地に大量のワームを溜め込むことができる。
《ワーム・ヴィクトリー》の強化の他、敢えて同名カードを墓地へ送ることで、《継承の印》の発動条件も容易に満たせる。
《死魂融合》の場合は墓地のワームを裏側表示で除外して融合召喚できる。
《未来融合−フューチャー・フュージョン》と違い墓地を肥やす下準備が必要だが、「6種類以上」の効果の適用も狙いやすい。
消費が1枚で済む事に変わりはなく、攻撃できない制約も効果でアドバンテージを稼げるのであまり気にならないだろう。
一方で「2種類以上」及び「4種類以上」の効果はいずれも蘇生対象やコストとして墓地を参照する。
そのため融合召喚の時点で枯渇させないよう、《スネーク・レイン》等で十分な墓地肥やしを行いたい。
それ以外では《チェーン・マテリアル》によって融合召喚を補助しても良い。
《チェーン・マテリアル》を発動したターンでは攻撃宣言はできないがモンスター効果の発動は可能。
エンドフェイズの自壊デメリットも《神縛りの塚》を併用すれば回避することもできる。
しかしその場合も《死魂融合》同様、ワームを墓地に肥やしておかないとドロー以外の効果は活用しにくい。
一筋縄ではいかないが、融合召喚できればアドバンテージを稼げるアタッカーとして活躍し得るだろう。
―イラスト関連
Q:攻撃力を決定する効果の効果分類は何ですか?
A:永続効果です。(12/09/07)
Q:元々の攻撃力はいくつになりますか?
A:0になります。(09/07/01)
Q:融合素材代用モンスターを使用できますか?
A:できません。(09/07/01)
Q:例えば4種類以上を融合素材とした場合、2種類以上と4種類以上の効果をそれぞれ得るのですか?
A:はい。「●〜種類以上」の効果はすべて重複します。(09/07/01)
Q:ドロー効果は強制効果ですか?
A:いいえ。この効果は1ターンに1度発動できる起動効果です。(09/07/01)
Q:蘇生は墓地を対象にとりますか?
A:とります。(09/09/13)
Q:墓地へ送る効果は対象をとりますか?
A:対象をとる効果です。(09/07/01)
Q:除外はコストですか?
A:コストです。(09/09/13)
Q:裏側守備表示にされた場合攻撃力と効果は失われますか?
A:はい。その場合は効果も攻撃力も失われます。(09/07/01)
Q:《スキルドレイン》が発動された後、《スキルドレイン》がなくなった場合、攻撃力と効果は復活しますか?
A:攻撃力は0のままで戻りませんが、得ていた効果は再び適用されるようになります。(09/08/11)