効果モンスター 星１/闇属性/アンデット族/攻 ?/守 0 このカードの元々の攻撃力は、自分の墓地に存在する「ワイトキング」 「ワイト」の数×１０００ポイントの数値になる。 このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、 自分の墓地の「ワイトキング」または「ワイト」１体を ゲームから除外する事で、このカードを特殊召喚する。
THE LOST MILLENNIUMで登場した闇属性・アンデット族の下級モンスター。
自分の墓地の《ワイトキング》と《ワイト》の数に比例して自身の攻撃力を変動する永続効果と、自身を墓地から特殊召喚する誘発効果を持つ。
自分の墓地の《ワイト》・《ワイトメア》・《ワイト夫人》・《ワイトキング》の数だけ攻撃力が上がるので、効率よく墓地を肥やしていきたい。
《終末の騎士》や《ダーク・グレファー》でピンポイントに該当カードを落としてゆくのが堅実な方法。
墓地肥やしのお供、《ライトロード・ハンター ライコウ》や《カードガンナー》も優秀。
《魔導雑貨商人》や《漆黒のトバリ》等で豪快な墓地肥やしを試みても面白い。
《おろかな埋葬》・《連鎖破壊》も攻撃力増強に活用できる。
《ピラミッド・タートル》・《ゴブリンゾンビ》を使うほか、《ワイト》を手札コストにするのも良い。
上手く該当モンスター11体を墓地に送れ?ば、11000という驚異的な攻撃力を得られる。
攻撃力の幅が大きいのを活かし、ウイルスカードのコストにしても良い。
守備力の低いアンデット族なので、《ゴブリンゾンビ》でのサーチ、《ピラミッド・タートル》でのリクルートに対応。
《馬頭鬼》や《生者の書−禁断の呪術−》、《エンジェル・リフト》で蘇生も容易である。
《ワイト》を捨てつつ《ワイトキング》を特殊召喚できる《ワン・フォー・ワン》・《ゾンビ・マスター》とは凄まじいシナジーを誇る。
おまけに除外されていても《ワイトメア》《闇次元の解放》で帰還が可能。
デッキ・手札・墓地・除外のありとあらゆる場所から瞬時にフィールドに出現する機動力も売りの一つである。
レベル１なので、《レベル制限Ｂ地区》・《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》との相性も非常に良い。
また、《光学迷彩アーマー》を装備すれば、１ターンキルも狙える。
《ダブルアタック》との併用ならば、攻撃力4000以上で１ターンキルが可能。
守備力は０であるため《地砕き》を回避しやすいが、その反面《月の書》・《重力解除》等の表示形式変更効果にとても弱い。
だが、それ故に《悪夢再び》からのサルベージや《ピラミッド・タートル》・《ゴブリンゾンビ》によるサーチが可能となっている。
類似効果の《カオス・ネクロマンサー》も併用すれば、フィニッシャーの数の面で厚みが出る。
自己再生効果を備えているが、発動させて有利な状況を作ることは難しい。
大きく育てば戦闘で破壊されることは少なくなり、効果で破壊されやすい。
逆に、育ちきらない半端なところで蘇生させても、除外されてしまった分、弱くなってしまう。
使うとすれば《オネスト》《収縮》などを使われた場合か、《月の書》などで守備表示にされて戦闘破壊された場合か。
手札事故等で他に壁モンスターがいない際、戦闘ダメージを回避するために使えないこともない。
ただ、いずれにしてもこのカード自体が蘇生手段の豊富なアンデット族であり、元々のレベルやステータスも低い。
そのため攻撃力を下げてまでこのカードの効果で蘇生させなくても、フィールド上に戻す手段は豊富にある。
除外した《ワイト夫人》《ワイトキング》を《ワイトメア》で展開する、《馬頭鬼》と共に《異次元からの埋葬》で墓地に戻すなどの「次の一手」がないならば、わざわざこの効果を使う必要性は薄い。
―《ワイトキング》の姿が見られるカード
Ｑ：２体の《ワイト》が墓地におり、攻撃力2000のときに《収縮》を発動されました。攻撃力はどうなりますか？
Ａ：半分の1000になります。
→元々の攻撃力（守備力）参照
Ｑ：上記の例で攻撃力1000になった後、そのターン中さらにもう１体《ワイト》を墓地に増やしました。攻撃力はどうなりますか？
Ａ：この場合、再度計算しなおします。
まず、計３体が墓地に存在しているので「3×1000＝3000」、さらにそれを半分にするので「3000÷2＝1500」で攻撃力は1500となります。(09/08/08)
Ｑ：墓地にある《ワイトキング》を《リミット・リバース》によって墓地から特殊召喚できますか？
Ａ：墓地では攻撃力が不確定な《ワイトキング》を特殊召喚することは出来ません。(08/03/28)
Ｑ：フィールド上の《ワイトキング》（仮に墓地に《ワイト》が２体で攻撃力2000）を《エクトプラズマー》で生け贄に捧げる場合、相手に入るダメージはいくつですか？
Ａ：《ワイトキング》を生け贄に捧げる場合、攻撃力は０と扱われるので０ダメージです。(08/03/28)