*《ワイバーンの戦士/Alligator's Sword》 [#e12d0ea7]
*《ワイバーンの&ruby(せんし){戦士};/Alligator's Sword》 [#top]
 通常モンスター
 星4/地属性/獣族/攻1500/守1200
 剣技にすぐれたトカゲ人間。音の速さで剣をふるう。

 そこそこ程度の[[攻撃力]]と[[守備力]]を持った[[モンスター]]。~
 もっとも、[[通常モンスター]]としては心許ない。~
 [[LIMITED EDITION 2>LIMITED EDITION#LE2]]で登場した[[地属性]]・[[獣族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[《ドラゴンに乗るワイバーン》]]の[[融合素材]]。~

 [[《ベビードラゴン》]]と[[《融合》]]して[[《ドラゴンに乗るワイバーン》]]を[[融合召喚]]できる。~
 しかし、ステータスが低く、[[【凡骨融合】]]でもやや扱いづらいのが現実である。~
 [[獣族]]・[[レベル]]4の[[通常モンスター]]としては[[リクルーター]]にも対応する[[ステータス]]であり、[[カード名]]の指定された[[融合素材]]なので[[《E・HERO プリズマー》]]や[[《融合準備》]]に対応する。~
 [[手札]]に来ても[[《ジェム・マーチャント》]]で[[強化]]すれば[[戦闘]]も可能。~
 同じ[[ステータス]]の[[融合素材]]には[[《幻獣王ガゼル》]]もいるが、こちらは[[融合召喚]]先の[[《ドラゴンに乗るワイバーン》]]が[[《簡易融合》]]・[[《龍の鏡》]]に対応し、その中でそこそこ使える[[効果]]を持っているのが大きい。~

 それにしても、何故に「ワイバーン」で「戦士」なのに「[[獣族]]」なのだろうか?~
 そもそも「ワイバーン」とは「飛竜」と表記されることもあるように「ドラゴン」なのだが…~
-[[《ペイルビースト》]]・[[《幻獣王ガゼル》]]と全く同じ[[ステータス]]である。~
更に、[[《魔物の狩人》]]・[[《鎧蜥蜴》]]・[[《吸血ノミ》]]とは[[種族]]以外は同じ[[ステータス]]を持つ。~

 さらに、[[フレイバー・テキスト]]を信じるとすれば、この[[モンスター]]は「リザードマン」の1種ということになる。~
 おまけに、英語名の「アリゲーター(Alligator)」は「ワニ」の種類であり、ワニは「爬虫類」である。~
 テキストやら名前やら[[種族]]がバラバラで、設定に全く統一感のない[[モンスター]]である。~
-「[[ワイバーン>《ワイバーン》]]の[[戦士>戦士族]]」という[[カード名]]、「[[トカゲ>爬虫類族]]人間」という[[フレイバー・テキスト]]に反し、[[ドラゴン族]]でも[[戦士族]]でも[[爬虫類族]]でも[[獣戦士族]]でもなく[[獣族]]という、不可解な[[種族]]設定の[[カード]]。~
[[《ワイバーン》]]が名前に反して[[鳥獣族]]というのもややこしさに拍車をかけている。~

-「ワイバーン」が何かについては、[[《ワイバーン》]]を参照。~
--[[KONAMI]]公式のあるイベントでは遊戯王に関するクイズが出されたのだが、この[[カード]]の[[種族]]を答える問題の正答率はわずか8.1%であった事が公式twitterで明かされている。~
//https://twitter.com/YuGiOh_OCG_INFO/status/817291290899382272
[[カード名]]・[[フレイバー・テキスト]]のいずれもが紛らわしい要素を含んでおり、予め知らない限り正解を予想するのは困難であろう。~

-[[英語名]]を直訳すると「アリゲーターの剣」となり、同じく[[獣族]]とは関係ないばかりか、これでは武器の説明になっている。~
また、英語版の[[フレイバー・テキスト]]は、ニューヨークのブルックリンの訛りで書かれている。~
これは英語版アニメの城之内の喋り方をモチーフにしているからだと思われる。~

--[[Legendary Collection 4: Joey's World]]に収録された[[通常モンスター]]の一部も同様に「城之内風」のブルックリン訛りの[[テキスト]]を持っている。~

-原作・アニメにおいて―~
バトルシティにて城之内が使用した[[モンスター]]の1体。~
たびたび登場し、そこそこ役に立っている。~
「バトルシティ編」にて城之内が使用した主力[[モンスター]]の1体。~
初登場の「城之内vsエスパー絽場」戦では[[直接攻撃]]を決めたり、「城之内vs梶木」戦では[[《半魚獣・フィッシャービースト》]]を[[《悪魔のサイコロ》]]との[[コンボ]]で撃破したりと活躍している。~
アニメ版「バトルシティ編」では「城之内vsレアハンター」戦で初登場したのを皮切りに、「闇遊戯vs城之内vs海馬vs闇マリク」のバトルロイヤル戦を除く、城之内の行ったすべてのデュエルに登場した。~
アニメオリジナルの「乃亜編」と「ドーマ編」でも城之内が主力[[モンスター]]として使用している。~

**関連カード [#me262556]
―融合関連
-[[《ベビードラゴン》]]
-[[《ドラゴンに乗るワイバーン》]]
--「城之内vs梶木」戦では双六がこの[[カード]]に対し、はっきりと「[[戦士族]]・[[獣戦士族]]は[[海>《海》]]を渡れない」と解説しており、やはり[[OCG]]版の[[獣族]]という[[種族]]設定に疑問が残る。~

―飛竜系モンスター
--アニメ版の「バトルシティ編」で、海馬が名蜘蛛に強化に使うように提示した[[カード]]の中にも確認できる。~

--英語版アニメの「遊戯vsパンドラ」戦では、パンドラの[[手札]]の中に確認できる。~

--遊戯王Rの「城之内vs北森玲子」戦でも登場。~
[[先攻]]1[[ターン]]目に[[召喚]]され、玲子の守備的な戦術のためしばらく放置されていたが、最終的に[[《パペット・クィーン》]]に[[戦闘破壊]]された。~

--アニメGXでは第1期EDで背景に流れる[[カード]]の中に確認できる。~

--アニメZEXAL&ruby(セカンド){II};の「凌牙vs璃緒」戦で凌牙が使用した[[フィールド魔法]]《&ruby(アクア・ゲート){水中関門};》の[[イラスト]]では、[[《ベビードラゴン》]]と共に描かれている。~
あちらも城之内の[[カード]]であり、共々水に押し流されている。~

--ARC-V 最強デュエリスト遊矢!!最強カードバトル!スペシャルではフトシが使用し、[[フィニッシャー]]となっている。~

-コナミのゲーム作品において―~
GBのDMシリーズでは3から登場し、OCGのものと[[テキスト>フレイバー・テキスト]]が異なる。~
「竜の剣を操る翼竜の戦士 炎で攻撃もする」と書かれている。~
[[通常召喚]]のほか、[[《ワイバーン》]]か[[《砦を守る翼竜》]]に[[戦士族]]を[[融合>融合召喚]]することでも召喚可能。~
[[鳥獣族]]or[[ドラゴン族]]+[[戦士族]]=[[獣族]]というよく分からないことになっている。~
--「翼竜」と書かれているが、どう見ても翼は生えていない。~

-その他の商品展開―~
遊戯王[[ラッシュデュエル]]でも同一の[[ステータス]]で実装されている。~
また、[[サポートカード]]兼[[リメイク]]として[[《ワイバーンの黒騎士》>RUSH:《ワイバーンの黒騎士》]]が登場している。~
[[RUSH:《ワイバーンの戦士》]]を参照。~

**関連カード [#card]
-[[《ワイバーン》]]
-[[《砦を守る翼竜》]]
-[[《サイバティック・ワイバーン》]]

―リザードマン系モンスター
-[[《古代のトカゲ戦士》]]
-[[《ガガギゴ》]]
-[[《リザード兵》]]
-[[《鎧蜥蜴》]]
-[[《ナイト・リザード》]]
**収録パック等 [#u88cf429]
―この[[カード]]を[[融合素材]]に指定する[[融合モンスター]]
-[[《ドラゴンに乗るワイバーン》]]
--[[《ベビードラゴン》]]

//―リザードマン系[[モンスター]]
//-[[《空牙団の闘士 ブラーヴォ》]]
//-[[《古代のトカゲ戦士》]]
//-[[《ガガギゴ》]]
//-[[《リザード兵》]]
//-[[《鎧蜥蜴》]]
//-[[《ナイト・リザード》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[LIMITED EDITION 2>LIMITED EDITION#LE2]] WJ-06 &size(10){[[Ultra]]};
-[[STRUCTURE DECK−城之内編−]] JY-09
-[[STRUCTURE DECK−城之内編− Volume.2]] SJ2-002
-[[LIMITED EDITION 2>LIMITED EDITION#w7b0232c]] WJ-06 &size(10){[[Ultra]]};
-[[トーナメントパック2008 Vol.4]] TP08-JP003
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&tag(《ワイバーンの戦士》,通常モンスター,モンスター,星4/地属性/獣族/攻1500/守1200);