*《ワンショット・ワンド/One-Shot Wand》 [#i7b8ca94] 装備魔法 魔法使い族モンスターにのみ装備可能。 装備モンスターの攻撃力は800ポイントアップする。 また、装備モンスターが戦闘を行ったダメージ計算後、 このカードを破壊してデッキからカードを1枚ドローできる。 //英語名:http://www.konami.com/yugioh/articles/?p=4403 [[ABYSS RISING]]で登場した[[装備魔法]]。~ [[魔法使い族]]専用であり、[[装備モンスター]]の[[攻撃力]]を上昇する[[効果]]と、[[装備モンスター]]が[[戦闘を行った]][[ダメージ計算後]]に[[発動]]できる[[ドロー]][[効果]]を持つ。~ [[戦闘]]での[[アドバンテージ]]が得られれば損失は取り戻せるため、[[装備モンスター]]の維持が難しい現[[環境]]では、[[ドロー]]に変換できるというのはなかなか効率的である。~ 有効に活用できるものは、主に[[攻撃力]]は低いが維持が容易なもの、あるいは[[除去]]を苦にしないものが挙げられる。~ [[戦闘]]時の[[除去]]を防げる[[《魔導騎士 ディフェンダー》]]はその筆頭。~ [[戦闘破壊]]にしか対応しないが、[[《クルセイダー・オブ・エンディミオン》]]や[[《チューンド・マジシャン》]]との連携が図れる[[《デュアル・サモナー》]]も使いやすい。~ [[戦闘]]さえ行えばよいので、上記2種は[[自爆特攻]]や維持した場合の1度目の[[戦闘]]時にも[[ドロー]]の機会を得られる。~ 基本的な運用方法は、同じく[[戦闘]]を経由する事で[[手札]]増強[[効果]]を[[発動]]できる[[魔法使い族]]専用の[[サポートカード]]、[[《ヒュグロの魔導書》]]と同様である。~ この[[カード]]で[[攻撃力]]を補いつつも、[[《魔導戦士 ブレイカー》]]等の[[魔法・罠除去]][[効果]]で安全を期した上で[[攻撃]]を加えたい。~ [[【ビートバーン】]]の観点で見れば、安全さえ確保できれば[[手札]]消耗無く[[ダメージ]]を稼げるのは美味しい。~ [[《マジックテンペスター》]]を擁する[[【魔力カウンター】]]ならその性質を活かす事ができる。~ 前記の[[《ヒュグロの魔導書》]]と性能を比較すると、[[《ヒュグロの魔導書》]]は[[手札]]増強[[効果]]が[[魔導書]]専用の[[サーチ]][[効果]]であり、[[攻撃]]中を[[《サイクロン》]]等で阻害されにくく[[攻撃力]]の上昇値も大きい。~ 対してこの[[カード]]は、[[コンバットトリック]]で返り討ちに遭っても損失なく[[ドロー]][[効果]]を使う事ができ、[[ドロー]]のため[[《ライオウ》]]や[[《デッキロック》]]等には妨害されない。~ また、[[《ヒュグロの魔導書》]]は[[魔導書]]を複数投入する前提の[[効果]]を持つが、この[[カード]]は[[ピン挿し]]でも役割を果たしてくれる。~ 同じく[[手札]]増強[[効果]]を持つ[[魔法使い族]]専用の[[装備魔法]]に[[《ワンダー・ワンド》]]があるが、役割の本質は大きく異なる。~ あちらは[[特殊召喚]]などが容易な[[モンスター]]や[[効果]]使用後の[[モンスター]]を利用し[[手札交換]]による[[回転]]を目的とするのに対し、この[[カード]]は[[手札]]消耗なく[[攻撃力]]を稼ぐのを目的とする。~ [[攻撃力]]300の違いも軽視できる値では無く、厄介な[[モンスター]]を突破できるかどうかで分かれやすい値。~ また、[[ドロー]]した後の[[メインフェイズ]]2に[[エクシーズ素材]]や[[シンクロ素材]]等にするといった戦術が取れるため、[[デッキ]]によって上手く使い分けていきたい。~ 一方、装備させたままにし、[[相手]][[ターン]]で[[攻撃]]され負ける場合でも[[戦闘ダメージ]]を軽減しつつ1[[ドロー]]する事ができる。~ [[相手]][[ターン]]中も高[[攻撃力]]を維持できるのは[[《ヒュグロの魔導書》]]には無い利点。~ [[《収縮》]]等で返り討ちにしつつ[[ドロー]]する事もできる。~ [[戦闘]]に関してはとてもお得な[[カード]]なのだが、とにかく[[効果]]による[[除去]]が弱点となる。~ きっちりと[[伏せ除去]]などは行っておきたい。~ [[《ワンダー・ワンド》]]では[[アタッカー]]に手が届かなかった[[《墓守の召喚師》]]・[[《マドルチェ・マジョレーヌ》]]も、[[《ヒュグロの魔導書》]]と違い状況次第で高[[攻撃力]]のまま残すか否かを選択できる。~ これらが[[フィールド]]に残ることで、[[《魔法族の里》]]の維持も容易となり、この[[カード]]を妨害しうる[[《サイクロン》]]等も封じる事ができる。~ -[[ダメージステップ]]中とは言え、[[破壊]]を含む[[効果]]であるためそれらを[[トリガー]]とする[[効果の発動]]を許してしまう。~ [[《スターダスト・ドラゴン》]]の場合は[[効果]]を[[発動]]するための[[戦闘]]で[[戦闘破壊]]できていれば問題ないのだが。 -原作・アニメにおいて―~ アニメZEXALの「遊馬vsゴーシュ」戦にて遊馬が使用。~ [[《ガガガマジシャン》]]に装備した後、[[ドロー]][[効果]]を使用するため[[破壊]]した。~ --アニメARC-Vではデニスがマジックショーを披露するために実体化している。~ //-コナミのゲーム作品において―~ **関連カード [#uad84cf8] -[[魔法使い族専用の装備魔法>《秘術の書》#Exclusive]] -[[《バウンド・ワンド》]] -[[《ワンダー・ワンド》]] //―[[イラスト]]関連 //カードのイラストに描かれているカードが存在した場合、そのカードをリンク //**このカードを使用する代表的なデッキ //-[[【】]] **収録パック等 [#e78f9f88] -[[ABYSS RISING]] ABYR-JP051 **FAQ [#f8872967] Q:《ワンショット・ワンド》の[[ドロー]]する[[効果]]は[[装備モンスター]]が[[戦闘]]で[[破壊]]される場合も使用することができますか?~ A:はい、使用することができます。(12/07/25) Q:自身の[[効果]]でこの[[カード]]を[[破壊]]する処理と[[ドロー]]する処理は同時に行う扱いですか?~ A:はい、同時に行う扱いになります。(12/07/28) Q:《ワンショット・ワンド》を装備した[[モンスター]]が[[《トーラの魔導書》]]等の[[効果]]により[[魔法カード]]の[[効果を受けない]]状態で[[戦闘]]を行いました。[[ドロー]]する[[効果]]を使用することはできますか?~ A:はい、使用することができます。(12/10/06) //質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。 //記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。 //未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。 //ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。 ---- &tag(《ワンショット・ワンド》,魔法,装備魔法,);