*《ワンチャン!?/Where Arf Thou?》[#sf671526]
 通常魔法
 自分フィールド上にレベル1のモンスターが存在する場合に発動できる。
 デッキからレベル1モンスター1体を手札に加える。
 このターン、この効果で手札に加えたモンスター
 または同名カードの召喚に成功しなかった場合、
 エンドフェイズ時に自分は2000ポイントダメージを受ける。
//英語名:http://www.youtube.com/watch?v=w7dVsa1ohSA

 [[RETURN OF THE DUELIST]]で登場した[[通常魔法]]。~
 [[レベル]]1[[モンスター]]を[[サーチ]]できるが、その[[モンスター]]を[[召喚]]しなかった場合は大[[ダメージ]]を負う。

 [[レベル]]1[[モンスター]]には[[《ミスティック・パイパー》]]や[[《エフェクト・ヴェーラー》]]等の有用な[[モンスター]]が数多く存在する。~
 低[[レベル]][[モンスター]]を主軸とする[[デッキ]]では万能[[サーチ]][[カード]]として無類の活躍をする。~
 [[特殊召喚]]能力を持つ[[《黄泉ガエル》]]や[[《バトルフェーダー》]]、[[《ワン・フォー・ワン》]]や[[レベル]]1の[[トークン]]を[[トリガー]]に[[発動]]していこう。~

 高い[[サーチ]]能力の代償として、[[サーチ]]した[[モンスター]]をその[[ターン]]中に[[召喚]]できないと2000[[ダメージ]]を負う[[デメリット]]を有している。~
 [[サーチ]]した[[カード]]は[[公開情報]]として[[相手]]にバレているため、「[[召喚]]する」という[[デメリット]]回避方法は[[サーチ]]行為そのものが持つ[[デメリット]]とは上手く噛み合っている。~
 [[《ミスティック・パイパー》]]や[[《サイバー・ヴァリー》]]等を[[サーチ]]すれば、自然な流れで[[使用]]できるだろう。~
 [[《音響戦士ベーシス》]]ならば、場にいる[[レベル]]1[[モンスター]]と合わせ高[[レベル]][[シンクロ]]も狙える。~

 一方、[[《エフェクト・ヴェーラー》]]や[[《バトルフェーダー》]]等の[[カード]]は[[手札]]に温存しておきたい。~
 これらの目的で使う場合は、[[ライフコスト]]のある[[サーチカード>サーチ]]と割りきった方が良いだろう。~
 [[ダメージ]]扱いであるため、[[《一時休戦》]]等で踏み倒す事もできる。~
 また当然、[[サーチ]]した[[モンスター]]の[[召喚]]を[[無効]]にされれば「[[召喚に成功した]]」に該当しない。~
 しかしそれが[[《神の警告》]]や[[《神の宣告》]]の場合は[[相手]]も[[自分]]と同等の[[ライフ]]をも失うことになるので、そこまでするかは[[相手]]と状況次第。

 採用すべき[[デッキ]]の筆頭は、やはり[[エクゾディア]]の四肢を[[サーチ]]できる[[【エクゾディア】]]。~
 [[トリガー]]には[[《ミスティック・パイパー》]]・[[《サイバー・ヴァリー》]]・[[《バトルフェーダー》]]の他、自己[[特殊召喚]]ができ[[《王立魔法図書館》]]と[[《ワンダー・ワンド》]]を共有できる[[《ジェスター・コンフィ》]]が有力。~
 [[《一時休戦》]]も採用しやすい[[デッキ]]なので[[ダメージ]]も踏み倒しやすい。~
 [[《ワイトキング》]]を[[サーチ]]できる[[【ワイト】]]や、[[《金華猫》]]をはじめ[[レベル]]1を多く抱える[[【金華猫】]]においても採用が見込める。~
 特に後者は[[《金華猫》]]も[[《ミスティック・パイパー》]]も2枚目以降が腐るジレンマを抱えていたため、投入枚数を抑えこの[[カード]]で[[サーチ]]できるようになった意義は大きい。~

 また、[[【真紅眼の黒竜】]]においても[[《黒竜の雛》]]・[[《ガード・オブ・フレムベル》]]・[[《金華猫》]]と、複数の[[キーカード]]を[[サーチ]]することができる。~
 [[《ワタポン》]]を[[サーチ]]した場合は[[モンスター効果]]で[[特殊召喚]]されるため、[[手札コスト]]が[[ライフコスト]]になった[[《ワン・フォー・ワン》]]のように扱える。

 [[《ハネワタ》]]はこの[[カード]]で[[サーチ]]できて[[効果ダメージ]]も[[無効]]にできるため相性はいいのだが、実際のところ有効に使える場面は少ない。~
 [[《サクリファイス》]]や[[機皇帝]]も[[サーチ]]できるが、これらの[[モンスター]]は[[通常召喚]]できないため、何も対策しなければ2000[[ダメージ]]を受けることになる。~
 少なくとも[[《機皇帝グランエル∞》]]と併用すべきではない。~

-「[[召喚に成功しなかった>召喚に成功した]]」という表現が登場した初の[[カード]]である。

-[[カード名]]の由来は、麻雀や格闘ゲーム等で使われる俗語「ワンチャン」だろう。~
「ワンチャンス」の略語で、かなり不利で追い込まれた状況から一発逆転ができる数少ないチャンスを指す言葉である。~
近年では無関係な局面での乱用が目立ち、本来の意味は薄れつつある。~

--[[イラスト]]に登場しているのは[[《迷犬マロン》]]。~
[[《迷犬マロン》]]も立派な「ワンちゃん」である。~

--公園で主人を待つ[[《迷犬マロン》]]と、[[《迷犬マロン》]]を探す少年。~
貼り紙をして迷い犬を探す少年の背後には、まさにその探し犬が…という千載一遇のシチュエーション。~
再会できるのか否か、待っている結末は果たして…。~

//マスターガイドによると、家を飛び出した[[《迷犬マロン》]]はその後社会の厳しさを知り[[《暗黒の狂犬》]]となるようなので、この[[イラスト]]は飛び出してから[[《暗黒の狂犬》]]になるまでの間の出来事ということになる。~
//時系列にするとむしろ骨化前ですね。とはいえ骨→狂化の不自然な流れだとも断定できずパラレルの可能性もあるので曖昧にしてみた

-英語版のカード名はおそらく”Where are you?”の古英語表記”Where art thou?”と、犬の鳴き声の”arf-arf”を合わせてもじった物だろう。~
なぜ古英語なのかはさておき、日本語版と比べてもより探している感じの名前にはなっている。~

//何かの文学作品のオマージュなのか、そういう言葉遊びなのか、自分では調べられなかったので、米国の文化に詳しい人がもし見てくれていたら、加筆していただけるとありがたいです。

-原作・アニメにおいて―~
Dチーム・ゼアルの「遊馬vs徳之助」戦において、徳之助の最初の手札に存在していたのが確認できる。

--アニメZEXALでは、ドッグちゃんがこの[[カード]]と同じく「ワンチャンス」と「ワンちゃん」を掛けた[[カード名]]の[[魔法カード]]《ワンチャンス》を使用している。

//-コナミのゲーム作品において―~

//-神話・伝承において―~

**関連カード [#vcb40d00]
―[[イラスト]]関連
-[[《迷犬マロン》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#ja89ad5a]
-[[RETURN OF THE DUELIST]] REDU-JP062

**FAQ [#x00c01cb]
Q:[[ダメージ]]は[[チェーンブロック]]を作りますか?~
A:いいえ、作りません。(12/04/14)

Q:或る[[レベル]]1[[モンスター]]を[[召喚]]した[[ターン]]、この[[カード]]でそれと[[同名のカード>同名カード]]を[[サーチ]]しました。~
  この場合、この[[カード]]による[[効果ダメージ]]を受けますか?~
A:この[[カード]]を[[発動]]してから、この[[カードの効果]]も[[適用]]されます。~
  よって、この[[カードの発動]]後に[[召喚]]を行わないと[[ダメージ]]を受けます。(12/04/14)

Q:この[[カード]]を1[[ターン]]で複数枚[[発動]]した場合、[[効果ダメージ]]は重複しますか?~
A:はい、[[発動]]した枚数分の[[ダメージ]]を受けます。(12/04/14)

Q:この[[カード]]を1[[ターン]]で複数枚[[発動]]し、[[同名カード]]をその枚数分[[手札]]に加えました。~
  その後、その内の1体だけを[[召喚]]した場合、[[ダメージ]]はどうなりますか?~
A:[[手札]]に加えた[[モンスター]]、または[[同名カード]]の[[召喚]]に成功しているため[[ダメージ]]は受けません。(12/04/15)
//A:[[召喚]]できなかった枚数分の[[ダメージ]]を受けます。(12/04/14)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。