*《ヴァイロン・オメガ/Vylon Omega》 [#ec42fd1f]
*《ヴァイロン・オメガ/Vylon Omega》 [#top]
 シンクロ・効果モンスター
 星10/光属性/天使族/攻3200/守1900
 チューナー2体+チューナー以外の「ヴァイロン」と名のついたモンスター1体
 このカードがシンクロ召喚に成功した時、
 フィールド上に表側表示で存在する通常召喚されたモンスターを全て破壊する。
 1ターンに1度、自分の墓地の「ヴァイロン」と名のついたモンスター1体を選択し、
 装備カード扱いとしてこのカードに装備できる。
 効果モンスターの効果が発動した時、
 このカードに装備された装備カード1枚を墓地へ送る事で、その発動を無効にし破壊する。

 [[DUEL TERMINAL −オメガの裁き!!−]]で登場した[[光属性]]・[[天使族]]の[[シンクロモンスター]]。~
 [[シンクロ召喚]]時に[[通常召喚]]された[[モンスター]]を[[破壊]]する[[効果]]、[[墓地]]の[[ヴァイロン]]を自身に装備する[[効果]]、自身に装備されている[[装備カード]]を[[コスト]]に[[相手]]の[[モンスター効果]]を[[無効]]化する[[効果]]を持つ。~
 [[シンクロ召喚に成功した]]時に[[通常召喚]]された[[モンスター]]を[[破壊]]する[[誘発効果]]、[[墓地]]の[[ヴァイロン]]を自身に[[装備]]する[[起動効果]]、自身に[[装備]]されている[[装備カード]]を[[コスト]]に[[モンスター効果の発動]]を[[無効]]にして[[破壊]]できる[[誘発即時効果]]を持つ。~

 [[ヴァイロン]]の[[切り札>フィニッシャー]]たる大型[[シンクロモンスター]]であり、強力な[[効果]]と[[ステータス]]を持っているが、[[シンクロ召喚]]も一段と難しくなっている。~
 [[レベル]]が10と高いうえ、2体の[[チューナー]]と[[ヴァイロン]][[モンスター]]の計3体もの[[モンスター]]が必要である。~
 [[ヴァイロン]]の非[[チューナー]]は[[シンクロモンスター]]を除けば[[レベル]]4しか存在しないため、[[チューナー]]の組み合わせが限られる。~
 [[チューナー]]も[[ヴァイロン]]で統一する場合は現状[[レベル]]3[[ヴァイロン]][[チューナー]]2体か、[[《ヴァイロン・プリズム》]]・[[《ヴァイロン・テトラ》]]と[[レベル]]4[[ヴァイロン]]を揃える必要がある。~
 [[チューナー]]2体を必要とするため[[シンクロ召喚]]の難易度は一段と高い。~
 [[ヴァイロン]]の非[[チューナー]]は[[シンクロモンスター]]を除けば[[レベル]]4しか存在せず、必然的に[[チューナー]]の組み合わせが限られる。~
 [[シンクロ素材]]を[[下級]][[ヴァイロン]]で揃えるにしても[[シンクロ召喚]]は難しく、[[シンクロモンスター]]の経由も考えたい。~
 [[チューナー]]の指定はないが、[[装備カード]]になる[[ヴァイロン]]の[[チューナー]]も併用しておきたいので、組み合わせるならば[[《ヴァイロン・スフィア》]]と[[《機械複製術》]]、[[レベル]]7[[モンスター]]で[[《ヴァイロン・エプシロン》]]を経由して出すことが考えられる。~
 [[下級モンスター]]のみでは[[レベル]]4[[ヴァイロン]]と[[《ヴァイロン・プリズム》]]・[[《ヴァイロン・テトラ》]]もしくは[[レベル]]3[[ヴァイロン]][[チューナー]]2体を揃える必要がある。~
 [[《武力の軍奏》]]で[[レベル]]3の[[ヴァイロン]][[チューナー]]を[[蘇生]]し[[レベル]]4[[ヴァイロン]]と共に[[シンクロ召喚]]するのも手だろう。~
 [[《シューティング・ライザー・ドラゴン》]]なら[[装備カード]]にしたい[[ヴァイロン]][[モンスター]]を[[墓地へ送る]]と共に[[レベル]]変更な可能な[[シンクロチューナー]]で、後述の[[効果]]とも相性は良い。~
 [[墓地]]の[[チューナー]]と[[装備]]できる[[ヴァイロン]]が減るが、素材指定を無視できる[[《王者の調和》]]を使うことでも比較的容易に[[シンクロ召喚]]できる。~

 とはいえ、有する3つの[[効果]]は何れも[[召喚条件]]に見合った優秀なもので、[[装備魔法]]を活用出来れば自身の攻撃力の高さも相まって非常に強力である。~
 第1の[[効果]]は、[[通常召喚]]された[[モンスター]]への[[全体除去]]。~
 [[特殊召喚]]が主体となる現[[環境]]で[[通常召喚]]された[[モンスター]]が並ぶケースは少なく、大抵はオマケ程度の働きになる。~
 [[自分]][[フィールド]]の[[モンスター]]にも[[効果]]が及ぶが、その前にこの[[カード]]の[[シンクロ素材]]になっている可能性が高い。~
 [[相手]][[メインフェイズ]]に[[シンクロ召喚]]可能な[[シンクロチューナー]]の[[効果]]を使えば[[召喚に成功した]]後のタイミングで[[シンクロ召喚]]して[[除去]]を狙える。~
//[[《水晶機巧−ハリファイバー》]]なら[[チューナー]]を用意し、[[相手]][[ターン]]で[[シンクロチューナー]]を出せるため容易にこの動きが狙える。~

 1つ目は、[[通常召喚]]された[[モンスター]]への[[全体除去]][[効果]]。~
 特殊な[[デッキ]]でない限り[[通常召喚]]をほぼ確実に行うため、[[《ライトニング・ボルテックス》]]と変わらない[[効果]]を及ぼす事も可能。~
 [[自分]]にも[[効果]]が及ぶが、この[[カード]]の[[シンクロ召喚]]自体に[[モンスター]]を多く消費するため、あまり問題にはならないだろう。~
 第2の[[効果]]は、[[墓地]]の[[ヴァイロン]]を[[装備]]する[[効果]]。~
 [[破壊]][[耐性]]を付与する[[《ヴァイロン・テトラ》]]、[[攻撃力]]を大幅に上昇させる[[《ヴァイロン・プリズム》]]、[[装備魔法]]を[[サルベージ]]する[[《ヴァイロン・スフィア》]]など、[[装備カード]]となり[[効果]]を発揮する[[ヴァイロン]]を適宜[[装備]]することで[[制圧]]力を高められる。~
 [[装備カード]]を増やすことは3つ目の[[効果]]の[[コスト]]確保にも繋がるため、[[ヴァイロン]]及び自身の性質と噛み合っている。~
 [[装備]]できる[[ヴァイロン]]の種類に制限はないので、[[《ヴァイロン・ハプト》]]や[[《ヴァイロン・ポリトープ》]]を利用すれば大型[[ヴァイロン]]の[[蘇生]]も可能。~

 2つ目は、[[墓地]]の[[ヴァイロン]]を装備する[[効果]]。~
 3つ目の[[効果]]と連動しており、実質的に[[モンスター効果]]を1度だけノー[[コスト]]で[[無効]]にできる。~
 また、[[《ヴァイロン・テトラ》]]等、[[装備カード]]となり[[効果]]を発揮する[[モンスター]]を装備すればその[[効果]]と[[コンボ]]することも可能。~
 第3の[[効果]]は、[[装備カード]]を[[コスト]]に[[モンスター効果]]を[[無効]]にし、[[破壊]]する[[効果]]。~
 1[[ターン]]の[[発動]]制限がなく、[[装備カード]]がある限り場所・タイミングを問わず[[モンスター効果の発動]]を封殺できる。~
 展開や[[除去]]を[[モンスター効果]]に依存する[[デッキ]]は多く、高い[[ステータス]]と[[装備カード]]による[[強化]]も相俟って[[制圧]]力は非常に高い。~
 [[シンクロ素材]]とした[[ヴァイロン]][[チューナー]]の多くはそのまま[[装備カード]]になることから、[[シンクロ召喚に成功した]]時点で実質数回の[[効果]][[発動]]が確約される。~
 [[ヴァイロン]]と名のつく[[装備魔法]]は[[サーチ]][[効果]]を持っているため、それらを[[コスト]]にすれば自動的に後続の[[装備カード]]を確保可能。~
 2つ目の[[効果]]でも自発的に[[装備カード]]を増やせるので、総じて[[コスト]]の調達は容易である。~
 ただし[[装備カード]]を[[コスト]]とする関係で、[[召喚]]直後の[[手札誘発]]などによる妨害には対応できない。~
 [[効果]]を[[無効]]にされる程度であればともかく、直接[[除去]]を受けると多大な[[ディスアドバンテージ]]が生じるので、[[召喚]]する段階で対抗策は用意しておきたい。~

 3つ目は、[[装備カード]]を[[コスト]]に[[モンスター効果]]を[[無効]]にし、[[破壊]]する[[効果]]。~
 モンスター[[効果]]を[[無効]]化する能力は、現在の[[環境]]において非常に強力であり、この[[カード]]が[[フィールド]]に存在するだけで、強力な抑止力となる。~
 [[無効]]化できる[[モンスター効果]]に特に制限はなく、[[手札]]や[[墓地]]で発動した[[モンスター効果]]や、この[[モンスター]]以外の[[カード]]が[[対象]]になった場合でも問答無用で[[無効]]にすることができるため、非常に融通の利く強力な[[効果]]といえる。~
  自身の[[効果]]による装備の他、[[《ヴァイロン・テトラ》]]・[[《ヴァイロン・スフィア》]]などの[[効果]]でも[[コスト]]調達が可能。~
 また、[[ヴァイロン]]と名のつく[[装備魔法]]は[[サーチ]][[効果]]を持っているため相性が良く、複数回[[モンスター効果]]を[[無効]]化することも難しくない。~
-[[効果]]を活かす形で[[シンクロ召喚]]する動きとしては[[《ユニオン格納庫》]]と[[《機械複製術》]]の[[コンボ]]が考えられる。~
>
+[[《ユニオン格納庫》]]で[[《ヴァイロン・ペンタクロ》]]を[[サーチ]]し[[召喚]]、[[《ユニオン・ドライバー》]]を[[装備]]し、その[[効果]]で[[《トルクチューン・ギア》]]を[[装備]]する。~
+[[《トルクチューン・ギア》]]を自身の[[効果]]で[[特殊召喚]]。~
+[[《ヴァイロン・ペンタクロ》]]を[[対象]]に[[《機械複製術》]]を[[発動]]し、2体を[[リクルート]]。~
+[[《トルクチューン・ギア》]]と[[《ヴァイロン・ペンタクロ》]]で[[《源竜星−ボウテンコウ》]]を[[シンクロ召喚]]し、自身の[[レベル]]を3にする。~
+もう1体の[[《ヴァイロン・ペンタクロ》]]と[[《源竜星−ボウテンコウ》]]で[[《シューティング・ライザー・ドラゴン》]]を[[シンクロ召喚]]。~
+[[《源竜星−ボウテンコウ》]]で[[《光竜星−リフン》]]を[[リクルート]]、[[《シューティング・ライザー・ドラゴン》]]で[[《ヴァイロン・テトラ》]]を[[墓地へ送る]]ことで[[レベル]]を5にし、[[ターン]]終了。~
+[[相手]][[ターン]]に[[《シューティング・ライザー・ドラゴン》]]・[[《光竜星−リフン》]]・[[《ヴァイロン・ペンタクロ》]]でこの[[カード]]を[[シンクロ召喚]]し、[[通常召喚]]された[[モンスター]]を[[破壊]]。~
//+[[ヴァイロン]][[チューナー]]の[[装備カード]]になる[[効果]]を[[発動]]し、この[[カード]]に[[装備]]。~
<
//--[[通常召喚]]された[[モンスター]]1体を[[除去]]し、さらに[[モンスター効果]]を1回封じることが可能。~

 [[シンクロ召喚]]条件がかなり厳しいため、現段階で積極的に[[シンクロ召喚]]するならば[[《静寂のロッド−ケースト》]]・[[《ヴァイロン・エレメント》]]([[《ヴァイロン・エレメント》]]参照)を使用した大量展開[[コンボ]]を使用することになるだろう。~
 上記[[コンボ]]で[[《ヴァイロン・プリズム》]]・[[《ヴァイロン・テトラ》]]・[[レベル]]4[[ヴァイロン]]を並べ[[シンクロ召喚]]を行えば、素材とした[[《ヴァイロン・プリズム》]]・[[《ヴァイロン・テトラ》]]を装備出来る。~
 この状態であれば高[[攻撃力]]・[[破壊]][[耐性]]・[[モンスター効果]][[無効]]を併せ持つ、[[相手]]にしてみれば非常に厄介な[[モンスター]]となる。~
 また、[[サーチ]]した[[《ヴァイロン・セグメント》]]を装備すれば[[対象]]をとる[[効果]]すらも通用しなくなり、更に凄まじい制圧力を発揮する。~
//-[[装備カード]]を増やしつつ[[シンクロ召喚]]する動きの一例として、以下のような展開手順が考えられる。~
//>
//条件:[[手札]]に[[《ユニオン格納庫》]]・[[《ワン・フォー・ワン》]]・[[手札コスト]]用の[[手札]]1枚~
//+[[《ユニオン格納庫》]]を[[発動]]、[[《ヴァイロン・ペンタクロ》]]か[[《ヴァイロン・テセラクト》]]を[[サーチ]]。~
//+[[サーチ]]した[[ヴァイロン]][[ユニオン]]を[[召喚]]し、[[《ユニオン・ドライバー》]]を[[装備]]、その[[効果]]で[[《B−バスター・ドレイク》]]を[[装備]]して[[特殊召喚]]。~
//+[[《ワン・フォー・ワン》]]で[[《ジェット・シンクロン》]]を[[リクルート]]。~
//+[[《B−バスター・ドレイク》]]と[[《ジェット・シンクロン》]]で[[《星杯の神子イヴ》]]を[[シンクロ召喚]]。~
//+[[《星杯の神子イヴ》]]の[[効果]]で[[《星遺物を継ぐもの》]]を[[サーチ]]。~
//+[[《B−バスター・ドレイク》]]で任意の[[ユニオン]]を[[サーチ]]。~
//+[[サーチ]]した[[ユニオン]]を[[手札コスト]]に[[《ジェット・シンクロン》]]を[[蘇生]]。~
//+[[《星杯の神子イヴ》]]と[[《ジェット・シンクロン》]]を[[リンク素材]]に[[《水晶機巧−ハリファイバー》]]を[[リンク召喚]]。~
//+[[《水晶機巧−ハリファイバー》]]の[[効果]]で[[《ヴァイロン・スフィア》]]を[[リクルート]]。~
//+[[《星遺物を継ぐもの》]]を[[発動]]、[[《水晶機巧−ハリファイバー》]]の[[リンク先]]に[[墓地]]の[[《星杯の神子イヴ》]]を[[特殊召喚]]。~
//+[[《星杯の神子イヴ》]]と[[《ヴァイロン・スフィア》]]、[[ヴァイロン]][[ユニオン]]を素材にこの[[カード]]を[[シンクロ召喚]]。
//+[[ライフ]]を払って[[《ヴァイロン・スフィア》]]の[[効果]]を[[発動]]し、この[[カード]]に[[《ヴァイロン・スフィア》]]を装備。
//+この[[カード]]の[[効果]]を[[発動]]し、自身に[[墓地]]の[[レベル]]4[[ヴァイロン]][[ユニオン]]を[[装備]]。~
//--この手順であれば[[装備カード]]を2枚[[装備]]できるため、《ヴァイロン・オメガ》の[[効果]]による[[モンスター効果]]の[[無効]]も2回は行うことができる。~
//--[[墓地へ送られた]][[《星杯の神子イヴ》]]の[[効果]]で[[星杯]][[モンスター]]1体を[[リクルート]]でき、[[装備カード]]の[[ヴァイロン]][[ユニオン]]を[[特殊召喚]]することもできるため、状況次第ではさらなる展開も可能。~

-[[《ジャンク・コンバーター》]]と[[レベル]]1[[チューナー]]の2枚からでも出すことが可能。~
>
+[[《ジャンク・コンバーター》]]と[[レベル]]1[[チューナー]]を捨て、[[《ジャンク・シンクロン》]]を[[サーチ]]。~
+[[《ジャンク・シンクロン》]]を[[召喚]]して[[《ジャンク・コンバーター》]]を[[蘇生]]。~
+[[《ジャンク・シンクロン》]]と[[《ジャンク・コンバーター》]]で[[《ジャンク・スピーダー》]]を[[シンクロ召喚]]。~
+[[《ジャンク・スピーダー》]]の[[効果]]で[[《ジェット・シンクロン》]]、[[《ロード・シンクロン》]]を[[リクルート]]、[[《ジャンク・コンバーター》]]の[[効果]]で最初に捨てた[[レベル]]1[[チューナー]]を[[蘇生]]。~
+[[《ジャンク・スピーダー》]]と[[《ジェット・シンクロン》]]で[[レベル]]6の[[《スターダスト・チャージ・ウォリアー》]]を[[シンクロ召喚]]し1枚[[ドロー]]。~
+[[《ロード・シンクロン》]]と[[《スターダスト・チャージ・ウォリアー》]]で[[《ヴァイロン・エプシロン》]]を[[シンクロ召喚]]。~
+[[《ジェット・シンクロン》]]を[[自己再生]]。~
+[[レベル]]1[[チューナー]]と[[《ジェット・シンクロン》]]、[[《ヴァイロン・エプシロン》]]でこの[[カード]]を[[シンクロ召喚]]。~
+この[[カード]]の[[効果]]を[[発動]]し、[[墓地]]の[[《ヴァイロン・エプシロン》]]を[[装備カード]]にする。~
<
--[[レベル]]1[[チューナー]]が[[《ヴァイロン・スフィア》]]ならこの[[カード]]の[[シンクロ召喚]]時に[[装備カード]]にでき、[[装備カード]]を2枚確保できる。~

-その他の[[シンクロ召喚]]手段としては、[[《静寂のロッド−ケースト》]]・[[《ヴァイロン・エレメント》]]のループ[[コンボ]]([[《ヴァイロン・エレメント》]]参照)を利用して[[シンクロ素材]]を用意するのが手っ取り早い。~
[[レベル]]4[[ヴァイロン]]と[[《ヴァイロン・プリズム》]]・[[《ヴァイロン・テトラ》]]を並べて[[シンクロ召喚]]することで、そのまま[[シンクロ素材]]とした[[《ヴァイロン・プリズム》]]・[[《ヴァイロン・テトラ》]]を[[装備]]できる。~
ループの過程で[[サーチ]]した[[《ヴァイロン・セグメント》]]を[[装備]]すれば、4000を超える[[攻撃力]]に加え、[[モンスター効果]]への[[カウンター]][[効果]]、[[破壊]][[耐性]]、[[効果の対象にならない>効果の対象]][[耐性]]を備えた超大型[[モンスター]]となる。~

-[[発動]]した[[モンスター効果]]を[[無効]]にし[[破壊]]する[[効果]]であり、[[発動]]を伴わない[[永続効果]]は[[無効]]にできない。~
特に[[エクシーズモンスター]]の中では採用率が高く、[[永続効果]]によって[[効果]]を封じた上で[[戦闘破壊]]してくる[[《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》]]は少々厄介。~
[[《ヴァイロン・テトラ》]]を[[装備]]していれば[[戦闘破壊]]されることなく場に居座り続けられるので、万一に備えて[[コスト]]とせずに温存しておくのも手か。~
維持が手間になるが、自身の[[効果]]などで[[《ヴァイロン・プリズム》]]を2体以上[[装備]]している状態であれば[[攻撃力]]が5000を超えるため、[[戦闘破壊]]される可能性はほぼなくなる。~

-[[通常召喚]]された[[モンスター]]を[[除去]]する[[効果]]は、[[アドバンス召喚]]を主体とする[[インヴェルズ]]に対して特に[[効果]]を発揮する。~
[[DUEL TERMINAL]]のストーリー上では[[ヴァイロン]]と[[インヴェルズ]]は敵対しているため、意識して設定された可能性が高い。~
その他、[[レベル]]と[[攻撃力]]、召喚に3体の[[モンスター]]が必要な点や[[全体除去]][[効果]]を持つ点は[[《インヴェルズ・グレズ》]]と共通している。
また、[[召喚]]を多用する[[ヴェルズ]]に対しても一定の[[効果]]を持つ。~
更に[[モンスター効果]]を[[無効]]にし[[破壊]]する[[効果]]は、[[アドバンス召喚]]時に[[効果]]を発揮するものが多い[[インヴェルズ]]に対しとりわけ強力な抑止力となり得る。~
その他、[[レベル]]と[[攻撃力]]、[[召喚]]に3体の[[モンスター]]が必要な点や[[全体除去]][[効果]]を持つ点は[[《インヴェルズ・グレズ》]]と共通している。~

-[[マスターガイド3>書籍付属カード]]において、[[《インヴェルズ・グレズ》]]によって[[全てが喰らい尽くされる>全体除去]]と思われた極限状態の中、天上界より[[降臨>特殊召喚]]した神であるとされており、~
マスターガイドによると[[《セイクリッド・オメガ》]]をモチーフに作られた最強の[[ヴァイロン]]との事。~
又、[[降臨>特殊召喚]]したこの[[モンスター]]の放つ光を浴びた[[インヴェルズ]]は塵芥と化したとされており、上記の[[モンスター除去]][[効果]]はここから来たものと思われる。~
--[[マスターガイド3>書籍付属カード]]では、[[《インヴェルズ・グレズ》]]によって地上全てが喰らい尽くされそうになる中、天上界より降臨した神として紹介されている。~
降臨したこの[[モンスター]]の放つ光を浴びた[[インヴェルズ]]は塵芥と化したらしく、上記の[[モンスター除去]][[効果]]はここから来たのだろう。~

-「オメガ(Omega)」については[[《デモニック・モーター・Ω》]]を参照。~
[[イラスト]]を見ると、大文字の「Ω」を象った装飾が確認でき、ボディは小文字の「ω」の形をしている。
-DTマスターガイドでは、[[インヴェルズ]]の殲滅を期して生み出された最強の機械天使であり、[[《セイクリッド・オメガ》]]がモチーフであることが明かされた。~
大戦においては[[ヴァイロン]]と原住民の連合軍を総攬し、[[インヴェルズ]]の本格的な復活に際して降臨、裁きの一撃によって地上世界に溢れる[[インヴェルズ]]たちを纏めて薙ぎ払った。~
その後の動向は不明だが、DTのデッキ解説欄では[[《ヴァイロン・アルファ》]]と共に犠牲となったとされている。~

-「オメガ(Ω/Omega)」については[[《デモニック・モーター・Ω》]]を参照。~
[[イラスト]]を見ると、大文字の「Ω」を象った装飾が確認でき、ボディは小文字の「ω」の形をしている。~
また、胴体には&ruby(トゥエンティ){XX};のローマ数字が書かれている。~
ただし、ギリシャ文字の伝統的な配列で20番に位置するのは「ユプシロン(Υ/Upsilon)」であり、「オメガ」はギリシャ文字の第24字母に当たる。~
--一方、[[タロットカード>アルカナフォース]]の大アルカナにおいて&ruby(トゥエンティ){XX};を担うカードは[[「審判(Judgement)」>《魔導書の神判》]]であり、[[収録されたエキスパンションのタイトル>DUEL TERMINAL −オメガの裁き!!−]]を思わせる。~
「審判」のタロットカードは神による「最後の審判」がモチーフとされており、この[[モンスター]]の背景世界における立ち位置や下記の物語の流れとも合致する。~
このことから、この[[モンスター]]を含む[[ヴァイロン]]に刻まれているローマ数字は、ギリシャ文字の配列だけでなく大アルカナにも対応している可能性がある。~

--新約聖書「ヨハネの黙示録」では、唯一神が「私は[[アルファ>《ヴァイロン・アルファ》]]であり、オメガである」と宣言する場面がある。~
[[《ヴァイロン・アルファ》]]とこの[[カード]]は「機械仕掛けの神」と称されており、この逸話がモチーフの一つとなっている可能性がある。~
下記の通り、この[[カード]]を用いる隠し[[デッキ]]の説明文には&ruby(カミ){[[ヴァイロン]]};という表記が存在する。~

//-原作・アニメにおいて―~

-コナミのゲーム作品において―~
[[DUEL TERMINAL]]の[[第11弾>DUEL TERMINAL −オメガの裁き!!−]]では、ゲームオーバーの画面に登場する。~
また、アクションデュエルにおけるミニゲーム「オメガの裁き!!」では、プレイヤーの操作キャラクターとして登場。~
ジャッジメント・パワーを集積し、レーザーで襲い来る[[インヴェルズ]]を撃退する。~
最後の敵を撃破した場合、MCが勝手に攻撃名を名付けている。~
攻撃名は「裁きの雷」。~
さらに、[[《ヴァイロン・アルファ》]]と共に隠し[[デッキ]]「&ruby(デウス・エクス・マキナ){機械仕掛けの神};」の解禁条件となっている。~
最後の敵を撃破した場合、MCが勝手に[[攻撃]]名を名付ける。~
[[攻撃]]名は「裁きの&ruby(いかずち){雷};」。~
また、[[《ヴァイロン・アルファ》]]と共に隠し[[デッキ]]「&ruby(デウス・エクス・マキナ){機械仕掛けの神};」の解禁条件となっている。~
[[デッキ]]の解説覧には[[DT11>DUEL TERMINAL −オメガの裁き!!−]]時点での対[[インヴェルズ]]戦役の情勢と、[[ヴァイロン]]の策謀が語られている。~

--[[インヴェルズ]]の侵略に対し、[[ヴァイロン]]は[[ジェム]]・[[ラヴァル]]・[[リチュア]]・[[ガスタ]]の各勢力に[[力を分け与え>《ヴァイロン・エレメント》]]て攻勢に転じる。~
--[[インヴェルズ]]の[[侵略>DUEL TERMINAL −インヴェルズの侵略!!−]]に対し、[[ヴァイロン]]は[[ジェム]]・[[ラヴァル]]・[[リチュア]]・[[ガスタ]]の各勢力に力を分け与えて攻勢に転じる。~
そして今、[[インヴェルズ]]、その他の勢力ともに全戦力が集結した最終決戦のこの地において、[[ヴァイロン]]はオメガによる裁きを下そうと画策していた。~
&ruby(カミ){[[ヴァイロン]]};の描いたシナリオのままに―~

---原住民族と[[インヴェルズ]]の衝突、[[ヴァイロン]]主導の連合軍結成、そして[[インヴェルズ]]との最終戦争まで全て[[ヴァイロン]]の計画の内であったことを示唆した内容である。~
連合軍を統べるこの[[モンスター]]の意向であろうが、[[この後の騒乱>DUEL TERMINAL −エクシーズ始動!!−]]については予想外であったと思われる節がある。~
[[ヴァイロン]]を統べるとされるこの[[モンスター]]の意向であろうが、[[この後の騒乱>DUEL TERMINAL −エクシーズ始動!!−]]については予想外だったと思われる節がある。~

---なお、「デウス・エクス・マキナ(Deus ex m&#257;chin&#257;)」とは「紛糾した事態を円満に解決する役割を持つ人物を登場させる」という古代ギリシャで生まれた演劇の演出技法の一つ。~
ギリシャ語で「機械仕掛けの神」を意味する言葉で、神を演じる役者が上方から機械仕掛けで舞台に降り立つことで神々しさを演出するため、この名が与えられている。~
この技法により絶対的な力を持つ神を登場させ、混乱した物語を円満に解決して強引に大団円に導く手法であるが、好ましくない解決方法とされることが多い。~
---「デウス・エクス・マキナ(Deus ex machina)」とは「紛糾した事態を円満に解決する役割を持つ人物を登場させる」という古代ギリシャで生まれた演劇の演出技法の一つ。~
//---なお、「デウス・エクス・マキナ(Deus ex m&#257;chin&#257;)」とは「紛糾した事態を円満に解決する役割を持つ人物を登場させる」という古代ギリシャで生まれた演劇の演出技法の一つ。~
//機種依存文字は使用不可
ギリシャ語で「機械仕掛けの神」を意味する「アポ・メーカネース・テオス」をラテン語に訳した言葉で、神を演じる役者が上方から機械仕掛けで舞台に降り立つことで神々しさを演出するため、この名が与えられている。~
絶対的な力を持つ神を登場させ、混乱した物語を円満に解決して強引に大団円に導く手法であり、好ましくない解決方法とされることが多い。~
転じて「作為的な大団円」、もっと言えば「拡がりすぎた風呂敷を無理やり畳むためのご都合主義的存在」という意味でも使われる。~
筋書き通りに[[悪魔>インヴェルズ]]に裁きを下して風呂敷を畳み、地上部族を結束させる「大団円」を演出する神という意味合いだろうか。~

--[[WORLD CHAMPIONSHIP 2011>ゲーム付属カード#k2f9bcd5]]では対戦相手として登場し、[[【ヴァイロン】]]を使用する。~
--[[召喚]]すると、空中に現れた光輪から降臨する演出がなされる。~
他の[[ヴァイロン]]と異なり、この[[カード]]のみ降臨と同時に3つの光の帯が出現し、輪転しながら拡散するという特殊演出が発生する。~
攻撃モーションはミニゲームのそれとは違い、天から巨大な光の束を降り注がせるものとなっている。~

--[[WCS2011>ゲーム付属カード#WCS2011]]では対戦[[相手]]として登場し、[[【ヴァイロン】]]を使用する。~
[[《シャインエンジェル》]]などで[[チューナー]]を展開し、[[《ヴァイロン・シグマ》]]、《ヴァイロン・オメガ》などの[[シンクロ召喚]]を行う。~

//-神話・伝承において―~

**関連カード [#r29bcc25]
**関連カード [#card]
-[[ヴァイロン]]

//-[[《スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン》]]
-[[《セイクリッド・オメガ》]]

//―《ヴァイロン・オメガ》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク
-[[《スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#zf583f99]
-[[《鎧獄竜−サイバー・ダークネス・ドラゴン》]]

―《ヴァイロン・オメガ》の姿が見られる[[カード]]
-[[《オメガの裁き》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【ヴァイロン】]]

**収録パック等 [#b3819cf2]
**収録パック等 [#pack]
-[[DUEL TERMINAL −オメガの裁き!!−]] DT11-JP039 &size(10){[[Ultra]],[[Secret]]};
-[[DUEL TERMINAL −クロニクルIV対極の章−]] DTC4-JP053 &size(10){[[Ultra]],[[Secret]]};

**FAQ [#ubcc39bc]
//Q:[[効果]]分類は何ですか?~
//A:(発売をお待ちください)
**FAQ [#faq]
Q:[[効果]]の種別は何ですか?~
A:[[通常召喚]]された[[モンスター]]を[[破壊]]する[[効果]]は[[誘発効果]]です。~
  [[ヴァイロン]]を[[装備カード]]にする[[効果]]は[[起動効果]]、[[モンスター効果]]の[[発動]]と[[効果]]を[[無効]]にする[[効果]]は[[誘発即時効果]]となります。(13/06/23)~

Q:装備されている[[装備魔法]]を[[墓地へ送る]]のは[[コスト]]ですか?~
Q:[[装備]]されている[[装備魔法]]を[[墓地へ送る]]のは[[コスト]]ですか?~
A:はい、[[コスト]]です。(11/12/25)

Q:[[通常召喚]]された[[モンスター]]が[[《月の書》]]によって[[セット]]されその後[[表側表示]]になった状態の場合、この[[モンスター]]は1つ目の[[効果]]で[[破壊]]されますか?~
A:はい、[[破壊]]されます。(10/12/12)

Q:[[通常召喚]]された[[モンスター]]が[[《亜空間物質転送装置》]]によって[[除外]]されその後[[フィールド]]上に戻った状態の場合、この[[モンスター]]は1つ目の[[効果]]で[[破壊]]されますか?~
Q:[[通常召喚]]された[[モンスター]]が[[《亜空間物質転送装置》]]によって[[除外]]されその後[[フィールド]]に戻った状態の場合、この[[モンスター]]は1つ目の[[効果]]で[[破壊]]されますか?~
A:はい、[[破壊]]されます。(10/12/12)

Q:[[特殊召喚]]された[[デュアル]][[モンスター]]が[[再度召喚]]を行った場合、その[[モンスター]]はこの[[カードの効果]]で[[破壊]]されますか?~
Q:[[特殊召喚]]された[[デュアルモンスター>デュアル]]が[[再度召喚]]を行った場合、その[[モンスター]]はこの[[カードの効果]]で[[破壊]]されますか?~
A:はい、[[破壊]]されます。(10/12/12)

Q:この[[カード]]が[[墓地]]の[[ヴァイロン]]を装備する[[効果]]を[[発動]]した時、自身がその[[効果]]に[[チェーン]]をして、[[モンスター効果]]を[[無効]]にする[[効果]]を[[発動]]することで自身を[[破壊]]できますか?~
A:はい、[[効果]]を[[発動]]して[[破壊]]することができます。(10/12/12)
Q:この[[カード]]の[[ヴァイロン]]を[[装備]]する[[効果]]や[[発動]]を[[無効]]にする[[効果]]の[[発動]]に[[チェーン]]してこの[[カード]]自身の[[発動]]を[[無効]]にする[[効果]]をさらに[[発動]]する事はできますか?~
A:はい、自身の[[効果]]に[[チェーン]]して[[発動]]することができます。(13/11/17)

//Q:この[[カード]]が[[墓地]]の[[ヴァイロン]]を[[装備]]する[[効果]]を[[発動]]した時、自身がその[[効果]]に[[チェーン]]をして、[[モンスター効果]]を[[無効]]にする[[効果]]を[[発動]]することで自身を[[破壊]]できますか?~
//A:はい、[[効果]]を[[発動]]して[[破壊]]することができます。(10/12/12)

Q:[[装備カード]]1枚を[[コスト]]にして、[[モンスター効果の発動]]を[[無効]]にして[[破壊]]する[[効果]]は、[[対象]]をとりますか?~
A:いいえ、[[対象]]をとる効果ではありません。(11/02/24)
A:いいえ、[[対象をとる効果>対象をとる(指定する)効果]]ではありません。(11/02/24)

Q:[[装備カード]]1枚を[[コスト]]にして、[[モンスター効果の発動]]を[[無効]]にして[[破壊]]する[[効果]]は、[[ダメージステップ]]でも発動できますか?~
Q:[[装備カード]]1枚を[[コスト]]にして、[[モンスター効果の発動]]を[[無効]]にして[[破壊]]する[[効果]]は、[[ダメージステップ]]でも[[発動]]できますか?~
A:はい、できます。(11/04/17)

Q:この[[カードの効果]]で装備した[[カード]]を[[《ヴァイロン・スティグマ》]]で別の[[モンスター]]に移せますか?~
Q:この[[カードの効果]]で[[装備]]した[[カード]]を[[《ヴァイロン・スティグマ》]]で別の[[モンスター]]に移せますか?~
A:いいえ、移すことはできません。(11/05/14)

Q:この[[カードの効果]]で装備した[[《ヴァイロン・テトラ》]]の[[効果]]は適用できますか?~
Q:この[[カードの効果]]で[[装備]]した[[《ヴァイロン・テトラ》]]の[[効果]]は[[適用]]できますか?~
A:はい、できます。(11/08/27)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
----
&tag(《ヴァイロン・オメガ》,シンクロモンスター,効果モンスター,モンスター,星10/光属性/天使族/攻3200/守1900,ヴァイロン);