効果モンスター 星6/闇属性/アンデット族/攻2000/守1200 このカードが墓地に存在し、アンデット族モンスターの効果によって 自分フィールド上にレベル5以上のアンデット族モンスターが特殊召喚された時、 2000ライフポイントを払って発動できる。 このカードを墓地から特殊召喚する。 「ヴァンパイア・グレイス」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。 また、1ターンに1度、カードの種類(モンスター・魔法・罠)を宣言して発動できる。 相手は宣言された種類のカード1枚をデッキから墓地へ送る。
SHADOW SPECTERSで登場した闇属性・アンデット族の上級モンスター。
自己特殊召喚効果とデッキ破壊効果を持つ。
レベル5以上のアンデット族を特殊召喚する効果を持つアンデット族は数は多いが癖があるものも多い。
中でも《馬頭鬼》は扱いやすく【アンデット族】の必須カードと言っても良いだろう。
それ以外では《ヴァンパイア・ロード》などの自己再生効果に追随する形で特殊召喚しても良い。
《ヴァンパイア帝国》を使えば墓地に置くことも容易であり、《ゴブリンゾンビ》に対応するため、サーチした後にコストにしてもいい。
ライフコストは2000と重いが、特殊召喚したのがレベル6であればそのままランク6につなげられる。
ただし、ヴァンパイアの切り札である《紅貴士−ヴァンパイア・ブラム》はランク5である。
その点は噛み合わないので、高いライフコストも合わせて投入枚数はよく考えたい所。
デッキ破壊効果は《ヴァンパイア・ロード》などにも見られる、ヴァンパイア特有のもの。
単体ではアドバンテージにならず、相手のデッキ圧縮を助けてしまう可能性もあるが、《ヴァンパイア帝国》が発動していればノーコストの単体除去として機能する。
ヴァンパイアの持つデッキ破壊効果の中では発動条件のない起動効果のため、《ヴァンパイア帝国》のトリガーとしては最も使いやすいだろう。
Q:自身を墓地から特殊召喚する効果をダメージステップ中に発動できますか?
A:いいえ、発動できません。(13/07/20)