*《ヴァンパイアジェネシス/Vampire Genesis》 [#top]
 効果モンスター
 星8/闇属性/アンデット族/攻3000/守2100
 このカードは通常召喚できない。
 自分フィールド上に存在する「ヴァンパイア・ロード」1体を
 ゲームから除外した場合のみ特殊召喚する事ができる。
 1ターンに1度、手札からアンデット族モンスター1体を墓地に捨てる事で、
 捨てたアンデット族モンスターよりレベルの低い
 アンデット族モンスター1体を自分の墓地から選択して特殊召喚する。

 [[ストラクチャーデッキ−アンデットの脅威−]]で登場した[[闇属性]]・[[アンデット族]]の[[特殊召喚モンスター]]。~
 [[ヴァンパイア]]の1体であり[[《ヴァンパイア・ロード》]]を[[除外]]して[[特殊召喚]]する[[召喚条件]]と、[[墓地]]から[[アンデット族]]を[[特殊召喚]]する[[起動効果]]を持つ。~

 [[召喚条件]]である[[《ヴァンパイア・ロード》]]共々[[ヴァンパイア]]サポートを受けられる他、[[《ピラミッド・タートル》]]・[[《生者の書−禁断の呪術−》]]などを始めとし、そちらの展開に困る事は少ない。~
 この[[カード]]を[[手札]]に[[加える]]事さえできれば[[特殊召喚]]は比較的容易である。~
 だが、[[特殊召喚モンスター]]であるため[[アンデット族]]や[[ヴァンパイア]]の[[特殊召喚]][[サポートカード]]のいずれにも対応していないのが非常に痛い。~
 おまけに[[《ヴァンパイア・ロード》]]の最大の強みである[[自己再生]][[効果]]が失われており、[[破壊]][[効果]]で簡単に対処されてしまう。~

 [[墓地]]から[[アンデット族]][[モンスター]]1体を[[特殊召喚]]する[[効果]]を持つが、そもそも[[アンデット族]]は[[特殊召喚]]手段が豊富なため、あえて[[重い]]この[[カード]]を使う意味がない。~
 類似[[効果]]には[[手札コスト]]の[[種族]]や[[レベル]]を限定されない[[《ゾンビ・マスター》]]がおり、[[上級モンスター]]を出すにしても[[《地獄の門番イル・ブラッド》]]、[[《生者の書−禁断の呪術−》]]、[[《ピラミッド・タートル》]]などよりよい手段はいくらでも存在する。~
 一応、[[《悪夢再び》]]対応の[[《バーサーク・デッド・ドラゴン》]]を[[捨てる]]ことで、ほとんどの[[アンデット族]][[モンスター]]を[[蘇生]]できる。~
 とはいえ、この[[カード]]を出すために[[《ヴァンパイア・ロード》]]を[[除外]]した時点で[[ディスアドバンテージ]]を負っており、消費に見合った結果が得られるとは言いがたい。~

-「進化しない方が強い」と登場時からよく言われてきた[[カード]]。~
しかし、[[攻撃力]]の水準が上がった現在ではたった2000ではすぐ[[戦闘によって破壊>戦闘破壊]]されてしまう事も多く、[[《ヴァンパイア・ロード》]]をこの[[カード]]に進化させる意味も多少は出てきたと言える。~
しかし、[[攻撃力]]の水準が上がった現在ではたった2000ではすぐ[[戦闘によって破壊>戦闘破壊]]されてしまう事も多く、[[《ヴァンパイア・ロード》]]をこの[[カード]]に進化させる意味も出てきた。~
[[除外]]された[[《ヴァンパイア・ロード》]]を再利用する手段が増えたことも追い風となっている。

-美形[[モンスター]]として名高い[[《ヴァンパイア・ロード》]]に比べてかなりごつい外見になっており、もはや進化前の面影がほとんど見受けられない。

-「ジェネシス(Genesis)」とは「創世記」を意味する。~
この[[カード]]のイメージはヴァンパイアの「始祖」であろう。~
「始祖」とはヴァンパイアに襲われて下僕になった者ではなく、生まれながらにしてヴァンパイアであった者である。~
「始祖」は同族よりも強力であり、また日の光等といったヴァンパイア特有の弱点を持たないという。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXに登場したセブンスターズの1人カミューラの切り札。~
「クロノスvsカミューラ」戦にて初登場。~
《ヴァンパイア・バッツ》の[[効果]]によって[[攻撃力]]3200となり、[[《古代の機械巨人》]]を[[戦闘破壊]]した。~
「丸藤亮vsカミューラ」戦でも使用したが、[[《サイバー・バリア・ドラゴン》]]の[[効果]]で[[攻撃]]を[[無効]]にされ、次の[[ターン]]には[[《サイバー・レーザー・ドラゴン》]]の[[効果]]で[[破壊]]された。~
「十代vsカミューラ」戦では初めて[[効果]]を[[発動]]し、後述する専用[[サポートカード]]《ジェネシス・クライシス》で[[サーチ]]した[[《龍骨鬼》]]を[[捨てて>捨てる]]《不死のワーウルフ》を[[蘇生]]し、さらに[[《E・HERO テンペスター》]]を[[戦闘破壊]]した。~
さらに次の[[ターン]]には[[《闇より出でし絶望》]]を[[捨てて>捨てる]][[《龍骨鬼》]]を[[蘇生]]させる算段だったが、その前に[[《E・HERO シャイニング・フレア・ウィングマン》]]に[[戦闘破壊]]され、追加の[[効果ダメージ]]を受けた事で敗北している。~
[[攻撃]]名は「ヘルビシャス・ブラッド」。~

--カミューラはこの[[カード]]をもっぱら[[アタッカー]]としてゴリ押しに使っており、[[モンスター効果]]が使用されたのは「vs十代」戦においてのみである。~
また、「vs十代」戦ではこの[[カード]]が[[フィールド]]に存在する時に[[1ターンに1度]][[アンデット族]]を[[サーチ]]する[[永続魔法]]《ジェネシス・クライシス》が登場している。~

-コナミのゲーム作品において―~
KONAMIのアクションゲーム、「悪魔城ドラキュラ」のドラキュラ伯爵は貴族的な姿から強大な怪物へと姿を変える吸血鬼として登場するのが恒例であり、「始祖」(真祖)の吸血鬼として描かれている。~
--[[エキスパート2006>ゲーム付属カード#EX2006]]では対戦[[相手]]として登場。~
使用[[デッキ]]は[[【アンデット族】]]。

**関連カード [#card]
-[[ヴァンパイア]]

-[[《ヴァンパイア・ロード》]]

-[[《ゾンビ・マスター》]]

-[[《創世神》]]
-[[《不死王リッチー》]]

-[[《やりすぎた埋葬》]]

-[[アンデット族専用の蘇生カード>《生者の書−禁断の呪術−》#reborn]]

―《ヴァンパイアジェネシス》の姿が見られる[[カード]]
-[[《アンデットワールド》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[ストラクチャーデッキ−アンデットの脅威−]] SD2-JP001 &size(10){[[Ultra]]};
-[[遊戯王 ワールドチャンピオンシップ2006セット>商品同梱カード#W6S]] W6S-JP002 &size(10){[[Ultimate]]};
-[[トーナメントパック2008 Vol.2]] TP06-JP002 &size(10){[[N-Parallel]]};

**FAQ [#faq]
Q:[[裏側表示]]の[[《ヴァンパイア・ロード》]]を[[除外]]して《ヴァンパイアジェネシス》を[[特殊召喚]]する事はできますか?~
A:できません。(14/04/17)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。

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&tag(《ヴァンパイアジェネシス》,特殊召喚モンスター,効果モンスター,モンスター,星8/闇属性/アンデット族/攻3000/守2100,ヴァンパイア,正規の方法以外での特殊召喚不可,);