*《ヴィクトリー・ドラゴン/Victory Dragon》 [#top] 効果モンスター(禁止カード) 星8/闇属性/ドラゴン族/攻2400/守3000 このカードは特殊召喚できない。 自分フィールド上のドラゴン族モンスター3体を 生け贄にして生け贄召喚しなければならない。 このカードの直接攻撃によって相手ライフを0にした場合、 このカードのコントローラーはマッチに勝利する。 [[LIMITED EDITION 5>LIMITED EDITION#LE5]]で登場した[[闇属性]]・[[ドラゴン族]]の[[最上級モンスター]]。~ [[特殊召喚]]ができず、[[生け贄]]を限定される[[召喚ルール効果]]と、[[デュエル]]に勝利することで[[マッチ]]にも勝利する[[効果外テキスト]]を持つ。~ [[特殊召喚]]が不可能で、[[通常召喚]]にも3体の[[ドラゴン族]][[モンスター]]を[[生け贄に捧げる]]必要があり、運用が難しい。~ 更に、[[マッチキル]]の条件が「[[直接攻撃]]による勝利」であるため、[[モンスター]]を確実に退かすか、[[直接攻撃]][[効果]]を付与しなければならない。~ すなわち、この[[カード]]が無くても勝てるよう[[フィールド]]を掌握しておく必要があるという事である。~ このため、この[[カード]]を[[フィニッシャー]]とする事を目的とした専用[[デッキ]]でのみ運用された。→[[【MCV】]]・[[【Vドラコントロール】]]~ -他の「[[召喚]]に3体の[[生け贄]]を必要とする[[モンスター]]」とは異なり、[[《クロス・ソウル》]]を使っても[[相手]][[フィールド]]上の[[モンスター]]を[[生け贄]]とする事はできない。~ //「生け贄召喚しなければならない」だから?類例が無いので詳細不明 -2014年4月4日に[[パーフェクトルールブック>書籍付属カード#RB01]]が発売されるまで、[[マッチキル]][[効果]]の分類が[[調整中]]となっていた。~ かつては、[[モンスター効果]]として扱われた為、[[《スキルドレイン》]]が[[発動]]している時は、この[[モンスター]]の[[直接攻撃]]によって[[相手]][[ライフ]]を0にしても、[[マッチ]]の勝利とはならない裁定が下されていた。~ しかし、[[パーフェクトルールブック>書籍付属カード#RB01]]にて、[[デュエル]]に勝利する為の条件が明記された[[テキスト]]は[[モンスター効果]]としては扱わないと提示されたので、[[《スキルドレイン》]]等によって[[マッチキル]][[効果]]を[[無効]]にされなくなった。~ -[[マッチキル]]を回避しようとして[[サレンダー]]しても、ルール上[[相手]]は拒否することが可能。~ この[[カード]]を使う[[デッキ]]を[[相手]]に[[サレンダー]]するなら、''1[[デュエル]]ではなく、その[[マッチ]]自体に[[サレンダー]]するしかない''。~ --ただし''故意に違反行為(デッキを崩す等)を行えば、その[[デュエル]]は反則負けになるものの[[マッチキル]]は回避できる''という、ルールの穴を突いた一応の対策が存在する。~ [[故意による反則行為>大会罰則規定#q290b262]]は公式ルール上では[[マッチの敗北>大会罰則規定#i0f3cbb7]]や[[失格>大会罰則規定#j5a518fc]]に値する行為だが、[[選考会]]の公式ヘッドジャッジの判断は「今の[[デュエル]]の勝敗が決していない以上は、その[[デュエルの敗北>大会罰則規定#c317f30a]]である」という措置となっている。~ この反則行為を推奨する流れを生んだ裁定は当時物議を醸したが、結局それが覆されることなくこの[[カード]]が[[禁止>禁止カード]]指定され、うやむやとなってしまった。~ -登場当初はロマンの塊、大きな夢としか見られていなかった。~ [[召喚条件]]が厳しく、また[[効果]]の条件がそれに輪をかけて厳しかったからである。~ しかし、後に[[【MCV】]]や[[【Vドラコントロール】]]、[[【八汰ロック】]]にこれを組み込んだ[[デッキ]]が完成し、この[[カード]]は正に「必殺」の破壊竜と化した。~ [[《龍の鏡》]]で[[《F・G・D》]]を呼び出し、[[《次元融合》]]で[[生け贄]]を揃える[[【ドラゴン族】]]でも活躍が見られるようになった。~ これらに対抗するには、[[サイドデッキ]]が役に立たず、[[メインデッキ]]に[[メタカード]]を入れる必要がある。~ その辺りが考慮されたのであろう、[[06/03/01>禁止・制限カード/2006年3月1日]]の[[制限改訂]]で[[禁止カード]]となる。~ [[無制限カード]]から一気に[[禁止カード]]となった最初の[[カード]]の一つである。~ その後、[[06/09/01>禁止・制限カード/2006年9月1日]]の[[制限改訂]]で[[制限カード]]に[[制限復帰]]を果たすも、上記の問題等が再燃したからなのか[[07/03/01>禁止・制限カード/2007年3月1日]]で再び[[禁止カード]]となった。~ //-[[海馬パック>LIMITED EDITION#LE5]]、[[ドラゴン族]]等から、[[《青眼の白龍》]]を意識していると思われる。 -後に世界大会の賞品として、この[[カード]]と同等の[[種族]]違いの[[マッチキル]][[モンスター]]が登場している。~ この[[カード]]が[[禁止カード]]である事実に追従するように、それらは全て、公式には使用できない[[カード]]となっている。~ [[エクシーズモンスター]]は、その[[モンスター]]と同一[[種族]]の[[エクシーズ素材]]が1体以上ある場合という条件が加わっている。~ //現在[[ドラゴン族]]には様々なサポートカードが存在しており、このカードの[[通常召喚]]がさほど難しくなくなったため、[[制限復帰]]する可能性は低いだろう。~ -大会以外等以外でデュエルを行う際、[[マッチ]]戦ルールを適用しなければ、単なる[[重い]]上に[[効果]]の意味が無い[[モンスター]]に成り下がってしまう。 -原作・アニメにおいて―~ アニメ版DMで、戦いの儀の前に海馬が遊戯に差し出したジュラルミンケースの中にこのカードが入っていた。~ アニメGXにおいては万丈目長作が見せた所持[[カード]]の中の1枚、[[ドロー]]の修行をする大山が流れる滝から引き当てた1枚として登場している。~ --[[カード]]としては登場しているものの[[デュエル]]では使用されておらず、原作・アニメでは[[マッチ]]戦のルールで[[デュエル]]が行われたこと自体ない。~ //-コナミのゲーム作品において―~ **関連カード [#card] -[[マッチキル]] **このカードを使用する代表的なデッキ [#deck] -[[【Vドラコントロール】]] -[[【MCV】]] **収録パック等 [#pack] -[[LIMITED EDITION 5>LIMITED EDITION#LE5]] LE5-010 &size(10){[[Ultra]]}; -[[ストラクチャーデッキ - デラックスセット - Volume.2>パックパッケージ#SDX2]] SDX-JP002 &size(10){[[Ultimate]]}; **FAQ [#faq] Q:[[効果]]分類は何ですか?~ A:「[[特殊召喚]]できず、[[ドラゴン族]]を[[生け贄]]にしなければ[[生け贄召喚]]できない」という[[テキスト]]は[[効果]]として扱いません。→[[召喚ルール効果]]~ Q:[[《DNA改造手術》]]や[[《竜の血族》]]で[[ドラゴン族]]にした[[《ダブルコストン》]]を2体分の[[生け贄]]として使用できますか?~ A:はい、2体分の[[生け贄]]として使用できます。 Q:[[《クロス・ソウル》]]を使って[[相手]][[フィールド]]上の[[ドラゴン族]]を[[リリース]]することはできますか?~ //A:[[自分]][[フィールド]]上限定ですので、[[相手]][[フィールド]]上にいる[[モンスター]]を[[召喚]]の[[生け贄]]に使うことは不可能です。 A:[[相手]][[モンスター]]が[[ドラゴン族]]であっても、この[[モンスター]]の[[アドバンス召喚]]の[[リリース]]に使う事はできません。(13/07/01) Q:最後の[[マッチキル]]の[[効果]]は、[[《スキルドレイン》]][[適用]]下では[[無効]]になるとの裁定が出ておりますが、今年4月発売の[[パーフェクトルールブック>書籍付属カード#RB01]]では、[[デュエル]]の勝敗に直接影響を与える[[モンスター効果]]は[[効果外テキスト]]として扱われる為、[[無効]]にならないと明記されておりました。~ なので、[[《スキルドレイン》]][[適用]]下では[[無効]]にならないと思われるのですが、いかがなのでしょうか?~ A:《ヴィクトリー・ドラゴン》の『この[[カード]]の[[直接攻撃]]によって[[相手]][[ライフ]]を0にした場合、この[[カード]]の[[コントローラー]]は[[マッチ]]に勝利する。』とは、[[モンスター効果]]ではなく、[[デュエル]]に勝利する為の条件であり、[[モンスター効果]]としては扱いません。~ したがって、[[《スキルドレイン》]]が[[適用]]中の場合でも、《ヴィクトリー・ドラゴン》の[[直接攻撃]]によって[[マッチ]]に勝利します。(14/06/20)~ //質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。 //記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。 //未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。 //ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。